ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪市北区)は1日、高価格帯客室「クラブフロア」の専用ラウンジを新装オープンした。5月23日に迎える開業20周年に合わせ、全291の客室も約12億円を投じて順次、改装している。大阪市内でホテルの進出が相次ぐなか、競争力を高める狙いだ。 専用ラウンジは床面積を約1・2倍の267平方メートルに広げ、伝統とモダンを兼ね備えた内装に一新。オレンジや緑色のインテリアで英国の庭園を表現した。 客席スペースに混在していた料理コーナーは独立した場所に移し、うどんや押し寿司などのメニューも加え大阪色を強化した。また、新たに同ラウンジの限定カクテルなどを楽しめるバーを設けた。 クリストファー・クラーク総支配人は「1日では食べきれないほど種類が豊富。ぜひ連泊して楽しんで」とアピールしている。