事業を伸ばす創業者は大学卒業、3年未満の業務経験で会社を立ち上げている――。最新のビッグデータ分析によってどんな創業者が企業を成長させるかが見えてきた。収益性で見た場合には結果が異なる項目もあり、興味深い内容となった。京都産業大学の沈政郁准教授と帝国データバンクによるファミリービジネスをめぐる共同研究の一環。帝国データバンクの持つ企業データのうち、創業者が経営している約18万社を対象にこのほど
事業を伸ばす創業者は大学卒業、3年未満の業務経験で会社を立ち上げている――。最新のビッグデータ分析によってどんな創業者が企業を成長させるかが見えてきた。収益性で見た場合には結果が異なる項目もあり、興味深い内容となった。京都産業大学の沈政郁准教授と帝国データバンクによるファミリービジネスをめぐる共同研究の一環。帝国データバンクの持つ企業データのうち、創業者が経営している約18万社を対象にこのほど
破棄したとされたPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題で、陸上自衛隊は、日報を保管していたことを公表しようといったん説明用の資料を準備しましたが、統合幕僚監部の意向を受けてまもなく破棄していたことが防衛省幹部への取材でわかりました。防衛省は特別防衛監察で担当者らの聞き取りを始めるなど調査を進めています。 防衛省幹部によりますと、陸上自衛隊で日報が見つかったのはことし1月中旬で、これを受けて陸上自衛隊の複数の部署が事実を公表しようと説明用の資料を準備したということです。 しかし、陸海空の各自衛隊を運用する統合幕僚監部の背広組と言われる防衛官僚から公表しない方針が伝えられ、陸上自衛隊の複数の部署がこうした意向を受けて関連資料を破棄していたことがわかりました。 この際、陸上自衛隊内では資料が確実に破棄されたことを確認する作業も行われたということで、幹部の1人は、NHKの取材に対し、この作
四国遍路の札所寺院などでつくる「四国八十八ケ所霊場会」(香川県善通寺市)が、62番札所宝寿(ほうじゅ)寺(愛媛県西条市)の住職を相手取り、納経所運営要領の順守と未払いの会費の支払いを求めた訴訟の判決が22日、高松地裁丸亀支部であった。小川雅敏裁判長は霊場会側の請求を退け、宝寿寺の主張通り、同寺の霊場会からの脱退を認めた。四国八十八カ所の寺院が霊場会から脱退するのは初めて。 霊場会は、四国八十八カ所巡りの寺院からなる任意団体で、正会員はそれぞれの寺院の住職。訴状によると、宝寿寺の住職は運営要領で午前7時~午後5時とされている納経所の受付時間を短縮したほか、参拝者に本尊が描かれた御影を授けなかった。また、会費72万円が未払いという。 裁判で宝寿寺側は「霊場会を脱退しており、要領に従う必要も会費を支払う義務もない」と主張した。 判決は、霊場会への入会手続きを定めた規定はないとしたうえで、「宝寿寺
犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織的犯罪処罰法改正案が21日、国会に提出された。近年進められた国の権限を強める法整備は、戦時体制を強めていった動きに似ていると指摘される。近代の刑法史に詳しい内田博文・神戸学院大学教授に聞いた。 ――過去3回、国会で廃案になった「共謀罪」の構成要件を変えた法案が国会に提出されました。 「共謀罪はじめ近年の法整備などの動きは、戦前をほうふつさせます。国の安全保障に関する情報漏れを防ぐ特定秘密保護法が2013年に成立、14年には集団的自衛権行使を容認する閣議決定がされ、15年には自衛隊の海外での武力行使を可能にする安全保障関連法が成立しました。この流れの中に、共謀罪の制定があります。戦時体制を支えた、左翼思想を取り締まる治安維持法、軍事機密を守る軍機保護法や国防上の重要な情報を守る国防保安法などの戦時秘密法、すべての人的、物的資源を戦争のた
茨城県筑西市にある高校で、66年間にわたり購買部で生徒を見守り続けてきた90歳の女性が、3月末で引退することになり、22日生徒たちによるお礼の催しが開かれました。 この女性は山中艶子さん(90)で、筑西市にある下館第一高校の購買部を91歳の誕生日を迎える3月28日に引退します。 山中さんは、昭和26年から66年間にわたって購買部でパンなどを販売しながら生徒を見守り、「購買部のおばちゃん」として親しまれてきました。 23日は、1年生と2年生の生徒およそ550人と60人の教員が参加してお礼の催しが体育館で開かれ、山中さんが吹奏楽部の演奏にあわせて登場すると、会場は大きな拍手に包まれました。 このあと生徒の代表が、「いつも笑顔のおばちゃんから元気をもらっていました。今までありがとうございました」とお礼のことばが贈られ、山中さんに花束が手渡されました。 これに対して山中さんは、「1日1時間を大切に
定員を大幅に超える園児の受け入れなどの不正が発覚した兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」が、市に無届けで学童保育事業を園内で行っていたことがわかった。姫路市が取材に対し明らかにした。学童保育には同園の保育士が従事しており、市は認定こども園との兼務を禁じた県条例に違反するとして学童保育を中止させた。 同園は2003年11月に認可外保育施設として開設され、15年3月に県からこども園の認定を受けた。市によると、学童保育事業は児童福祉法に基づき市への届け出が必要だが、認定を受ける前から学童保育をしていたことが、県と市による今年2月23日の特別監査で判明したという。 同園では小学生を対象に平日の放課後と土曜日に学童保育を実施。監査時には、学童保育で小学校の低学年の児童3人を預かっていた。同園の保育士が勤務時間中、1キロ離れた小学校に学童保育の児童を迎えに行くなどしていたという。 また
結婚の利点、不便な点 (AERA 2017年3月20日号より)この記事の写真をすべて見る 離婚を考えたことがありますか? (AERA 2017年3月20日号より) もともとは赤の他人の男と女。でも、誰も別れる前提で結婚はしない。夫婦という共同事業の黒字経営・高値安定はいかに可能か。うまくいく結婚、うまくいかない結婚、その分岐点は一体どこにあるのか? * * * 夫が病気の時に、義母に「何を食べさせているんだ」と文句を言われたことが忘れられない。Mさん(女性・55)は日ごろの義母の愚痴に対して不満を口にしたことはなかったが、鬱憤はたまっていた。 結婚25年目、突然「離婚をしてください」というタイトルで出張中の夫からメールが送られてきた。他に結婚したい人がいるという内容だった。夫は不倫をしていたのだ。茫然としているところに義母からも手紙が届く。内容は主に謝罪だったが、息子がそんなことをする
沖縄の下層の若者たちは、剥き出しの暴力に支配された地元や職場からなぜ抜け出せないのか? それは生活様式や「文化」の問題ではなく、産業構造や経済の問題だと語る打越正行氏に話を伺った。(聞き手・構成/芹沢一也) ――打越さんの研究について教えてください。 私は、若者文化、なかでも暴走族、ヤンキーの若者の文化について研究しています。そうした若者たちと活動をともにし参与観察をしたり、彼らに生活史インタビューを行ってきました。 暴走族のバイク倉庫に通い、建築現場で一緒に汗を流しながら、彼らの生活と仕事について調べるんですね。そのなかで、彼らが建築業や風俗経営業、違法な就労などといった、厳しい生活や仕事になぜ就くようになるのか、つまり沖縄の下層若者の就労をめぐる再生産過程に関心を持ちました。 沖縄には「ゆいまーる」という、相互に友好的に助け合う「つながり」があるといわれます。ところが、調査を進めていく
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