マーケティングの世界では、様々なマーケティング理論が存在しています。 これらを実際にビジネスに適用するにあたり、我々はどのように考えればよいのでしょうか? このことを考える上で、ヘンリー・ミンツバーグが、NBonlineの記事「MBA型リーダーは企業を破綻させる米国をまねる日本企業の落とし穴」で語っている内容は、参考になります。 ---(以下、引用)-- 日本の経営者には、(中略)、米国の経営スタイルなど絶対にまねるなと言いたい。むしろ、「お互いが協力する」という戦前から根づいている日本の企業ならではの強さをこのグローバル時代でも追求し続けることが、長期的に企業としての競争力、高い生産性につながると強調したい。 「最初から完璧な戦略はない。思考と行動を繰り返し、経験を通じ進化させるものだ」 ---(以上、引用)-- 新原浩朗著 「日本の優秀企業研究」 では、日本の優秀企業の条件として、 「
日本電気(NEC)は21日、2007年3月期(2006年度:2006年4月〜2007年3月)の連結決算を発表した。売上は4兆6,526億円(前年比5.6%減)、営業利益は700億円(同3.5%減)、経常利益は163億円(同9.3%増)、純利益は91億円(191億9,000万円増)となった。 半導体部門の売上が前年比7.2%増の6,923億円となったが、携帯電話とPCを扱うモバイル/パーソナルソリューション事業は22.8%減の9,650億円となるなど、売上と営業利益ともに前年を下回った。 また2007年度の業績予想も発表された。売上は4兆7,000億円(同1%増)、営業利益は1,300億円(600億円増)、経常利益800億円(637億円増)、純利益は300億円(209億円増)としている。売上は微増だが、利益は大幅に伸ばす形だ。 ネットワーク関連では、引き続きNGN事業を拡大していく。2006
■SaaSとASP ユーザが情報システムを導入する際には、自社で全て開発する、パッケージをベースに開発する、もしくは、自社での開発はせず社外の商用アプリケー ションをネットワーク経由で利用するといった形態がある。3つ目の形態は、 今日では、SaaS(Software as a Service)と呼ばれ、ブロードバンド化に よる通信コストの低下など、ネットワーク環境が改善されたことにより、普 及が拡大している。 SaaSモデルでは、ユーザは、標準的な仕様にユーザ独自のカスタマイズを施 したアプリケーションをネットワーク経由で一定期間利用し料金を支払う。 当然、ユーザは、コンピュータ・システムを所有せず、従ってシステム運用 管理をする必要もない。結果、目的とする欲しい情報システムは、短期間、 低コストで導入できる。稼動しているサービスを確認して導入できるため、 導入後、「こんなはずではなかった
SaaSのようなオンデマンド型サービスが普及する上での障害の1つが,日本企業の所有へのこだわりである。しかし,昨今ではアウトソーシングやシェアードサービスも拡大しており,従来の所有意識には若干の変化が見られる。しかし,そのスピードは緩やかだ。モノを所有したいという欲求の希薄な若い世代の感覚には期待できるが,厳しいグローバル競争を戦う日本企業にとって時間的な余裕はそれほど残されていない。 ネットワークを介してソフトウエアをサービスとして利用するSaaSは,いま日本企業に浸透しつつある。ただ,欧米に比べるとそのスピードは遅い。そこには,日本企業の文化にかかわる課題も横たわっていると前回指摘した。(1)所有へのこだわり,(2)カスタムメイド志向,(3)進まない業務プロセス分解の3つの課題である。その中から,今回は“所有へのこだわり”を軸に日本企業の情報システムのあり方を考えてみたい。 ハードウエ
SaaS(Software as a Service)の登場がITサービス産業のビジネス構造に大きな影響を及ぼしている。野村総合研究所 技術調査部 主任研究員 城田真琴氏のレポート「胎動するSaaS ~その本質と既存ITサービス産業への影響とは~」を元に、SaaSの現状とSaaS後のITサービス産業の状況を予測する。 一般的にSaaSはCRMやERPなどの業務アプリケーションを指すことが多い。それは、Salesforce.comとネットスイートといったSaaSベンダと呼ばれる企業の扱う製品が、業務アプリケーションの領域に属しているからだ。しかし、オフィスアプリケーション(ワープロ、表計算)がオンライン上でサービス化されるに及び、SaaSとは、従来ASPと言われていたサービスと同等のものだという認識が広がり始めた。 では、ASPとSaaSは何が違うのか? 城田氏によると「基本コンセプトは同じ
ITベンダーのシステム構築費用の見積もり能力は、数年前と比べてもさほど向上していないと思う。最近、あるシステム構築プロジェクトの途中で、「開発費用の見直しが発生する」と大手ITベンダーの担当者に告げられたことがあった。こちらが要求を大幅に変更したのならまだしも、決してそうではない。 そのベンダーはプロジェクトマネジメントに熱心で、案件の採算を徹底管理している。おそらく当社のプロジェクトのリスクや収益性を途中で精査したところ、「料金を上げないと赤字になる」と焦ったのだろう。結局、互いに妥協点を見付けて仕事を引き続き任せてはいるが、そのITベンダーに対してあまり良い印象を持てなくなった。 プロジェクトマネジメント(PM)の強化で、ITベンダーにとっての赤字プロジェクトが減っているかもしれない。だが顧客満足度はどうなっているのだろうか。プロジェクトで失敗しないように手を打つことは大切だが、その結
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く