おもちゃクリエイターとして「∞(むげん)プチプチ」などのヒット作を手がけてきた高橋晋平さんと、クラシコム代表の青木による対談の後編です。 前編では自己開示をうまくできることで仕事がしやすくなる良さを始め、高橋晋平さんが「弱さ」を武器にしていくきっかけを伺っていきました。後編は、大ヒットのおもちゃを作るも体調を崩した高橋晋平さんが、自身の会社で独立するところからスタートします。 創業の理念は「健康第一」「不良と仕事はしない」 高橋 僕がバンダイにいた頃のキャリアにおいて最大のヒット商品になった「∞(むげん)プチプチ」などを送り出したものの、病気で体調を崩して倒れてしまって。復職したのは2009年で、独立したのが2014年の10月なんです。 辞めるまでの数年間も働き方を変えたつもりだったけど、それでもやっぱり頑張っちゃう日々で。社会人10年目で「この先のキャリアをどうしよう」と考え始めたところ