すでにご存知のように、Sambaのデフォルト設定(security = USER)では、Samba独自にユーザの管理を行なっていく必要があります。個人でSambaを利用している場合はそれでもよいでしょう。しかし、企業のネットワークでは、すでにWindowsドメイン(注01)が構築されていることがほとんどだと思います。ドメインがあるにも関わらず、独自にユーザの管理などを行なっていくのは、利用者、管理者いずれの側からみても煩わしいことだと思いますので、本格的にサーバとして利用していこうとするのであれば、何らかの形でWindowsドメインとの認証の統合を行っていくことが必須だといえましょう。 ここでは、Sambaの認証をWindowsに統合する方法について説明していきます。 注01: 本文では便宜上以下のように用語を使い分けていますので、注意してください。 NTドメイン:Windows NT 4
ここでの1台目、2台目、・・・という順番は、IDEの場合はプライマリマスタ、プライマリスレーブ、セカンダリマスタ、セカンダリスレーブ、・・・という順番になります。SCSIの場合は、SCSI IDと呼ばれる番号の若い順番になります。 このデバイス名によって各ディスクは物理的に区別され、さらにそれぞれのディスクごとに区画即ちパーティションを設定することができます。 4.4.4.2.パーティッションについて パーティションとは、ディスク内の分割された区画のことをいいます。Linuxではこの区画として「基本領域(primary partition)」と「拡張領域(extended partition)」があります。 基本領域は、その名の通り基本的な方式でパーティションを作成します。基本領域は、1つのディスクに対して最大4つまで設定することができます。特に4つよりも多くのパーティションを必要とし
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