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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (178)

  • LINEも見捨てたソーシャルゲーム:日経ビジネスオンライン

    井上理 日経ビジネス記者 1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界ゲーム業界の動向を中心に取材。日経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ この著者の記事を見る

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    hyougen
    hyougen 2014/04/14
  • 火力並みのコストとなった再エネ発電:日経ビジネスオンライン

    世界的には、再生エネルギーのコストは急速に下がってきており、再エネは高いという常識は過去のものになりつつある。今回は、大規模ウィンドファームやメガソーラーが相次いで運開している米国の最新情勢を取り上げる。その低コストは衝撃的である。 日では「コスト高」扱いだが…… 日では、いまだに再エネはコストが高いという前提で議論が進んでいる。公式に発電コストが見直されたのが2011年に開催されたコスト等検証委員会においてであり、同年12月に発表されている。 そのコスト水準が概ね固定価格買取制度(FIT)のコストの前提となっている。買取り価格は発電原価に事業収益率(IRR)、系統への接続費用を乗せたものである。コスト委員会の結果によると(2010年モデル)、kWh当たりで原子力8.9円(下限)、石炭9.5円、LNG10.7円、陸上風力9.9~17.3円、メガソーラ30.1~45.8円となっている。F

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    hyougen 2014/04/07
  • あの『あまちゃん』よりはるかにすごい!:日経ビジネスオンライン

    品田 英雄 日経BPヒット総合研究所上席研究員 1957年生まれ。87年日経マグロウヒル(現日経BP社)入社。97年「日経エンタテインメント!」編集長。2007年同誌編集委員。2013年から日経BPヒット総合研究所上席研究員を兼任。 この著者の記事を見る

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  • デザインという古い枠は死んだ!:日経ビジネスオンライン

    川島:石井先生は、マサチューセッツ工科大学(MIT=Massachusetts Institute of Technology)のメディアラボ(MEDIA LAB)にいらっしゃいますよね。この連載は「ダサい社長が日をつぶす!」というタイトルなんです。日の企業が作っている製品やサービスのデザインが、かっこよくなくなってきている。それはなぜなのか、どうしたらもっとかっこよくなるのかということについて、さまざまな方にインタビューしているものです。 石井:「ダサい社長が日をつぶす!」。凄いタイトルですね。 大前提が間違っている 川島:日人デザイナーの中には、アウディの和田智さん、ピニンファリーナの奥山清行さん、アップルの西堀晋さんなど、海外の一流企業に籍を置いて活躍してきたデザイナーがいる。石井さんもMITのメディアラボで副所長として、またメディア・アート&サイエンスの教授として、ハイレベ

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  • 「あまちゃん」を成功させた“3つの博打”:日経ビジネスオンライン

    「あまちゃん」は朝の連続テレビ小説に対する世間の意識を変えたと言われています。制作にあたって、「マンネリ化している」との声もあった従来の朝ドラを大きく変えようという意識はあったのでしょうか。 訓覇:実は僕らは新しいものを作るという気持ちはゼロだったんですよ。面白くないかもしれませんが、「何か新しいことをしたい」「ドラマで新しいものを見せてやるんだ」という気持ちを、そんなに持たずにやった。それがとても良かったなと思っています。むしろ伝統的に朝ドラ(=朝の連続テレビ小説)がやってきたことを「大事に思って作る」ということを大切にしていました。 えーっ、意外ですね。アイドルなどNHKの従来の朝ドラにはないテーマを扱ったのは革新的だと私を含む多くの人が感じました。朝ドラが伝統的にやってきた事とは何でしょうか。 訓覇:それ(伝統的にやってきた事)を探していた、みたいなところなんです。今回のチームのポリ

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  • イラン人は「詩」を愛してる!:日経ビジネスオンライン

    イランの有名な詩人、ジャラール・ウッディーン・ルーミーが12世紀にこんな詩を詠みました。「インド人とトルコ人は話が通じやすいかもしれない。トルコ人の2人は話しが一切通じないかもしれない。だから、親密の言語というものも存在するんだ。言語が通じるより、心が通じることの方が大事だ」と。今日の世界に多くの問題が起きているのは、人間が「心」を忘れたからではないでしょうか。 すべての生き物の中で、言葉で会話をするだけでなく、自分の意図を表す「文字」まで発明したのは人間だけです。この「文字」のおかげで、古代の人間の経験が後生に伝わり、文明や文化が生まれました。 世界各国の人々は文化の面で若干異なる面があっても、共通するところもたくさんあるのです。共通するものの中でも、「詩」は特に価値のあるものでしょう。詩は一般の文章に比べて覚えやすいので、宗教上の教えや伝説などを広げるために使われるようになりました。

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    hyougen 2013/10/03
  • 「日本では、作家が連載するんですよ」「えええっ!?」:日経ビジネスオンライン

    とり・みき マンガ家 熊県出身。ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやストーリー物も手がける。94年『DAI-HONYA』98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。 この著者の記事を見る

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  • 作者の「最後の味方」は誰なのだろう:日経ビジネスオンライン

    とり・みき マンガ家 熊県出身。ギャグマンガをメインにしながら、エッセイコミックやストーリー物も手がける。94年『DAI-HONYA』98年『SF大将』で星雲賞、95年『遠くへいきたい』で文春漫画賞を受賞。 この著者の記事を見る

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  • 我ら怪獣とかく戦えり:日経ビジネスオンライン

    台風18号の被害に遭われた方々、お見舞い申し上げます。 いや、重々わかっている。上の見舞い文は我ながらあまりにふだんの自分のキャラに似つかわしくない。五輪のプレゼンと一緒で、付け焼き刃感と心のこもらなさが透けて見えるようで、どうにも痛々しい(などと自分に使ってはいかん)。 だが、こう見えても私も水害で被災した経験がある。 こう見えてもの使い方もまちがっているが。 1965年7月に熊県南部を襲った集中豪雨で、人吉市内を流れる球磨川及び各支流が増水、我が家は一階が天井まで水に浸かった。市街地の約2/3が浸水する、同地域ではいまだに戦後最大規模の水害だった 当時の我が家は球磨川とその支流の胸川が合流するあたりの川っぺりに建っていた。といっても持ち家でなく古い木造の借家であったが、家の裏の石垣の合間の石段を降りていくとすぐ川沿いの遊歩道に出るという、川遊びが好きな子供にとっては理想的な環境だった

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    hyougen 2013/09/21
  • いや、勝ったのは我々ではない。:日経ビジネスオンライン

    小田嶋さんの「ア・ピース・オブ・警句」が月曜に更新されていたので驚いた。 というわけで東京五輪招致が成功してしまったので、なにか書かねばの娘になっている。……まあ、なんというか、このニュース、コラムの切り口としては、いくらでもあるように見える。 純粋にスポーツ観戦の立場から。 そもそも賛成なのか反対なのか。 経済効果はほんとうにあるのか。 福島汚染水の問題。 招致成功を国民総意の慶事のように扱う報道。 都内でこれから起こりうるさまざまな影響や規制への懸念……。etc. オタクネタだけにしぼっても、ウルトラQ「2020年の挑戦」のケムール人、震災後の湾岸復興がバックボーンの「機動警察パトレイバー」、そしてまさに2020年東京オリンピックを描いている『AKIRA』、と材料には事欠かない。 だが、語るべきことが多すぎる出来事というのは、かえって論点や視点がぼやけてしまう。そもそもマンガ家が経済問

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    hyougen 2013/09/12
  • 五輪招致反対派の落胆と祝福:日経ビジネスオンライン

    やっかいな原稿になってしまった。 書きにくい理由は、私自身が五輪招致に反対だったからということもあるが、それ以上に、東京の五輪招致活動は失敗に終わるものと決めてかかっていたからだ。 招致成功の可能性をゼロと踏んでいた以上、当然、私の脳内には、失敗を前提とした予定稿が着々と出来上がりつつあった。 そんなわけなので、9月8日の朝、パソコンを立ち上げて、東京招致の結果を確認した瞬間に、私のシステムは、フリーズした。 リセットと再起動には、4時間ほどの時間を要した。 具体的に言うと、午前7時に結果を確認した後、私はそのまま11時までふてくされて二度寝をしたのでした。 ある年齢を超えると、願望と予測の境界が曖昧になる。今回は、そのことを思い知らされた。 単純な賛否について言うなら、私は、百パーセントの反対論者だったわけではない。いくつか、反対する理由をかかえていたということで、比率で言うなら、反対7

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  • 君の名はあまちゃん:日経ビジネスオンライン

    9月1日から2日にかけての私のツイッターのタイムライン(TL)は大変なことになっていた。 巨匠の引退発表、朝ドラ311の回、そして竜巻。 巨匠は会見が9月6日に予定されているということなので、それまで待とう(ただし、待ったからといって予告通り次の回の話題に選ぶとは限らないが)。今回は、いまさらですが「あまちゃん」の話です。 だが、いまさら「あま論」をぶとうとか、そういう話ではない。そういうことを「語らない」という話だ。我ながら面倒臭いにもほどがある。 先週土曜日の回で月曜が震災回になることがわかった時点から、その後の私のTLでは「気が重い」「ユイちゃんどうなるの」「心配しなくてもこれ読んどけ」的な、気を揉む、あるいは俺的妄想ストーリーを語るツイートが48時間絶えることはなかった。 まさに人々は満を持して月曜朝のOAを迎えたのである。 まるで2年半前にタイムリープした、これから起こる惨禍を知

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    hyougen
    hyougen 2013/09/05
  • 統一球でビーンボールを投げてはいけない:日経ビジネスオンライン

    プロ野球の統一球の反発係数が操作されていた件は、既に周知の事実なのだと思っていた。 私自身は、もはや熱心なプロ野球観戦者ではないが、同世代の知り合いには、仕事に向けるよりも大きな情熱をこめてプロ野球を見ている男が何人かいる。 その彼らの口ぶりでは、今シーズンからボールが飛ぶようになっていることは、熱心なファンの間では、常識というのか、観戦の前提ですらあったようなのだ。 たしか、5月半ばごろだったと思うが、ボールについて以下のような会話をした記憶がある。 「オータニもフジナミも去年のボールだったら、もっと思い切ったピッチングができてるはずなんだけどなあ」 「……去年とボールが違うのか?」 「おまえ、気づいてないのか?」 「何が?」 「だからボールだよ。明らかに違うじゃないか」 「そうか?」 「どうせ上の連中がシーズン前に通達を出したか何かで、規格が変わってるんだと思うぞ」 「まさか」 「まさ

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  • 「モーニング」が身体を張って証明する。漫画の時代はこれからだ:日経ビジネスオンライン

    漫画好きなら好みは別としてその存在感は誰しもが認める週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)。サラリーマン漫画の代表格『島耕作』シリーズ、国民的作家となった井上雄彦の『バガボンド』、最近でも『宇宙兄弟』に『グラゼニ』『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』とヒット作には事欠かない。誰しもが認めるメジャー、漫画の一流誌なのに、蛇女や恐竜ギャルが主人公というぶっとんだ作品や、とがった新人を大量にデビューさせるために姉妹誌「モーニング・ツー」を発刊するなど、常に攻めの姿勢を取るところが個人的にはたまらない。 そんな「モーニング」が、5月16日からネット配信のデジタル版「Dモーニング」の刊行に打って出た。紙の雑誌とほとんど同じ内容が、月額500円で読めるという(連載中の「バガボンド」「ビリーバット」は未収録)。紙で買えば1冊350円前後なのでめちゃくちゃお得なのだが、ちょっと待て、漫画

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  • ウルトラセブンはぼくらの「文化」だ!:日経ビジネスオンライン

    ぼくは1964年12月生まれなので、1967年10月から翌68年9月という「ウルトラセブン」の放送時には2~3歳。ちょうど同じ頃に放送されていた「黄金バット」や「パーマン」のほうが好きだったようだ。 だから、セブンが記憶に残っているのは、おそらく小学生になってから見た再放送によってではないかと思われる。 いちばん強烈だったのは、ご多分に漏れず、第39話・40話「セブン暗殺計画(前篇・後編)」(注:「篇/編」の字は放送時のママ)。自称「いかなる戦いにも負けたことのない無敵のガッツ星人」という触れ込みどおり、分身の術でセブンを翻弄してエネルギー切れに追い込み、あろうことか空中に浮かぶ十字架に磔(はりつけ)にして、全国の子どもたちを絶望の底にたたき込んだ鳩頭の宇宙人、「ガッツ星人」の回だ。 夕日に照らされた山上の磔刑図──。あれほど恐ろしく、衝撃的で、しかも美しい映像を、いまにいたるまでぼくは

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  • 義理人情を利用して「原稿料1000円」ってどういうことだ:日経ビジネスオンライン

    遙から お金の話をしようと思う。 世間ではアベノミクスとやらで給与が上がるとか、景気上昇とか、気配だけで浮き足立つ空気があるが、実質はどうか。 私は経済学者ではないので、自分が肌で感じるあくまで主観に基づく景気を、いや、カネの話をする。 結論からいうと、“卑怯な世の中になったな”が、正直なところだ。 ものごとには適正価格というのがある。ところがここに「お世話になった方だから」とか、「社会のためだから」とかいうフィルターが1枚からむだけで、価格引き下げが正当化される。 ある“お世話になった方”が逝かれた。出版社からその方にまつわるコラムの依頼が来た。ここに勇気をもってその時の依頼価格を書く。 1000円だ。 原稿と一緒にお金も渡すくらいのつもりでないと… なんともいえない心のざらつきがあった。 確かに世話になった。その世話になったご遺族からの依頼ではない。ご遺族からならギャラは辞退する。 逝

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  • 日本には木が多すぎる:日経ビジネスオンライン

    太田さんの著作『森林飽和』を読ませていただきました。「飽和」というほど、日には森林があふれているのでしょうか。 太田:はい。幹の体積の総和を森林の蓄積といいますが、日は過去50年間ぐらい増え続け、3倍ぐらいになっています。人工林は4~5倍に増えていて、自然林もどんどん成長しています。『森林・林業白書』に毎年、グラフとともに出ているのに、誰も触れてこなかった。不思議です。 経済成長で森林以外の土地利用はどんどん変化しています。都市に住んでいると、宅地や工場が増え、緑がどんどん減っている。一方、山に行っても、木は徐々に大きくなっていくから、あまり増えているとは思わない。それで、森林は減っている、だから植えなければいけないという先入観が出来てしまっているのでしょう。 しかし、実は山の斜面で木はどんどん増えている。日の森林というのは非常に豊かです。それで「森林飽和」というタイトルをつけて、「

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    hyougen
    hyougen 2013/03/28
  • 『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏に聞く:日経ビジネスオンライン

    世界はなぜ、富と権力がかくも不均衡な状態にあるのか――。人類はなぜ、それぞれの大陸でこれほど異なる歴史をたどり、異なる発展を遂げてきたのか――。なぜ、ごく一部の社会が世界を支配するに至ったのか。 それは、民族間の生物学的な差異によるものではなく、たまたま生産性が高く、栽培しやすい野生植物や飼育しやすい野生動物が存在する地域に居合わせたおかげで、早くから農業を発展させることができ、そのおかげで料生産はもとより、人口増大、技術革新、国家の樹立を推し進め、政治的にも、軍事的の優位に立てたからである――。つまり、料生産ができる居住環境に存在したかどうかが大きな分かれ目だったということを見事に解き明かした著書『銃・病原菌・鉄』でジャレド・ダイアモンド氏は1998年、ピュリッツァー賞を受賞した。同氏はこのほど、ニューギニアをはじめ40年以上にわたり調査・研究を続けてきた伝統的社会を現代の社会と比較

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  • 「スマートフォンの時代は終わる」:日経ビジネスオンライン

    連載2回目に登場する賢者はソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の家庭用ゲーム機「プレイステーション」の生みの親で、現在は自ら設立したサイバーアイ・エンタテインメントで次世代技術の開発に取り組む久夛良木健氏。クラウドコンピューティングが加速することで、ネット社会の主役はスマートフォンやタブレット端末ではなくなっていくと予言した。不振を極めている日の家電メーカーが復活するカギも、そこにある。 プレイステーションの開発において、インターネットはどのように意識されていたのでしょうか。 SCEが初代のプレイステーションを発売したのが1994年。プロジェクトの段階から数えるともう20年以上が経ちますが、私はプレステの開発を始めた当初から、どこかの時点でプレステをインターネットに“溶かしたい”という思いを持っていました。 プレステをネットに“溶かす”というのは、ゲームソフトの情報をクライア

    「スマートフォンの時代は終わる」:日経ビジネスオンライン
  • どうして「前年比」を超えないといけないんですか?:日経ビジネスオンライン

    どうも、「バンドマン社長」河野です。 実は今回、僕は日経ビジネスの編集者と“けんか”をしました。 「河野さん、残響の売り上げの数字を出してください」と頼まれ、はいはいと提出したところ、グラフを見た編集者さんが「…うーん、基的に右肩上がりだけど、ずいぶん波がありますよね。規模も小さいし、これって大企業に勤めている読者さんに、参考になるのかな、読んでもらえるのかなあ」と言われたんですね。これがそのグラフです。 思わずカチンときた僕は、ってかかりました。 「右肩上がりを暗黙の前提にしてしまう経営は完全に古いと思っています。僕は、縦に伸びる経営より、横に広げる経営を目指したい。失礼ですが、『売上高』に対する考え方が、いまの世の中とずれているんじゃないですか?」 一瞬きょとんとした顔をした後、「…むしろそのお話聞きたいですね」と、いついてきたのは、さすが編集者さんです(笑)。 とはいえ、彼の反

    どうして「前年比」を超えないといけないんですか?:日経ビジネスオンライン