去る12月10日に阪大で開催された、28年度第2回日本高等教育開発協会(JAED)研究会に参加して得た感想に、今日は触れたいと思います。 同研究会は、「少子高齢化、グローバル化、IoTや人工知能の普及といった社会の変化に伴い、大学、そして大学教員の役割が大きく変化しつつあります。日本の大学の未来にインパクトを与える取り組みをされている、3名のシンポジストをお迎えし、2030年頃の大学教育、大学教員、FDがどのようになっているのかを予測します。」という触れ込みで開催され、3名のシンポジストとは、九州国際大学から北陸大学に移られ、学長補佐として様々な教学改革を精力的に進めている山本啓一氏、NPO法人NEWVERYの理事長であり、学生の中退問題などから紐解く大学の魅力化・募集戦略などマネジメントの見直しを積極支援する山本繁氏、新時代の大学を牽引する存在であるミネルヴァ大学の日本事務所におられる山