先日NewsPicks上でも話題になっていた「アート」をテーマにした連載。 その中で、個人的にとても腑に落ちるフレーズがありました。 商品の価値は、「使用価値」と「交換価値」の2つに分けて考えることができます。使用価値とは、商品そのものが使われることで生まれる価値のことです。ノートや鉛筆は文字を記録することで、野菜や肉は食べることが価値となります。 一方で交換価値は、ある商品と他の商品を交換するときに発生する価値です。現在は貨幣と交換することがほとんどなので、その交換価値が「価格」となります。(「【新】アートを知れば、国家と経済の仕組みが見えてくる」より)私は小売やファッションが専門分野なので、同じ「ファッション」でも芸術性が高いものと工業製品の差はどこにあるのか?とよく考えていたのですが、この「使用価値」と「交換価値」という分け方は、ファッションの世界でも同様なのではないかと思いました。
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