初めての年金は手取、手取り39万円 会社を2月末で退社した僕は、3月に特別支給の老齢厚生年金の請求手続きを行い、4月26日、晴れて厚生労働大臣からの通知書をいただいた。 「国民年金法による年金給付・厚生年金保険法による保険給付を行うことを決定したことを証します」 初めての年金支給日は6月15日。3月~5月までの3か月分で、所得税3万3111円が控除された、39万304円が振り込まれていた。以降は偶数月に2か月分の年金額が支払われることになった。 それにしても、年金制度は複雑である。とくに、60歳で年金が支給されていた時代から、支給年齢が原則65歳と繰り下げられて以降の仕組みはより複雑化している。一例を挙げれば、平成37年までは、移行措置として年金開始年齢が男女別に生まれた年により、覚えられないほど細かく定められている。 僕のケースである「昭和30年4月2日~昭和32年4月1日に生まれた男性
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