1.Thomas Pikettyが日本に来ているらしい。最近まではそこいらへんの学会で見かけていた人がいきなりスターになった感じで、すごいなぁと言う感じだ。とても不思議なのは、翻訳した人がやたらでしゃばっていることだ。経済学のトレーニングを積んだ人には思えない。虎の威を借る狐とはまさにこのことだ。アメリカで英語訳した人はPh.D.だがその人がでしゃばっているなんて言う話は聞いたことがないので、日本独特の現象に思える。サッカーの日本代表監督の通訳をした人が後で、ぶっちゃけ話を出版するという、プロの通訳とは思えない行動がまかりとおるのを不思議に感じていたが、経済学の世界でも同じなんだなぁと思った。一般的に、日本は、翻訳しただけでかなり大きな顔ができるようである。出版社も、変な人に頼まないで(きちんとした)大学院生とかに頼むと、安くつくし、変にでしゃばらないからいいのではないか? 2.日本銀行の