宗教家を名乗る男らによる開運商法詐欺事件で、府警生活経済課は7日、新たに別の女性から計約1500万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で大阪市西区新町のブレスレット販売会社「幸来屋」の実質経営者、東岡剛容疑者(36)=兵庫県尼崎市南武庫之荘=ら3人を再逮捕し、新たに従業員の男(25)=同市水堂町=を逮捕した。 同課によると、東岡容疑者は黙秘し、ほかの3人は「だましたつもりはなかった」などと容疑を否認しているという。 逮捕容疑は昨年4月と9月、沖縄県在住の60代女性に「汚いお金をきれいにする必要がある」「預ければ運気が上がる」などと嘘を言い、2回にわたって現金約1500万円を宅配便で神戸市内の同社事務所に送らせ、だまし取ったとしている。