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ブックマーク / barbare.cocolog-nifty.com (1)

  • ジグムント・バウマンについて - ものろぎや・そりてえる

    ジグムント・バウマン(Zygmunt Bauman)はポーランド出身でイギリスに亡命した社会学者。1925年生まれだからすでに80歳代も半ばを過ぎているが、今でも執筆意欲は旺盛で新刊は相次ぎ、それに応じて邦訳の数もここ数年で随分と増えてきている。近年はたくみな比喩も織り交ぜながら現代社会の様相を描き出す文明評論的なエッセイが多い。リーダブルな筆致が世界的に広く読まれている理由の一つであろうが、「リキッド・モダニティ」という彼の分析視点が現代社会を考える上で勘所をおさえている点がやはり大きい。 いわゆる「近代化」には個人の自由を権利として認め、これまで人々を因習的に束縛してきた伝統社会から解き放っていく力学が働いていた。他方で、析出された個人がバラバラにならないよう一定の共通枠組み(例えば、国民国家や企業システムなど)へと括りつけるという反作用も同時に進行する。つまり、「近代」という時代は個

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