アサミ・マート先生の「木造迷宮」は本当に味のあるいい漫画です。 なんて書き方するとえらい適当なホメ方みたいで申し訳ないんですが、ほんと、味があるんですよ。というのも読む度に感じ方が変わる漫画だからです。 劇的なことが起きているわけでもなく、時代もよく分からない世界なんですが、ほんとジワジワと隠し味のように色々なものがにじみだしてくるんです。 例えば三巻の帯にはこう書いてました。 女中さんと暮らす幸せ(はーと メイド萌えの新ジャンルだワン♪ ワンじゃないよ!とか思いますが、うん「萌え漫画」として読んでも間違いなく秀逸ドコロの騒ぎじゃない。女中オブ女中。ロマンチックが止まりません。 もうこのシーンだけで悶え死んでしまうわ! 文筆業を営む冴えない男の元に、謙虚でかわいらしくてやさしいという大和撫子の権化みたいなヤイさんが来るとか、どんだけだよ!変われよ!自分が奉仕されたいよ!!! あとヤイさんの