9月17日 全国銀行協会の三毛兼承会長(三菱UFJ銀行頭取)は定例会見で、電子決済サービスを通じ銀行の預金口座が不正に引き出された問題について、銀行と資金移動業者双方がセキュリティに高い意識を持つ必要があるとの認識を示した。写真はロイターのインタビューに答える三毛氏。2019年3月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato) [東京 17日 ロイター] - 全国銀行協会の三毛兼承会長(三菱UFJ銀行頭取)は17日の定例会見で、電子決済サービスを通じ銀行の預金口座が不正に引き出された問題について、銀行と資金移動業者双方がセキュリティに高い意識を持つ必要があるとの認識を示した。 三毛会長は、「本人確認プロセス、認証水準のみならず、異常取引検知のモニタリングの仕組み、被害発生時の補償を含め、全体としての枠組みがしっかりと機能していくのが重要」と語った。その上で、「安定的に持続可能なサービス