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ブックマーク / qushanxin.hatenadiary.org (4)

  • なぜ若者は政治運動をしなくなったか - 狂童日報

    昔ちょっと問題提起だけしてそのままになっていたのだけれど、若干だけ考えがまとまったので書いてみたい。 (1)大学生の大衆化 若者の政治運動は昔から、というか世界的に見ても学生が主体である。学生運動が最も盛んだったのは明らかに1960年代だが、今と明確に異なるのは、その頃の学生は明確にエリートだったことである。少なくとも、「末は博士か大臣か」という周囲の期待を背負いながら受験勉強をしてきた世代である。「俺たちが将来の日をリードするんだ」という意識が強く、また周囲もそのように期待していた時代には、政治や社会の問題に対して敏感に反応し、かつ行動することがある意味学生の証であるようなところがあり、また学生が熱く語る怒りや理想にも有り難味が感じられたのである。 しかし1970年代以降、大学の進学率は20パーセントを超えて大衆化し、一流大学の卒業生もほとんど平凡なサラリーマンになることが当たり前にな

    なぜ若者は政治運動をしなくなったか - 狂童日報
  • 狂童日報 - 三つの格差社会

    格差社会には三つのタイプがある。かなり単純化しているので、あくまで「図式」として読んでもらいたい。 (1)ヨーロッパ型 格差社会というよりは「階級社会」である。高学歴高収入というポジションを享受するのは、一部の選ばれたエリートとあらかじめ決まっている。こうした階層化は10代後半までにすでに決定され、大学進学率もあまり高くない。その一方で、低収入低学歴の人々は、それほど一生懸命働くわけでもない。つまり社会的な地位も収入も高いが、仕事がハードで担う社会的責任も高い少数のエリート国民と、あまり地位も収入も高くないが忙しく働いわけでもない多数の一般国民に二分される。失業率は高い一方で「就業」のモチベーションも低く、失業自体は深刻な社会問題ではない。階層が世代間で継承される率も比較的高く、経済競争はエリートの「上層」が担うべきものと考えられていて、一般国民の上昇志向はあまり高くない。 (2)アメリカ

    狂童日報 - 三つの格差社会
    hotsuma
    hotsuma 2006/05/31
  • 狂童日報 - 自民党の増税案について(コメント欄)

    ニートは扶養控除外 自民が検討 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000007-kyodo-pol これ自体は小さな問題かもしれないが、こういうことを考える現政権の思考様式には大きな問題がある。 そもそも増税は「余裕のあるところから」というのが大原則である。奢侈品や嗜好品の税金が高いのはそういう原則に基づいている。しかし「ニート」や「ひきこもり」と言われる人の家庭に「余裕がある」のかと言われると、実は「下層」のケースも少なくないことはよく指摘されている。「ニート」や「ひきこもり」は親も当の人も社会に出て働きたいと考えているのが普通であり、社会に出れないことへの引け目や劣等感が強い。これだけは断言できるが、「ニート」や「ひきこもり」を抱えている家族と当の人が自らを「幸福」だと考えている人はまずほとんどいないし、特に周囲は「大変ねえ」

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    hotsuma
    hotsuma 2006/05/23
  • 杉村太蔵議員のブログ - 狂童日報

    http://sugimurataizo.net/ 久しぶりに杉村太蔵議員のブログをみたらびっくりした。 このこなれた文章は一体なんなんだろうか・・・。気味が悪かった。半年前のブログを覚えているが(その痕跡は見事に消されている)、ほとんど大学生の単位用レポートで、中身のまるでない文章だった。あの稚拙きわまりなかった文章がいきなりここまで手馴れた感じになるわけがないから、書いているのが杉村議員だとしても、相当な「指導」が入っていることは間違いない。断言するが、杉村議員がこんなブロガーのベテランのような文章を書けるわけがない。書けるのであれば、私が衆院戦直後に見たブログでも書かれてあったはずであるが、こういう文章をかけそうな雰囲気はこれっぽちもなかったことは、かなりの自信を持って言える。 まあ、それも一応自民党の広報的な戦略として認めた上で、やはり許しがたいものを感じるのは、「小泉改革による景

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    hotsuma
    hotsuma 2006/02/15
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