12月9日、都内のホテルにて第10回日本フットボールリーグ(JFL)表彰式と、JFL10周年記念パーティーが催された。「手作り感いっぱいの運営」というイメージが強いJFLだが、さすがに表彰式となると晴れがましい雰囲気で満ち溢れている。普段はジャージ姿の選手や監督たちも、今日は全員がパリっとしたスーツ姿。出席者の顔ぶれも、実に豪華だ。FC琉球のフィリップ・トルシエ総監督、栃木SCの柱谷幸一監督、ニューウェーブ北九州の与那城ジョージ監督などなど、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。あらためてJFLにおける人材の充実ぶりを実感させられた。 表彰式が滞りなく終了し、パーティー開宴のあいさつに立ったのは、JFL評議員会の伊藤庸夫議長(SAGAWA SHIGA FC)。現役時代は三菱重工でプレーし、同社駐在員などで24年間ロンドンで暮らした経験を持つ伊藤議長は、プロもアマチュアも大学生も参加できるJFLについ