保守ビジネスの外国人補強選手 虎ノ門ファミリーの重鎮で、ベストセラーを量産しまくっているケント・ギルバート氏。 そんなケント・ギルバートの不思議な発言を津原泰水さんが呟いていましたので、これを紹介したいと思います。 まず、ケント・ギルバート氏は、ツイッター上で次のツイートをピン止めしています。 GHQが日本人に自虐史観を植え付けた占領政策「WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)」は歴史的事実です。デマや陰謀論だと思っている人は一次資料を読んで下さい。なぜ産経以外のメディアはWGIPを未だに報じないのかな?https://t.co/BApJFPiQLd — ケント・ギルバート (@KentGilbert01) June 24, 2017 被害者ビジネスするな! にもかかわらず次のようなやり取りが(笑) あなた方アメリカ合衆国が日本をそうしつけたわけですから そうなるのは
ヘイトスピーチ ヘイトサイト「写楽・・・支那・韓国朝鮮の真実『写楽』ブログ 日本が大好きでアンチ&排除支那韓国朝鮮ブログ」において、「写楽」というHNの管理人が、在日朝鮮人の中学生少年に、「在日という悪性外来寄生生物種」というブログ記事を公開し、そのなかで「日本国内に『生息』している在日」「おまエラ不逞朝鮮人」「チョーセン・ヒトモドキ」「通名か本名に統一しろよ」 などと罵倒を繰り返しました。 この様な事件が起きても被害者は泣き寝入りするしかないのが常なのですが、被害者の方は勇気をもって立ち上がり情報開示請求に踏み切りました。結果、管理人「写楽」の身元が明らかになり、裁判を経て、(当然ですが)有罪判決がでました。 在日コリアンで中学生だった少年(16)をインターネット上の匿名ブログで誹謗(ひぼう)中傷したとして、川崎区検が侮辱罪で大分市の男(66)を略式起訴し、川崎簡裁が科料9千円の略式命令
『日本国紀』監修者・久野潤氏 歴史のプロを自称する監修・久野潤氏が、オピニオンサイトiRONNA上で『日本国紀』の書評を発表しました。 自称「かんしゅうしゃ」の谷田川惣氏とは異なり、久野氏は『日本国紀』の「監修者」であるという自負を持たれているようです。 しかしその書評の内容は、極めてレベルが低く、既にツイッター上などでは失笑を買っています。 この流れを受けて本記事では、主に『日本国紀』の監修・校正や、コピペ問題について久野氏がどのような見解を抱いているのかを検討します。 監修能力0を告白 まず『日本国紀』については、数多の事実誤認や確認され、まともな監修や校閲の手が入っていないのではないかと噂されました。 そんな噂を知ってか知らずか、久野氏は自分が全体に渡って赤を入れ、幻冬舎の校閲も相当細かいところまで行われていたと証言。 ゲラを受け取った筆者は、本能的にワクワクした。念のために言うと、
日本国紀現象 結婚式や出産などの記念に、聖書を送る・配るという習慣が西洋にあり、これは布教活動の一環にもなるので非常に積極的に行われます。 現代日本にあっては創価学会の『人間革命』や、幸福の科学の言霊本にもこれと同じ傾向が見て取れます。信者さんたちは何冊も同じ本を買って、周りに「いい本だよ」などといって配布して顰蹙を買ったりしています。 このような熱狂を集める本は宗教書だけに限りません。ヒトラー政権下にあっては『我が闘争』がまさにそれでした。 そしてこの度の『日本国紀』も同じ熱狂の渦の中にあるといってでしょう。熱心な読者は『日本国紀』を神棚に祀り、何冊も買い込んで親せきや友人に配る始末。まさに「信者」が数多く生まれています。 今回はそんな信者たちの布教活動を紹介したいと思います。 大学教授、39冊買って配布しまくり中。昨日、副読本4冊と日本国紀1冊を紀ノ国屋新宿店で追加購入。今日友人2人に
つくる会元会長・田中英道先の記事で、つくる会元会長・田中英道氏(現、日本国史学会代表理事)が、自著の中で大量の無断転載をしていたことをスクープしました(参考記事)。 この記事を受け、なんと「つくる会」の公式ツイッター殿が、コメントを。 後ろ足で砂かけて出ていくような人は元会長と紹介してほしくない😇 — 新しい歴史教科書をつくる会【公式】 (@Tsukurukai) 2018年12月28日 絵文字が😇(SMILING FACE WITH HALO)なのが、なんとも洒落が効いていますね(笑) 20年前から「つくる会」は何度も分裂を繰り返して、当時とは全く別の団体と言えるほど構成メンバーが入れ替わっています。ですから、この御主張はもっともです。 しかし、田中英道氏の肩書を表現するには現職の「日本国史学会代表理事」ではなく、やはり「つくる会元会長」なのです。 それくらい「つくる会」が日本の歴史
第6刷でも改竄は続く刊行直後から内容以前に、あまりに事実誤認が多いと非難が殺到している『日本国紀』。重刷されるごとに「改版」の指示なく内容までも修正されていることをこれまで報告してきました(参考記事一覧)。 今回紹介するのは、第6刷で新たに修正された箇所です(『日本国紀』402頁を参照)。 ずさんな記述第1刷にあった「札幌」が焦土にさせられたという記述が、第6刷では削除されています。 というのも、札幌は空襲被害をほとんど受けなかったことで知られます。犠牲者は機銃掃射による一名だけです(参考記事)。 よって、札幌が焦土にさせられたことをもってアメリカ軍の残虐さを説くことは、南京虐殺・従軍慰安婦はなかった、そんな証拠は無い、日本軍は残虐ではないと嘯く百田尚樹氏の姿勢と興味深い対照をなしています。 「札幌」を入れるかどうかの僅か数語の修正ですが、彼らにとって「事実」がいかに軽いものであるのかを示
靖国神社箇所すらコピペ無断転載・改変箇所が毎日のように報じられている百田尚樹『日本国紀』。昨日、事務課リー氏によって、「靖国神社」の箇所で引用されるブルーノ・ビッテル神父の言葉がWikipediaと酷似していることが報告されました。 今夜も日本国紀研究。P417の靖国神社存続に貢献した神父の発言のソースは木村正義「靖国神社とブルーノ・ビッター神父」社報『靖国』昭和五十六年七月号所収だと思われます。社報の現物は未検証。さすが百田先生!靖国神社の社報からパクった文を本に載せて、その本を靖国神社へ奉納しちゃったかも!? pic.twitter.com/myiNPitMdj — 事務課リー (@zimkalee) December 6, 2018 この発言を受け、当ブログがこの箇所を検証したところ、実は朝日新聞社系列の出版社から刊行された、朝日ソノラマ編集部(編集)『マッカーサーの涙:ブルノー・ビ
昨日、百田尚樹『日本国紀』において「改版」の事実が明示されていないにも関わらず、その内容に重大な修正が加えらえていたことが明らかになりました(関連記事)。これは書籍の信頼を損なわしめるのみならず、読者をも裏切る行為です。しかしこれを過小視する向きもあるため、本記事ではこの問題を扱っていきたいと思います。 通常、書籍の裏書きには「第~版」「第~刷」といった表記があります。ウィキペディアの説明を拝借すれば「同じ版のなかで、印刷時期が異なるものを刷と呼」びます。同一の「版」であれば「刷」が異なっても内容は同一であり、「版」が更新(つまり改版)されると誤植などの修正を含めて内容に微調整が加わる場合が多いです。言い方を変えれば「版」が異なると印刷内容も異なるという意味です。 このルールは法律などとして明文化されているわけではありません。しかしほとんどの出版社・出版物がこのルールに従っています。そして
WikipediaのCCライセンス侵犯先ほど、衝撃の朗報が舞い込みました。 これまで本ブログでは、百田尚樹『日本国紀』(幻冬舎, 2018)において、夥しいWikipediaからのコピペ編集が確認される点を指摘してきました。 これほど夥しい数の一致は、『日本国紀』がWikipediaをコピペしていることを雄弁に物語っています(その後、ご本人もこれを認めました⇒リンク)。したがって、これらの一致箇所について、それが全て百田尚樹氏のオリジナルであると合理的に主張することは極めて困難でしょう。 CC BY-SA 3.0の感染性 ところでWikipediaの記事は「CC BY-SA 3.0」というライセンスによって保護されています。この規約の要旨には次のようにあります。 表示 — あなたは 適切なクレジットを表示し、ライセンスへのリンクを提供し、変更があったらその旨を示さなければなりません。あなた
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