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ブックマーク / bn2islander.hatenablog.com (62)

  • 津田さんのブログに思うこと - memorandum

    色々と思うことがあるので、とりとめもなく書いてみる。 つまりこれは、現実的には文化庁の思惑や権利者の主張とこの審議会の審議の動き方を見るに、「補償金なくしてDRMバリバリの世界にいくか、補償金払う代わりに今までの私的複製の自由な範囲はいじらない」という二択しか(この審議会においては)現実解として存在しえないだろう」と俺が判断して、そんな状況に対してある種皮肉混じりで発言した部分もあるわけです。 音楽配信メモ 「ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足 二者択一の問題ではないと思う。権利者側はDRMを自由にかけられる立場にあるわけで、審議会の結論を待つことなく、好き勝手にDRMをかけてしまえばいい。はっきり言えば、権利者がDRMをかけるのに補償金なんて持ち出す必要はない。 それでは、なぜ権利者が補償金を持ち出すか。

    津田さんのブログに思うこと - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2007/09/08
    もう5回ほど津田さんの同じ記事を読み返すことを推奨。あなたが疑問に思ってることの答えが隠れてるよ。ユーザーメリットをどこに求めるかというね。
  • 岡本薫氏は食えないお方だと思う - memorandum

    ベルヌ条約 (池田信夫) 2007-07-25 21:09:38 田村善之『著作権法概説』(p.30)によれば、ベルヌ条約は他国の著作物に方式主義を課すことを禁じているだけで、自国の著作物に方式主義を採用することは同盟国の裁量にゆだねられています。 したがって登録制度は「ベルヌ条約を脱退」しなくても可能です。こういう嘘(あるいは無知)を公の場で吹聴する岡氏のような人物が日の著作権行政を牛耳っているのは、かなり危険な状況ですね。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/8aeeb1fc65a7a1fd92efae3ade3f3224 【論点】「著作権の保護期間延長」を問う 国民一人一人が意見を 媒体:毎日新聞2006年9月23日朝刊 著者:岡薫(政策研究大学院大学教授(著作権)) (略) また、日の著作権法は内外無差別という方針を頑なに守ってきたが、国内

    岡本薫氏は食えないお方だと思う - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2007/07/28
    岡本氏は、過去の著書や発言では「ベルヌ条約を脱退しないと」云々の趣旨を述べていたこともあった筈。たぶん池田氏の誤読というよりは認識が過去のもののままだったというだけでは?
  • パンドラの箱を開けてしまった三田氏 - memorandum

    三田氏は、宮沢賢治の例をあげて、彼が生前には1円の印税ももらえなかったが、その遺族は、松零士氏の「銀河鉄道999」などのおかげで大きな収入があるという。しかし、これは賢治のインセンティブにならない不労所得である。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/8aeeb1fc65a7a1fd92efae3ade3f3224 著作権延長論の是非は問わないが、宮沢賢治および、宮沢賢治の遺族を例に出すのは、著作権延長論者として大きな戦略ミスではないか。と言うのは、コメントでも言及されているが、宮沢賢治の著作権はとうに切れているからだ。しかし、宮沢賢治の遺族は、宮沢賢治のイメージを守るための努力を怠らない。 「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」など独特の世界をつづった宮澤賢治が、昭和8年に亡くなって今年で74年になる。著作権の保護期間はすでに切れているが、遺族らは「賢治

    パンドラの箱を開けてしまった三田氏 - memorandum
  • 何にお金を払っているのか - memorandum

    新古書店の問題は、著作権法でどうにかするべきではない、と言うことを最初に言っておく。 http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2007/05/post_1142.php 森博嗣氏のよくあるタイプの新古書店批判。というか著作権があるからなんだというのか。 或いは むしろ燃やせ。 - 万来堂日記3rd(仮) ざっと眺めてみたが、見事なまでに話がかみ合っていないように思われる。森氏が問題にしているのは著作権であり、旅烏氏が問題にされているのは著作権法であろう。そして、森氏は著作権法をどうこうしようとは思っていないだろう。 森氏の考え方はhttp://d.hatena.ne.jp/soel/20070514で簡潔にまとめられている。私が考えるに、森氏は著作権料を「情報の対価」と考えているのだろう。 新刊を買うのと、古を買うのと何が違うのかを考え

    何にお金を払っているのか - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2007/05/16
    「森氏が問題にしているのは著作権であり、旅烏氏が問題にされているのは著作権法」に俺としては異論があるが、結論は妥当か。尤も、所有する価値のある情報に金を払うという消費者の意向は見過ごされてる気が。
  • JASRACと北海道新聞のウェブ上の著作権利用に対するスタンスの違い - memorandum

    http://blog.hokkaido-np.co.jp/yone-b/archives/2007/04/post_16.htmlを読んで、興味を持ったので北海道新聞にお伺いのメールを出してみた。「メディアの節穴の文章をこのブログで使いたいんですけど、宜しいでしょうか」という趣旨の文章を、北海道新聞の著作物許諾申請メールフォームを経由して送付した。正確には以下のような感じ。 ======= 利用する著作物 ======= 道新のブログ、メディアの節穴の「これ、「引用」じゃないんですか…あれ?」(http://blog.hokkaido-np.co.jp/yone-b/archives/2007/04/post_16.html#more)内の、米林記者とJASRACとの会話部分 ==== 利用目的 ==== JASRACと著作権について私個人のブログに掲載したいと思いますが、その時の説明に

    JASRACと北海道新聞のウェブ上の著作権利用に対するスタンスの違い - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2007/05/06
    なかなか面白い意趣返し。(別ルートも考えられるような気はするんだけどね‥‥まぁ許諾を得るのが目的ではないだろうからそこまでは不要か。)
  • 日本人は「ゆがんだ著作権意識」で洗脳されてなどいない - memorandum

    人は「ゆがんだ著作権意識」で洗脳されている | 音極道茶室(旧アーカイブ来あるべき著作権の議論から見れば、明らかにバランスを欠いている。このアンバランスさに全く違和感を感じない日人は、知らず知らずの内に「ゆがんだ著作権意識」に洗脳されているのではないか。 答えは違うところにあると思う。と言うか、誰も著作権の議論などしていないのに、著作権の話に持ち込もうとしているところに無理を感じる。この問題で「森氏を批判して、川内氏を擁護している方々」は、川内氏に著作者人格権が与えられているからではなく、森氏の対応に納得のいかないものを感じているからではないだろうか。森氏と川内氏を比較して、森氏より川内氏の方に筋が通っていないと思っている人が多いと言う事なのだろうと思う。 森・川内騒動で思ったことは、日人は「クリエイターにリスペクトを抱いている」「筋を通すことを重んじる」と言う、2つの意識が

    日本人は「ゆがんだ著作権意識」で洗脳されてなどいない - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2007/03/08
    音楽著作物の演奏(歌唱)で不可避の「改変」を過度に拒否するのは「ゆがんだ著作権意識」と呼べるのでは?(追記)鶏が先か卵が先かって話になるけど、意識と制度が影響し合ってると思いますよ。→id:bn2islanderさん。
  • JASRACと独占禁止法 - memorandum

    成田ケーブルテレビについて調べていたら、偶然見つかった。 7 被控訴人らの抗弁(5)(独占禁止法違反)について 被控訴人らは,件使用料規程は,CS放送の同時再送信の使用料算定方式については文化庁長官の認可を受けておらず,極めて不合理な内容になっており,独占禁止法19条の規定を受けて定められた一般指定14条3号,4号に違反するものであり,無効と解すべきであると主張する。 しかしながら,件使用料規程が文化庁長官の認可を受けたものであることは上記6のとおりであり,また,これが独占禁止法19条に違反する不公正な取引であるとは認めることはできない。 平成17(ネ)10012 平成17年08月30日 知的財産高等裁判所 なんだかトートロジーのように思えなくもないが、文化庁長官の認可を受けた以上、独占禁止法上における不公正な取引とは認められないという判決なんでしょうね。知財高裁で、JASRACの使用

    JASRACと独占禁止法 - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2007/02/18
    そう単純に一般化して考えられないようにも思えるがなぁ。
  • JASRACに手出し出来ない文化庁 - memorandum

    間が空いてしまった。 前回、なぜあれほど主務官庁にこだわっていたかというと、JASRACを指導監督するのはどこなのかと言う疑問があったからだ。JASRACには二つの足かせがはめられており、一つは特殊法人としての足かせであり、もう一つは著作権等管理事業法である。このうち、特殊法人としての足かせは、現状では機能していないように思う。JASRACの主務官庁は文部科学省であるが、著作権を取り扱っているのは文化庁である。文化庁の思惑を無視して文科省がJASRACを指導監督するはずもないし、文化庁がJASRACを指導しろと文科省に指図する姿も考えにくい。縦割り行政の中、特殊法人としての足かせはほぼ無力だと考えていいだろう。 さて、肝心の著作権等管理事業法だが、これが驚くほどザル法であるのだ。ザル法と言っても、悪い意味ではなく、法律の趣旨に基づいて規制を甘くしているので、これはこれでまともな法律だとは思

    JASRACに手出し出来ない文化庁 - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/12/22
    利用者代表の意見を聴取する義務は仲介業務法でどうだっただろうか?(まぁ管業法のこの規定もザルと言えばザル。)管理著作物の公表を求める声に対して「規制緩和が趣旨だから」と冷たくあしらったこともあったな。
  • ますます深まっていくJASRACの謎 - memorandum

    さて、前回はJASRACの監督官庁はどこなのか不明だという話をした。今回はその続き。 あの後も、色々と調べてみたのだが、JASRACは調べれば調べるほど奇妙なところがある。JASRACの定款を見る限りは、監督官庁は不明であるが、著作権等管理事業法の適用を受けていることから考えると文化庁と考えるのが自然だと思うのだが、前回の資料で触れたように「民法の規定により、公益法人の設立許可及び指導監督に関する権限は、その目的・事業に関連する事務を所掌している内閣府及び10省の中央官庁に与えられています」とあり、中央官庁でもない文化庁がJASRACに対して指導監督するというのは腑に落ちない面はある。 そんな事を思いつつネットをうろうろしていたら「個人向けの企業サポートで受けられるサービス」と言うものを見つけた。やった、これさえあればJASRACを所管している官庁が一発で分かるぞと思って検索してみた。結果

    ますます深まっていくJASRACの謎 - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/12/07
    連載と化してるね(笑)。期待してます。
  • JASRACの監督官庁はどこだろう - memorandum

    監督官庁である文化庁の役人が、管理される側のJASRACに天下りし、一般常識から見ても際立って高い給料をもらい続けているという構造は、明らかな「Conflict of interest状態(=『国民の利害』と『役人個人の利害』が衝突している状態)」であり、うまく行くはずがない。 http://blog.japan.cnet.com/nakajima/archives/003395.html この文章を読んで、ふと疑問に思ったのは「JASRACの監督官庁ってどこだろう」って事なのである。ちょっと調べてみると、社団法人は公益法人の一つであり、公益法人に置いて監督官庁(主務官庁)は絶大な権限を持っているようである。 民法の規定により、公益法人の設立許可及び指導監督に関する権限は、その目的・事業に関連する事務を所掌している内閣府及び10省の中央官庁に与えられています。 この中央官庁のことを主務官庁

    JASRACの監督官庁はどこだろう - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/12/05
    ここの設立時にまで話を遡るのなら「著作権に関する仲介業務に関する法律」もチェックするんだろうね。
  • CDサントラ問題を検証してみる - memorandum

    id:shidho氏のぶくまコメントを見て、ガラスの艦隊 オリジナルサウンドトラック: 腹巻の劇伴BLOGへとたどり着いた。腹巻氏のサイトではないか。で、問題の文章を引用してみる。 サントラを構成するにあたっては、ひとつ制約がありました。「歌を含め全32トラック、1トラック5分以内に収めること」。これは最近、BGM集アルバムのJASRACへの使用料申請のしかたが変わったことによる制約です。ユーザにとっては、聴きたい曲にすぐアクセスできる1曲1トラック仕様のほうがいいのですが、今ではそれはなかなか許されないのです。1曲1トラックにすると使用料がかさみすぎて、コスト的に制作できなくなってしまうのですね。 該当すると思われるJASRACの使用料規定を見てみると、以下のようにある。 著作物を専ら音声のみ利用する場合のCD等1 枚()あたり5 分未満の著作物1 曲の使用料は、次により算出した金

    CDサントラ問題を検証してみる - memorandum
  • 控訴する自由 - memorandum

    貴職は、絶対に控訴をやめて下さい。そして、原告らを初めとした東京都の教育労働者への不当処分を直ちに止め、撤回して下さい。なお、回答を、9月30日までに必ず、文書で行うことをも強く要求します。以上、強く要求します。 http://www.labornetjp.org/labornet/news/2006/1159180670631staff01 あなた方の仲間は東京地裁の判決において、国旗を掲げない自由、国歌を斉唱しない自由を勝ち取った。その事に対して意義はない。日国憲法において、思想信条の自由は守られているからだ。そして、地裁は日国憲法に照らして、あなた方の言い分が正当だと認めた。それは構わない。しかしだ。 あなた方に思想信条の自由があるのと同様に、東京都にも思想信条の自由は認められているし、東京都知事にも認められている。あなた方に裁判を起こす権利があるのと同様、東京都にも裁判を起こす

    控訴する自由 - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/10/07
    コメント氏の反論に一票。
  • 東京地裁判決が生み出す新しいビジネスモデル - memorandum

    http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY200608040501.htmlに絡んで。 わからないのは後半部分。「音楽配信」?このiPodの普及したご時勢に?いやもちろんiTMSだって音楽配信だが、「録音代行」みたいなサービスが考えられるのか? H-Yamaguchi.net: 2年間で変わった、のか? レンタルCDとの組み合わせが考えられるでしょうね。レンタルCDからの私的複製は合法的な訳ですし、機器の所有権が利用者にあれば、著作権は適用されない事が今回の判決で明らかになった。 メーカーと「ロケーションフリー」の音楽版みたいな端末を共同開発して、利用者に購入させる形を取る。レンタルCDショップは端末を預かり、顧客の求めに応じて専用端末に私的複製を行う。顧客はネットを通じて専用端末から音楽を受け取る。レンタルCDショップは「私的複製を管理して

    東京地裁判決が生み出す新しいビジネスモデル - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/08/18
    うまくすれば出来なくもなさそう。サービス提供側が、どこまで「手足のように」録音していくかがミソになる。
  • 放送局にとって、Youtubeは脅威なのか - memorandum

    Youtubeは放送局に取って脅威であると言う意見が、ネット界隈で叫ばれているようだが、当にそうなのだろうか。既存の番組がYoutubeの主流を占めているのなら、放送局に取っては特に脅威ではないと思うのだ。つまり、VTRデッキが映画会社にとって脅威ではなく、iTMSがレコード会社に取って脅威ではないのと同じである。 放送局は2つの部門がある。1つは、番組を作り出す「コンテンツ製作部門」であり、もう1つは、番組を流す「情報インフラ部門」である。Youtubeが行っているのは、放送局の「情報インフラ部門」の補完を行っているに過ぎない。そして、「情報インフラ部門」の補完である以上、放送局の懐は痛まないと思う。 放送局がダメージを受けるのはどんな場合なのかを考えてみると、一つは「コンテンツ製作部門」がYoutubeに取って変わられることであり、もう一つは「情報インフラ部門」がYoutubeに取っ

    放送局にとって、Youtubeは脅威なのか - memorandum
  • 動画の引用 - memorandum

    そこで質問である。テレビ番組の一部をYouTubeに上げてそれに関しての自分の意見を表明することは、ブログに新聞の記事の一部を引用して自分の意見を表明するのと同じように許されるべきなのだろうか。 Life is beautiful: YouTubeを使ったテレビ番組の「一部引用」の合法性に関する意見募集 個人的見解を言うならば、適切な引用ならば許されるべきだろうと考える*1。文章や絵、画像に関しての引用が許されている以上、動画に関しても取り扱いを同じようにするのが自然だろう。そして、youtubeはツールに過ぎず、ツールとして何を使用しようと問題はないと思う。現行法上でも問題はなく、著作権法改正の必要はないと考えるが、弁護士の方々の意見を聞いてみたいところである。 問題点としては、「適切な引用」の範囲を決めるのが難しい事だが、このあたりはテレビ局と議論を行うのが望ましいことであると考える。

    動画の引用 - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/07/23
    どういった手法が「適切な」引用かはこれからの試行錯誤で判ることなのだろう。
  • Youtubeは著作権を変えたがっているのか - memorandum

    近頃、ブログでYoutubeは黒か白かと言う問題が騒がれているけど、誤解している点があるんじゃないかなあ。Youtubeと著作権を絡めて語っている人の多くは、「Youtubeが著作権を変えたがっている」と思っているように見えるけど、これは違うと思う。確かに、結果的には変わっているのかもしれないけど、Youtube自身は、著作権を変える意図をもっていないんじゃないかな。 そんな中、YouTubeはNBCとの提携を始めとする「正規のビジネス」の実績をコツコツと作り上げています。そうしてそれなりの社会的支持を集めたサービスに合法と違法が半々で同居してしまったとき、今度は社会のほうが「その状況を矛盾なく飲み込めるルール」を求めることになるのです。 YouTubeと著作権 - ルール改変を迫るための社会的影響力 | デジモノに埋もれる日々 と言う意見の方もおられるようだが、個人的には疑問を感じる。つ

    Youtubeは著作権を変えたがっているのか - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/07/19
    まぁ、見てるだけって人は粛々と見ててもよろしんじゃないですか(笑)。自ら動いて著作権法を変えるべきってのは同感だけど。
  • 逆説的に考えてみる - memorandum

    最近、youtubeに関して考え始めている。そこで、見つけたのが以下の文章。 確かに、権利者は違法コピーから対価を「取り損なって」いるだろう。しかし、それは必ずしも「損失」を意味しない。「削除」してしまえば、それこそ永遠に「取り損なって」しまう。1つ1つのコピー行為に潜む「ニーズ」を意識した時、即「削除」は、権利者にとって果たして「賢い対応」だろうか? YouTubeを白く塗れ!常識が変われば景色も変わる | 音極道茶室(旧アーカイブ) 面白い問いかけなので、熟考してみた。結論としては、権利者のメリットが弱いという印象を受ける。 著作権は権利であり、著作権を行使しないことは権利者にとっては制約となる。権利者に「権利の行使を止めて欲しい」と言うからには、何かしら対価が必要になるのではないか。確かに、youtubeを利用することで、テレビ局はユーザーのニーズを知ることができるだろう。しかし、ユ

    逆説的に考えてみる - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/07/17
    権利者の利益を第一に考えるのなら、需要に応じて正規配信を行なうか、使用料を取ってアップロードさせるかしか無いと思う。もっとも全ての需要をそれでカバーできず、無断アップロードは消えないと思うが。
  • youtube合法化計画 - memorandum

    今回はお遊び 最近話題になっている、youtubeについて考えてみた。youtubeは良さもある反面、暗黒面も背負っている。権利者に無断で動画をアップロードすることが、簡単にできるのだ。これは、権利者の著作権を抵触している事が容易であることを示している。従って、「youtubeは著作権侵害の温床」というレッテルを貼られていてもおかしくない。今回のエントリーでは、youtubeが訴えられないような方法を考えてみる。 1.テレビ局と提携する 一見、無理があるような意見だが、私の中ではこれが一番簡単な手段であると思う。つまり、「著作権侵害の温床」というレッテルを逆手に取るのだ。具体的に説明すると、youtube側が「著作権侵害を行っているユーザーのアカウントとIPアドレス」をテレビ局に無制限で提供するような契約を結ぶのだ。ユーザーのIPアドレスがあれば、テレビ局としては法的手段に訴えることが可能

    youtube合法化計画 - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/07/15
    アナログ停波を早めるってのは盲点だったな。コピーワンスのデジタル放送だったら(建前上は)アップ不可能な筈だもんな。あと、YouTubeの免責を(ここでの提案と引き替えに)明らかにしておくべきと思う。
  • 権利の二階建てに関して思う - memorandum

    最近、著作権とは別の権利を作る動きが活発になっているようだ。日経新聞に掲載されている境氏の論文に関しては未読なので、私が読んだ中で一番まとまっている、バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳氏の解説を引用させて頂くことにする。 さて、それでは二階建て制度というのはいったい何をしようとしているのか、何に役に立つのかということですけど、これは簡単に言えば、著作権法とは全く別の制度を作って、商用目的のコンテンツについてはそちらで守るようにしてはどうか、というものです。 登録制にする代わりに、著作権法よりも強力な保護を与えるというものになりますね。むやみに著作権の範囲を拡大することなく、商用のコンテンツの保護をできるようにするということになります。 知的財産推進計画2006によせて(1) | OSDN Magazine まだよく理解してないので、ある程度直感を交えて話をしてみる。 個人的には否定的した

    権利の二階建てに関して思う - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/07/13
    「二階建て」のミソというのは集中管理よりも大きな範囲の権利制限を実質的にもたらすことにあるのでは?
  • テレビ2.0について、模索してみる。 - memorandum

    きちんとまとまるかどうか不安だが、やってみよう。 私はRD-X5を持っている。ちょっとトウが立っているが、DVRの名器だと思う。予約もWeb経由でやっている。しかしそれでもYouTubeの利便性にはかなわない。DVRはどんな番組が面白いかまでは教えてくれないからだ。 404 Blog Not Found:YouTubeがテレビになるのには10年もかからない と小飼弾氏は仰るが、東芝のDVDレコーダーには「おすすめサービス」という機能が搭載されているものもあるようだ。これはまさに「どんな番組が面白いか」を教えてくれるサービスだと思う。 おすすめサービス 「おすすめサービス※」で録画の楽しさがもっともっと広がる! 「おすすめサービス」では全国の WEPG 対応モデルユーザーがiNETの番組表で録画予約している番組を集計し、ランキングを表示したり(予約ランキング)、過去の録画履歴などを元に番組を

    テレビ2.0について、模索してみる。 - memorandum
    himagine_no9
    himagine_no9 2006/07/12
    ここで示されている「夢」は確かに魅力的だ。ただ、これが可能だったらYouTube完全合法化も同時に可能となる気がする。VODよりも早く実現できるだろうか?(ああ、お先まっくら‥‥?)