アメリカ海軍から対地攻撃用トマホーク巡航ミサイル核攻撃型(TLAM / N)が完全に退役しました。以前から核トマホーク用W80-0核弾頭はミサイルから外されて地上で保管されていましたが、昨年の内に全て解体されています。全米科学者連盟(FAS)のハンス・クリステンセン氏が18日、新たに更新された海軍訓令から核トマホークの記述が削除されていた事を指摘し、また21日に追記された内容では、核兵器の管理を行うB&Wパンテックス社の2012年度の報告書に、核トマホーク用のW80-0核弾頭に付いて「備蓄の全てが解体済み」と書かれてある事が判明しています。 US Navy Instruction Confirms Retirement of Nuclear Tomahawk Cruise Missile (アメリカ海軍訓令で核トマホーク巡航ミサイルの退役を確認) これでアメリカ海軍の戦術核兵器は全て消え去