意味の分からない資料、意味は分かるけど腑に落ちない資料、腑に落ちるけど行動に移せない資料。このような資料はすべて失敗です。「準備」「設計」「手書」「作込」「仕上」の5ステップで失敗を避けることができます。そしてストーリーの「設計」で失敗すると、理解に苦しむ資料になります。つまり資料に何かを語らせるにはストーリーが重要なのです。今回は、資料のストーリーを「設計」する際に押さえておくべき3つのポイントについて説明いたします。今までの連載はこちらからご覧ください。 左脳と右脳のはざまで 私は就職して2年目のある日、衝撃的なことを目の当たりにしました。資料の内容(主張と根拠)が全く同じなのに、資料を作る人によって聞き手の反応が全く異なるのです。一方は伝え動かす資料、他方は理解すらされない残念な資料。私はしばらく天賦の才なのだろうと勘違いしていました。ある日、誰かがパワーポイントの資料を「紙芝居」と
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