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ブックマーク / www.ryuzee.com (93)

  • デイリースクラムの進め方

    みなさんこんにちは、@ryuzeeです。 今日はデイリースクラムについて、概要や注意点を紹介します。 なお、あくまで一般論であることに注意してください。スクラムの基は「透明性・検査・適応」です。自分たちで随時やり方を検査して、もっとうまくできるように適応していかなければ効果はあがりません。 1. デイリースクラムの目的 2. デイリースクラムの参加者 3. デイリースクラムのタイムボックス 4. デイリースクラムの事前準備 5. デイリースクラムのファシリテーション・進行 6. デイリースクラムのアンチパターン 1. デイリースクラムの目的 スクラムを利用するとき「フレームワークで決められているから」というだけの理解で進めてはいけません。これは全てのイベントに当てはまります。 スクラムのイベントはすべて、検査と適応が行われるように明確に設計されています。 デイリースクラムの最大の目的は、

    デイリースクラムの進め方
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    hiroomi 2024/04/05
    ”バーンダウンのような全体感を把握するものを見るだけであればそれほどでもありませんが、プロダクトバックログアイテムや個々の作業の詳細まで見ていると”
  • 【資料公開】目標設定の基本

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2023年5月9日に開催されたNTT Com Open TechLunch #7「エンジニアリングマネージャーと目標設定」の登壇資料を公開します。 このイベントはNTTコミュニケーションズの社内ランチ勉強会を一般に公開しているものです。 ぼくは、NTTコミュニケーションズの技術顧問をしており、顧問業の一環として登壇しています。 多くの組織では、この時期に期初の目標設定を行っているのではないかと思いますが、目標設定の意味や位置づけ、それをどのように使うのか、評価や報酬との関係はどうなるのかといったことについて組織のなかで認識が揃っていることはまれです。 こうなると、人事制度のなかで目標設定をすると決められているのでめんどくさいけどやる、という感じになったり、目標設定が終わったら内容を綺麗さっぱり忘れて、期末になって「あー、そういえば……」みたいなこと

    【資料公開】目標設定の基本
    hiroomi
    hiroomi 2023/05/10
    ”これは会社にとっても、個人にとっても不幸です。”本当ホントその通り。
  • プロダクトバックログアイテムの粒度の考え方

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 今日はTwitter経由で頂いた質問に回答したいと思います。 質問は以下になります。 プロダクトバックログアイテムの粒度について教えてください。 ECサイトだとして、「購入者が販売商品を購入できる」というユースケースの場合、PBIに入れるユーザーストーリーとしては、「購入したい商品を検索し商品を確認できる」「購入したい商品を買い物カゴに入れる」「買い物カゴの商品を購入する」のような粒度で良いのでしょうか? それとももっと細かいレベルまで分割すべきでしょうか?「購入者は購入したい商品の値段を確認できる」とか「購入者は購入したい商品の名称を確認できる」みたいなレベル感でしょうか? 複数画面をまたがり使用するデータベーステーブルはいつ決めてどうストーリーポイントを決めるのでしょうか? それでは考えていきましょう。 1つのプロダクトバックログアイテムを複数

    プロダクトバックログアイテムの粒度の考え方
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    hiroomi 2023/05/01
  • 【資料公開】アジャイルについてマネージャーが知るべき97のこと

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 昨年12月に新刊『チームトポロジー』が発売になったのでぜひよろしくお願いします。 アジャイルコーチや技術顧問の仕事は多岐にわたりますが、その1つに社内での講演やセミナーがあります。 今回、技術顧問先のイベントで登壇しましたので、その際の資料を公開します。 アジャイルとは直接関係ないものも多々含まれていますが、ネタということでご了承ください。 アジャイル全般QCDSを同時にすべて固定することはできない要件の決まったものを早く・安く作る方法ではない開発だけをアジャイルにしても意味がないアジャイルで請負契約は無理だと心得ようすべてがアジャイルに適しているわけではない大規模アジャイルは小さなアジャイルの成功後アジャイル導入を支援しようアジャイル推進での組織的な課題に取り組もう無駄な社内プロセスを廃止するよう働きかけよう効率ではなく成果に着目した組織設計をし

    【資料公開】アジャイルについてマネージャーが知るべき97のこと
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    hiroomi 2022/01/28
  • 大規模アジャイルフレームワークの紹介

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 12月1日に新刊『チームトポロジー』が発売になったのでぜひよろしくお願いします。 スクラムの認定コースでも基礎的なコースでも、よく聞かれるのが大規模の場合の対応についてです。 そこで、今日は大規模の場合の選択肢になりそうな大規模アジャイルフレームワークを紹介します。 紹介しますが、最初に大事なことをお伝えしてから紹介します。 そんなにたくさん作っても使わない2019年にプロダクトマネジメント関連のSaaS企業であるPendoが行った調査によると、ソフトウェアプロダクトにおいて平均的な機能の利用状況は次のようになったそうです。 まったく使わない: 24%ほとんど使わない: 56%よく使う: 8%いつも使う: 12%つまり80%の機能はほとんど、もしくは、まったく使われないということになります。 たくさんの人を集めて、たくさんの機能を作るのは、ムダであ

    大規模アジャイルフレームワークの紹介
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    hiroomi 2021/12/23
  • スクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい38個の質問に答えてみた

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 以前書いたスクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい38個の質問という記事に対して、自分も答えてみましたので、以下で紹介します。 なお、既に38個答えた勇者がいるのでこちらも併せて読んでみるとよいと思います。 「スクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい38個の質問」に答えた@katzchang/回答-スクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい38個の質問それでは、行ってみましょう。 スクラムマスターの役割についてアジャイルマニフェストでは「プロセスやツールよりも個人と対話を」といっている。プロセスを守らせるスクラムマスターは、それとは反対のことをしているのではないか?スクラムマスターの関与の度合いはチームの力量や規律の有無、外部との関係性などによって変わります。 チームが自分で解決できない大きな問題をかかえていたり、チームとして機能していなかった

    スクラムマスターを雇う時に聞いてみるとよい38個の質問に答えてみた
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    hiroomi 2021/11/26
    “ベロシティが安定しない理由は、選択したプロダクトバックログアイテムが完成したり完成しなかったりすることに起因します。 ”
  • スプリントバックログのタスクはどのように分解するとよいか?

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムチームのなかで分業と平行作業が多くなっているのを見かけることがあります。 この理由の1つは、スプリントバックログの一環として作られたタスクの分解の仕方にあります。今日はこれについて見ていきたいと思います。 スプリントバックログとは?まずは復習です。 ご存じのとおり、スプリントプランニングでは、そのスプリントで達成したいスプリントゴールを検討し、スプリントゴールの達成に必要なプロダクトバックログアイテムを選択し、インクリメントを届けるための実行計画を作成します。これら3つを合わせたものをスプリントバックログと呼びます。 スプリントバックログは、開発者による開発者のためのもので、必要に応じてリアルタイムで更新していきます。 毎日のデイリースクラムで進捗を検査できる程度の粒度である必要があります。 スプリントプランニングではタスクの分解が必要なの

    スプリントバックログのタスクはどのように分解するとよいか?
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    hiroomi 2021/11/16
    “この例だと、プロダクトバックログアイテムが完成しそうだと確証を持てるタイミングは「結合する」のタスクが終わったあたりになります。”この記述の下の内容を読むとフロー、流れ重視。
  • 初期のプロダクトバックログの作り方

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 別のところで依頼を受けて作った文書なのですが、皆様の参考にもなるかと思いますので共有しておきます。 まずはプロダクトゴールを検討するプロダクトバックログは、プロダクトゴールの実現のために存在します。 つまりプロダクトバックログを作るには、プロダクトとして実現したいゴール、顧客に提供したい価値などをあらかじめ検討する必要があります。 リーンキャンバス、エレベーターピッチ、ユーザーインタビュー、エスノグラフィーなどのテクニックを活用しながら、プロダクトとして解決したい課題、実現したい価値やゴールを評価しますプロダクトを実際に開発するのはお金も時間もかかるので、来この時点で仮説検証を繰り返し、ダメなアイデアを早めに捨てる必要がありますある程度いけそうなアイデアが出てきたら先に進みますスプリント開始の条件スクラムでスプリントを開始できるのは、プロダクトバ

    初期のプロダクトバックログの作り方
    hiroomi
    hiroomi 2021/11/13
    “初期のプロダクトバックログ”初期のと書いてるところを見ると、導入後順調に進んだところの話もあるのかな。パスがのびのびになって見通しが立たない場合はいかほどに。
  • プロダクトオーナーが最低限守るべき10のこと

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 とある同人誌に寄稿した原稿を知り合いに共有していたのですが、ブログでオープンにしてほしいという依頼を受けたので公開します(同人誌の発行者には許可を取っています)。 怪文書みたいなものですが、感想お待ちしております。 稿で何を書こうか考えていたところ、Twitterで「これがNASA流の仕事術、「プロジェクトマネージャーが守るべきルール100」が公開される」 という2014年の記事を見かけました。書かれている内容はとても妥当なもので、プロジェクトマネージャーだけでなく、組織のリーダーでもプロダクトマネージャーでもプロダクトオーナーでもあてはまるものでした。 ただ問題は100個という数です。チェックリストに100個の項目があっても覚えられません。プロダクトバックログに100個の項目があった場合、覚えているのは先頭の方と、気になる項目だけになるでしょう

    プロダクトオーナーが最低限守るべき10のこと
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    hiroomi 2020/09/26
  • 【資料公開】マネジメント向けアジャイル開発概要

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2020年1月20日にとある企業の経営レベルの方向けにアジャイル開発の概要について説明した際の資料を公開します。 自社で経営者の方やマネージャーの方にアジャイル開発がなぜ必要なのかを説明する際の参考になれば幸いです。 (スライドはこちらからもご覧いただけます:https://slide.meguro.ryuzee.com/slides/101) 資料は、なぜ今アジャイルが必要なのかという点をまず理解していただけるようにコンテキストのすり合わせに主眼を置いています。 経営者やマネージャーの方にとってはスクラムの具体的なやり方といった手法部分はあまり関係なく、それによって組織がどういう影響を受けるのか、組織としてどんな取り組みをすべきなのかが分かることが重要なためです。 単一チームや小さなプロダクトでアジャイル開発をするのと、組織的にそれをスケールし

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    hiroomi 2020/01/21
  • アジャイルコーチはなぜ1週間スプリントを勧めるのか

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 職業柄スクラムを始めたばかりのチームを支援することがよくあります。 そのような状況で、ロールの明確化や初期のプロダクトバックログの準備とあわせて話題にのぼることが多いのが、スプリントの期間をどうするかです。 そして、多くの場合、1週間スプリントを提案しています。 今回はなぜ1週間スプリントが良いのか見ていきましょう。 1週間スプリントがよい理由1週間スプリントがよい理由を列挙すると以下のようなものがあります。 レトロスペクティブ(ふりかえり)が頻繁にあるので改善が進む計画の精度が高くなる例え失敗しても一週間で済むので実験しやすいベロシティの数字がすぐ出るのでやる気になる中だるみする余裕がない・リズムがよい一週間で収まるサイズのプロダクトバックログアイテムにするので明確な完成を定義しやすい。従ってプロダクトオーナーの受け入れを取りやすいスパイクが必要

    アジャイルコーチはなぜ1週間スプリントを勧めるのか
  • これからプロダクトオーナーになる人へ

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 これからスクラムで初めてプロダクトオーナーをやる方に向けてのポエムです。 何はともあれ時間を確保しようプロダクトオーナーは非常に忙しい役割です。片手間でできる仕事ではありません。 例えば、プロダクトオーナーが開発チームのために週1日しか開発チームと一緒の時間をすごせず、後はメールやSlackなどのオンラインツールで非同期かつ遅延のあるコミュニケーションを取る場合を考えてみましょう。そこで起こるのは、開発のリードタイムの増加と手戻りの増加です。細かい確認をすべてオンラインでやることはできないので、開発チームは想像で物事を進めてしまい、後で認識の違いが分かり使った時間を無駄にするか、次回対面で話せるまで結論を先送りにするかのいずれかになります。 プロダクトオーナーは、プロダクトにつき1人です。サポート役をつけることはできますが、最終意思決定者が1人とい

    これからプロダクトオーナーになる人へ
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    hiroomi 2019/06/01
  • 【資料公開】スクラムチームは改善する問題を正しく選んでいますか?

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2019/2/22-23に行われたSCRUM FEST Osakaの登壇資料を公開します。 プロダクトを作るのは、一般的には、儲けるためであることがほとんどです。 つまり、「うまく作る・たくさん作る」ことよりも「成果を出す」ことにフォーカスするのが良いと考えています。 成果を形にするには、開発力が必要で、開発力をあげようと思ったら、継続的な投資と学習が必要になります。 社会学的な話も重要ですが、現状では言い訳としても使われていることも多いため、いまいちど当の問題が何なのかを考えてみることをお勧めします。 それでは。 アジャイルコーチングやトレーニングを提供しています株式会社アトラクタでは、アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。 詳細はこちら ユ

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    hiroomi 2019/02/24
    '均等な発言機会と共感力・他社理解力があうと成功しやすかった=心理的安全性'
  • スクラムイベントに出席しない優秀で不可欠な(?)エンジニアをどう扱うか

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムマスター用のロールプレイのお題をTwitterに書いたら、多くの方から「自分ならこうする」という案を頂いたので共有します。 今回のお題は、以下のものです。 あなたならどうするシリーズw 『あるメンバーはデイリースクラムの時間に出社せず、ほかのイベントでも内職したり別のミーティングでどこかに行ってしまうことがしばしばです。一方で技術的には非常に優秀で、現在の速度で開発する上では不可欠な存在です。スクラムマスターとしてどうしますか?』 — Ryutaro YOSHIBA (@ryuzee) January 1, 2019その他のお題はこちらにあるので、チームで自由に遊んでみてください。 あらかじめ言っておきますが、どの対応が正解というのはありません。 これは、あくまでロールプレイなので、色々なオプションを考えておいて、実際にそのような状況に遭遇

    スクラムイベントに出席しない優秀で不可欠な(?)エンジニアをどう扱うか
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    hiroomi 2019/01/03
  • 5分で分かるスクラム用語集

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムは、スクラムガイドで定義されています。したがってスクラムを学習したり実践したりする際には、まずスクラムガイドを読むのが大前提となります。 とはいえ、短時間で人に説明したり、リファレンスが必要になったりすることも多いので、ぼくが使っている用語集を共有します。 基用語プロダクトオーナー開発するプロダクトにおける責任者である。そのプロダクトが実現するビジネス価値に対して責任を負う。 主な役割としてプロダクトのビジョンを明らかにして周りに伝える、プロダクトバックログのメンテナンス、プロダクトバックログアイテムの優先順位付け、リリース計画の立案、開発者が作成したインクリメントを受け入れるか受け入れないかの判断、ステークホルダーとの調整などをおこなう。作業自体は委任できるが、最終的な責任はプロダクトオーナーが負う。 実施中のスプリントをキャンセルする

    5分で分かるスクラム用語集
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    hiroomi 2018/11/27
  • スクラムで削除された5つのトピック

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムのフレームワークの中身はスクラムガイドで定義されていますが、登場以来ずっと同じ内容なわけではなく、何度か改定が行われています(2010年版、2011年版、2013年版、2016年版、2017年版)。過去の改定内容はこちらに記載されています。 過去の変遷においてよく議論になる5つの項目についてWillem-Jan Ageling氏が5 controversial topics that were removed from Scrumという記事にまとめています。 御人から快諾いただきましたので和訳にて紹介します。 スクラム再発見の時間です。 5年かそれ以上前にスクラムを適用した場合、現在のものとは異なる情報源を元にしていたはずです。 しかし、スクラムとして定義されてスクラムガイドで言及されたものの、ある時点で削除されたものが多数あります。 ま

    スクラムで削除された5つのトピック
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    hiroomi 2018/08/04
  • なぜWIPの制限が重要なのか

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 WIPの制限についてExplaining why Limiting WIP is so importantにて良い説明があったのでご紹介します。 ※図は上記サイトより引用 1. WIP(仕掛り中)の同時許容個数を減らす個人的には1開発者が同時に着手するタスク数は1〜2個であるべきと思っています。 したがって、WIPが「2 * チーム人数」より多いのは実質的に制限がなされていないことになってしまい効果が出ないかもしれません。 現実的に何個にするのかは仕事の内容やチームの人数に依存するので、運用しながら順次見直していけば良いでしょう。 ただし安易に数値を増やすことは慎むべきです。 2. タスクの切り替えが減る一節によればタスクの切り替えは20%程度のムダが発生するとも言われています。 ちなみにタスクの切り替えはトヨタ生産方式における7つのムダのうち運搬

    なぜWIPの制限が重要なのか
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    hiroomi 2018/06/12
    “WIP(仕掛り中)”
  • プロダクトバックログ項目はReadyなものだけスプリントに投入するべきという話

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトバックログはスクラムにおける生命線の1つです。 プロダクトバックログが良くないとプロダクトの価値がでなかったり、そもそもスクラムチームとして安定したデリバリーを行えません。 プロダクトバックログでよく起こる問題プロダクトバックログを管理する上でみなさんがよく知っているのは、並び替えをする、という点ですが、これだけではまったく不十分です。 単に並び替えだけをしたプロダクトバックログで、スプリントを始めてしまうと以下のようなことが起こります。 選択したプロダクトバックログアイテムの中身に対してプロダクトオーナーと開発チームの理解が違ってしまうそのためスプリントを開始した後に頻繁にプロダクトオーナーと会話をする必要が出てきてしまい、場合によっては来の要求が別のものであることが判明するもしくは色々会話をしていたら、当初の想定以上に規模が大きいこ

    プロダクトバックログ項目はReadyなものだけスプリントに投入するべきという話
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    hiroomi 2018/05/14
    “言わなくても守れるような定義はリストから外していってください”
  • プロダクトバックログとスプリントバックログの見積もり

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 以前お客様先でスクラムのトレーニングを実施した際に、プロダクトバックログアイテムとタスクの見積りについて質問をいただきました。 見積りについてはもっとも質問をいただく項目の1つでもあるので、ここでスクラムにおける見積りについて書いておくことにします。 プロダクトバックログアイテムの見積りまずはプロダクトバックログアイテムの見積りについて考えてみましょう。 なぜプロダクトバックログアイテムを見積もるのか?なぜプロダクトバックログを見積もるかといえば以下の理由です。 そのプロダクトの全体を把握する。全体のサイズが分からないと現在の進捗が把握できません。もちろん全てのプロダクトバックログアイテムを絶対に作るかといえばそうではなく、途中でプロダクトバックログアイテムが追加されたり削除されたりしますが、それでも全体の概要を把握しようとすることには意味がありま

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  • アジャイル開発やスクラムのトレーニングでよく聞かれる質問とその答え (1)

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 弊社ではアジャイル開発、スクラムのトレーニングを提供しているのですが、トレーニング中には多くの質問をいただきます。 今日はよくある質問とその答えについていくつかご紹介したいと思います。 好評そうだったら続編も書く予定です。 ■アジャイル開発において、ドキュメント作成の一般的な指針を教えてくださいどのようなドキュメントがいつ、どの粒度で必要なのかはプロダクトやプロジェクトに依存します。 プロダクトやプロジェクトにはそれぞれ固有の品質基準があり、それはアジャイルやウォーターフォールといった方法論の違いによって変わるものでもありません。 したがってプロジェクト冒頭でプロダクトオーナーやステークホルダー(品質管理部門や顧客など)と「なんのために」「どのようなドキュメントが」「どのような記述レベルで」「いつまでに必要なのか」を決定してください。 誰も使う予定

    アジャイル開発やスクラムのトレーニングでよく聞かれる質問とその答え (1)
    hiroomi
    hiroomi 2017/12/06
    ”関係者がアジャイル開発の概念を理解していない場合は、考え方を説明するセッションやトレーニングを事前に実施します。”ソフトウェアのサービス化が避けて通れないから、予算配分の前倒し(使いじゃなく)だろうな