文化庁の文化審議会国語分科会は2日、言葉によるコミュニケーションで互いに理解を深めるための方法を示した報告書をまとめた。 メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で打ち込む「打ち言葉」を新たなコミュニケーションの形として位置づけ、世代間で使用や認知度の差が大きいことを意識してやりとりすべきだと指摘した。 報告書では、若い世代を中心に身近になった「打ち言葉」について、やりとりが比較的短時間で話し言葉に近いものが多い点を挙げ、「話し言葉の要素を多く含む新しい書き言葉」とした。 打ち言葉では、顔の表情などをデザインした絵文字や「おk」(OK)といった独特の表記も登場しており、「特有の表記は誰に対しても通じるものではないこと」を意識するよう促した。
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