台湾国際貿易局および台湾貿易センターは今月以降、台湾産フルーツ「冷凍釈迦頭(しゃかとう)」の日本へ向けた輸出強化を進める。9月24日、都内で台湾冷凍釈迦頭記者会見を開催し、台湾貿易センター東京事務所の陳英顕所長らが台湾釈迦頭の特徴や、今後の展開などについて説明した。 釈迦頭(しゃかとう)は、日本ではあまり馴染みがないが、台湾では非常に人気のあるフルーツの1つだという。台湾釈迦頭には2種類あり、現在台湾国内で主に流通しているのは「大目釈迦」(釈迦頭、バンレイシ)という種類。口当たりが非常になめらかで、甘さが際立つ特徴を持つ。 もう1つの「パイナップル釈迦(アテモヤ)」という種類は、弾力ある食感で甘さの中にも酸っぱさがあり、パイナップルの香りが特徴だ。通年海外に輸出されているフルーツの中でも不動の人気を誇るという。 生鮮の釈迦頭は長期の保存と運搬にあまり適さないため、台湾の台東県では5年をかけ
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