タグ

ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (178)

  • 【最終回】太陽光発電の「不都合な真実」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 唐突ながら、読者は江戸時代が好きだろうか? 歴史小説映画の数などからすると、幕末動乱を例外として、戦国時代等に比べると一般に人気はいま一つといったところではないか。その理由は、江戸時代はどうも溌剌とした印象が薄くてドラマ向きでなく、息苦しく退屈に見えるからだろう。 江戸時代は当に好きですか? 実際に、江戸時代後半は人口が停滞し、社会活力もなかった。元禄時代ぐらいまでの江戸時代前半は、戦乱時代が終わって新田開発が進み人口増で活気があったが、幕府は技術革新と社会の流動性を厳しく規制し、社会活力より社会の安定・秩序を最優先した。福沢諭吉が憎んだ「親の敵」の封建時代そのものである。 二度と戦乱を起こさせないためだったが、教科書に

    【最終回】太陽光発電の「不都合な真実」:日経ビジネスオンライン
    hyougen
    hyougen 2009/11/05
  • グリー躍進、本当の理由(前編):日経ビジネスオンライン

    生きのいい珊瑚に蝟集する熱帯魚のように金融機関や投資家が我先にとネットベンチャーに群がる時代は、とうに過去のものとなった。 よほどの将来性と堅実なビジネスモデルがなければ、証券会社はおいそれと上場の主幹事を引き受けてくれない。上場できたとして、ネットバブル崩壊とライブドア事件を経た投資家の目は相当に厳しい。 しかしこの逆風下で、グリーだけは威勢がいい。主に携帯電話向けにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とゲームを提供するサイト「GREE」を運営する、創業5年目のベンチャーだ。 グリーが東証マザーズにデビューしたのは、世界中の市場が金融危機の影響で冷え込んでいた2008年12月のこと。それでも、公募価格を大きく上回る初値が付いた。その後、株価は右肩上がりの曲線を描きながら、今年9月末には上場来高値の5330円に至った。 10月23日時点の株価は4940円。それでも上場時の倍の水

    グリー躍進、本当の理由(前編):日経ビジネスオンライン
  • なぜ日本の小売業はダメなのか?:日経ビジネスオンライン

    疲弊する日の小売業。イトーヨーカ堂は2009年8月中間決算で営業損益が43億円、イオンも2009年2月期決算で総合小売事業の営業利益が約2割減と、大手が落ち込んでいる。これまでのような規模拡大の追求は限界を迎え、終わりのない低価格競争に突入した様相を呈している。 ところが、昨年秋のリーマンショックをもろともせず、増益基調にある品スーパーマーケットがある。関東・中部・近畿に約50店舗を抱える成城石井だ。その取り組みを紹介した「不況下でも利益を2倍にする売り方」は、多くの読者の関心を集めた。 コラムでは、その成城石井を率いる大久保恒夫社長が自ら筆を執る。大久保社長は、イトーヨーカ堂で業務改革を担当し、「ユニクロ」のファーストリテイリングや「無印ブランド」の良品計画などの快進撃をコンサルティングとして支え、九州の大手ドラッグストアであるドラッグイレブン(福岡県大野城市)の事業再生に携わった

    なぜ日本の小売業はダメなのか?:日経ビジネスオンライン
  • 05 「経済学を信じていい理由ってなんだろう?」:日経ビジネスオンライン

    連載もいよいよ大詰め。文中に出てくるを始め、経済学への入門や、それを使って社会的な課題を把握するための、専門家による「定番」リストはごらんいただけましたでしょうか。連載第2回(「02 経済学っぽく社会を考える、勉強リストはこれだ!」)。 有隣堂ヨドバシAKIBA店さんでは、今月半ばまでこちらでご紹介したを揃えてくださっています。ぜひ、直にお手にとってお読みください(なんだか、記録的に売れているそうです。日経ビジネスオンラインはまったく儲かりませんが、ありがとうございます!)。お店の場所はこちらから。 (聞き手:日経ビジネスオンライン編集Y) *     *     * ――経済の話というのは、ようは銭金の話ですよね。 飯田 そうですね。人と話をするときに、考え方の違いってなかなか折り合えないですけど、それを銭金の話にすると、興味を持ってもらえたり、意外に通じることがあるのではな

    05 「経済学を信じていい理由ってなんだろう?」:日経ビジネスオンライン
  • 居酒屋1000円時代が到来:日経ビジネスオンライン

    「一軒め酒場 神田南口店」。中に入ると、メニューの安さに驚く。生ビールの中ジョッキは1杯330円、枝豆は1皿150円。串カツ1が99円で、おにぎりは1個95円だ。ソフトドリンクは100円で飲める。 一番高い料理はほっけ焼きと豚キムチ炒めだが、それでも各350円。これを上回る価格は、瓶ビールの450円しかない。 決して立ち飲み屋ではない。席に着く普通の居酒屋だ。記者は2人で料理8品、アルコール3杯、ソフトドリンク1杯を注文したが、会計は3130円だった。つまり、1人1500円程度で満腹になる。 「一軒め酒場」とは聞きなれない名前だが、実は老舗の居酒屋チェーン、養老乃瀧(東京都豊島区、野村幹雄社長)が経営している。この店も以前は店名を「養老乃瀧」として営業していた。それを昨年12月、業態を変えて新装オープンしたものだ。 同社は「昨今の経済状況下で低価格の商品が消費者に求められていることを受け

    居酒屋1000円時代が到来:日経ビジネスオンライン
  • 「紀伊國屋書店」の屋号、謂われは何?:日経ビジネスオンライン

    山下 さて、今回の修学旅行は新宿です。新宿といえばやはり、紀伊國屋書店ですね。僕は上京していの一番に来ました。憧れでしたから。赤瀬川さんも学生の頃からよく来ていたでしょう? 赤瀬川 いや、それが、若い頃は、今ほどは来てないんです。当時は住まいが小金井で、学校が吉祥寺でしたから、新宿までわざわざ電車で、というのがね。 山下 新宿までの電車賃も厳しかった……? 赤瀬川 まぁ、そうですね(笑)。大学に入った当時はまだ、紀伊國屋は木造の2階建てで、角筈という都電の停車場が目の前にありました。 山下 木造だったんですか? その建物も、建築家の前川國男さん(*1)の設計だと、紀伊國屋書店新宿店の店長・西前秋幸さんからうかがいました。 赤瀬川 あ、そうだったんですか。 終戦後10年を経ずにできた大型書店 山下 戦後10年も経たない頃に木造2階建てで150坪もある書店というのは、他にはなかったでしょうね

    「紀伊國屋書店」の屋号、謂われは何?:日経ビジネスオンライン
  • 誰でも最初は素人です。「できない理由」なんて何一つありません:日経ビジネスオンライン

    前回、「自分の可能性を自分で勝手に決めてはもったいない」という話をしました。読者の皆さんの中には、「そういう気持ちを持つことが大事なのは分かるけれど、そうは言っても人間の可能性には限界があるのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 確かに「どんなに頑張っても無理」ということが世の中にないわけではありません。でも、人生では、“当にやりたいこと”に“真剣に取り組む”と、案外できてしまうことも多いと私は思います。 素人集団がテレビ制作? なぜ、そんなことが言えるのか。私自身、これまでの人生で何度も、周囲の人たちの助けを借りながら、「無謀」を乗り越えてきた経験があるからなんです。 ラジオで通販番組を始めたことが今のジャパネットたかたの出発点になったという話を以前、このコラムでしましたが、今回はその後の話をしたいと思います。 私は1986年に会社を作り、90年にチャンスに恵まれラジオ通

    誰でも最初は素人です。「できない理由」なんて何一つありません:日経ビジネスオンライン
  • ずっと17歳を見つめ続けて ~写真家・橋口譲二【前編】:日経ビジネスオンライン

    「17歳」を撮りためた写真集がある。旅をし、偶然出会ったひとたちのポートレイトを、暮らしている風景の中で撮る。撮影の条件は、17歳であること。ほかには何もない。 声をかけられた人たちは、「なぜ、わたしなんですか?」「どうして僕?」と理由を求める。しかし、写真家は「これも何かの縁だから」と答えるだけ。「誰でもいい」というわけだ。けれども、あえて「選ばない」という姿勢は、強靭な選択のうえに成り立っていることが、写真集を見るとわかる。 一枚一枚の肖像写真は、風景を背景にしているだけだ。すべて生活圏のなか。団地であったり、線路脇であったり、商店街、堤防沿いであったり田んぼの中であったり、とまわりは平凡なものだ。しかし、殺風景ではない。 写っている人たちも、よぉく見ると、ちょっと、へんな顔をしている。チャーミングなのだ。 見開きの右ページに設けられた共通の質問と、モノローグのインタビューを読むと、い

    ずっと17歳を見つめ続けて ~写真家・橋口譲二【前編】:日経ビジネスオンライン
  • 息子の「才能を見つける」か、「才能がない人生の愛し方」を教えるか?:日経ビジネスオンライン

    ―― 編にたびたび登場したウワサの「T氏」こと、高木豊さんに今日はお越しいただきました。 岡 『人生2割がちょうどいい』のを、高木さんは買ってくれたんだよね。 ―― ありがとうございます。 岡 屋で探してくれたんだよ。 高木 汗だくになって探しました。 ―― 各方面で在庫切れになっている中、当にありがたいです。 岡 だよね。まあ、買え、と僕が言ったんだけど(笑)。 岡康道、伝説の「モルツ球団」に高木選手をスカウト ―― お2人がお知り合いになったきっかけは、何だったのでしょうか。 岡 もうずいぶん前になりますが、僕が電通時代に、サントリーの広告で「モルツ球団」を手がけたときです。 高木豊(たかぎ ゆたか) 1958年山口県生まれ、中央大学卒。1980年にドラフト3位で横浜大洋ホエールズに入団。俊足、鉄壁の守備で2年目より1番セカンドのレギュラーに定着。1983年から4年連続で打率3

    息子の「才能を見つける」か、「才能がない人生の愛し方」を教えるか?:日経ビジネスオンライン
  • 一途な男と女が活力を注ぐ海辺の町:日経ビジネスオンライン

    悲観し始めていたけれど、モノは腐り始めて真価を発揮する、との謂われのとおり、つい先日“四国の右下”徳島県南部の町を旅したおり、再生と活性という言葉を生き生きと日々の糧にしている人たちに出会った。 自分はいつも、こうした人たちに会いたい、と願い、旅を続けてきた、と気づかされ、新鮮味を欠いた言葉の、文字通り再生に立ち会うことになった。 さらに、かれらこそが、いつの時代も、国の下支えになってきた、と、改めて、地方、地域の風土に根ざした人力を見直すことになった。 「息苦しくなって」東京の生活を清算 まず、この夫婦を紹介しよう。太陽の光と海風が似合う2人である。 夫の新居徹也は46歳、徳島県庁に勤める公務員。地域の企画振興の任に当たる課長補佐だが、いっぽうでサーファーという顔を持つ。 早稲田大学を卒業後、リクルートに入社。 「初年度から大きな仕事をまかされ、好みの雑誌編集部への異動もかなって、若い自

    一途な男と女が活力を注ぐ海辺の町:日経ビジネスオンライン
    hyougen
    hyougen 2009/07/17
  • 空を「青以外」で塗らせるのは意外に難しい:日経ビジネスオンライン

    イマジネーションを絵にする仕事である、テレビシリーズのアニメ監督は「時代の欲望」をどう捉えているのか、それを伺ってきた連載ですが、今回は、個別の欲望に応えようとするあまりニッチ化してきた作り手側に、「多様性」をどうしたら取り戻せるか、という話になってきました。もちろん、作品としての採算もきちんと取らねばなりません。 作品に多様性を入れ込む実験として作られ、大ヒットを記録した「マクロス・フロンティア」を題材に、「商売になる多様性」の作り方について、お話を聞いていきます。 河森正治(かわもり しょうじ) 1960年、富山県生まれ。アニメーション監督、メカデザイナー。慶應義塾大学工学部在学中からデザインの仕事をはじめ、スタジオぬえに入社。82年のテレビアニメ「超時空要塞マクロス」で戦闘機がロボットに完全変形する“バルキリー”のデザインを手掛け、84年、映画「超時空要塞マクロス愛・おぼえています

    空を「青以外」で塗らせるのは意外に難しい:日経ビジネスオンライン
  • 10年以上やってる店しかメディアに出すな:日経ビジネスオンライン

    ――こののもとになった連載で、ずいぶんいろいろなお店に行かれたでしょうね。 山田 ほとんどは東京の、それも都心部のお店ですけどね。予算の都合で(笑)。でも、おかげで気がついたんです。最近、流行りの都心部再開発ってやつが、「男飯」の大敵であることに。再開発の問題点は他にもいっぱいあるけど、飲店関連でいうと、第一に家賃が高くなること。 久住 高くならざるを得ないんだよね。 山田 うん、ならざるを得ない。その結果、個人営業の定屋さんとかはやっていけなくなって、大資のチェーン店しか入れなくなるわけですよ。 ――阿佐ヶ谷(東京・杉並区)によく行くんですが、再開発が進み始めて、駅前が当にチェーン店ばっかりに。 久住 ああ、あそこはそうだね。 再開発がい物屋を潰す 山田 阿佐ヶ谷に限らず、再開発で建つ商業ビルは、どこに行ってもだいたい同じようなグループの店が入ってますよ。もはや都心部では、個

    10年以上やってる店しかメディアに出すな:日経ビジネスオンライン
    hyougen
    hyougen 2009/07/12
  • コスモロジーはグローバリズムを超えて:日経ビジネスオンライン

    伊東(以下――) 今回は、まず「伝統」との対峙の仕方、特に国際社会で「日」の伝統という言葉をどのように使って考え、芸術的な発言をしていくか、という問題を伺いたいと思います。それから湯浅先生の質的な「コスモロジー」、そして最後に現在作曲しておられる作品など、未来に向けてのお話をお願いします。 湯浅 譲二(ゆあさ・じょうじ)氏 1929年福島県生まれ。作曲家。慶應義塾大学医学部在学中から音楽活動を始め、52年に芸術家グループ「実験工房」に参加、ピアノ曲「二つのパストラール」でデビュー。作曲活動に加え、81~94年まで米カリフォルニア大学サンディエゴ校で教授を務め、現在も日大学藝術学部で講義を受け持つなど後進を指導している。ベルリン映画音楽祭審査員特別賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、日芸術院賞・恩賜賞など受賞は多数 (写真:大槻 純一、以下同) 湯浅 譲二 分かりました。 ―― かなり

    コスモロジーはグローバリズムを超えて:日経ビジネスオンライン
  • ノンケな『「薔薇族」編集長』がゲイ雑誌を創った理由 ~それは男性の手紙から始まった:日経ビジネスオンライン

    ゲイの権利向上に尽くしたアメリカ政治家、ハーヴェイ・ミルクの伝記映画「ミルク」がロングランしているが、わが日におけるゲイムーブメントの牽引役といえば、1971年創刊のゲイ専門雑誌「薔薇族」をおいてほかにないだろう。 ミルク市議の場合は彼自身が正真正銘のゲイだったのに対し、「薔薇族」を創刊し、30年にわたり編集長を務めた伊藤文学氏は女性が好きな男性、つまり「ノンケ」だった。伊藤氏の自伝『「薔薇族」編集長』には、異性愛者たる伊藤氏が同性愛雑誌の創刊を思い立つきっかけとなった、ある個人的体験が語られている。 書によれば、伊藤氏は大学予科の学生時代、ある女性に片思いしており、(誰もがするように)毎晩自慰に耽っていた。だが当時はまだ、「オナニーは身体に悪い」の俗説がまかり通っていた時代。それゆえに伊藤氏も、オナニーそのものの背徳感と、それを誰かに相談したくても相談できないという二重の悩みを抱え

    ノンケな『「薔薇族」編集長』がゲイ雑誌を創った理由 ~それは男性の手紙から始まった:日経ビジネスオンライン
  • 欧米の新聞は、既に死んでいる:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 激動の渦中にある産業にとって何よりも恐ろしいのは、時代の変化の速さだ。このビジネスは安定していて、これからも多くの利益を上げ続けると思っているうちに、ほんの数年後には、そのビジネスモデルは崩壊してしまっていたということはあり得るのだ。 新技術の分野においては、変化のスピードはさらに速い。消費者の行動の変化はこれまでになく速くなり、かつて力を持っていた産業が、今や息も絶え絶えとなっている。その最たるものが新聞業界である。 「ほとんどの新聞社は投資に値しない」と言ったバフェット氏 新聞業界が厳しい状況であることは、米国と欧州では10年以上も前から明らかだった。そしてついに2008年、この業界は変化の波に押し流されてしまった。米国ではデンバーからサ

    欧米の新聞は、既に死んでいる:日経ビジネスオンライン
  • ビル・ゲイツはいつだって「誘ってる」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 魅力的なリーダーを評するとき、「なぜかあの人には付いて行きたくなるんだよな」といった言葉がよく聞かれます。 志をもって邁進している人物を見て、自発的に「よしあの人に付いて行こう」と奮い立つこともあると思います。マハトマ・ガンジー、フォレスト・ガンプ、桃太郎……。いろいろな人物像が連想できますが、もくもくと前を歩む人の背中を追って、多くの人が連なっていく。このような形で生まれるリーダーもいるでしょう。 ただ、私の知る限り、このケースはとても例外的です。 仲間を引き入れて目標達成した監督 成功を収めている多くのリーダーは、まず自分から「一緒にやろうよ」と声を掛けているものです。人が背中を追いかけているように見えるリーダーも、はじめは人々を“誘い込

    ビル・ゲイツはいつだって「誘ってる」:日経ビジネスオンライン
  • 【27】「ブラトップ」と「ノーブラ」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 女性にとって、夏はいろいろと苦労の多い季節です。 暑くても、体形を保つために身体を締めつけるブラジャーやガードルを身につけ、薄着であっても下着のラインが洋服に出ないようにし、ダイエットは抜かりなく、汗で落ちないメイクをし、UV(紫外線)もカットし、ムダ毛を処理し、体臭にも気を配り、汗を見せないようにし、素足になる時のためにひざやかかともすべすべにする…。 そんな女性の苦労を、1つだけ楽にするヒット商品が生まれました。 それが2008年にユニクロから発売された「ブラトップ」です。 去年の夏だけで300万枚を売り上げる大ヒット商品になり、今年は昨年売上枚数の3倍となる900万枚を目標に、国内外で販売されています。 女たちを楽にしたユニクロの「ブラ

    【27】「ブラトップ」と「ノーブラ」:日経ビジネスオンライン
  • ラーメン店よ、「男飯」に帰っておいで!:日経ビジネスオンライン

    飯はカロリーを摂取するものだ ――山田さんご自身は、こんな飯が好きだというのはあるんですか。 山田 サバはアレルギーでダメだけど、それ以外なら何でもOK。前回もいったように、俺、別にい物にうるさくないですから。 ――うるさくないのに『男飯』という企画をやってみたいと思われたわけで。 山田 うるさくないからこその『男飯』なんですって。うるさいグルメ情報が多すぎるから、何も考えず気楽にべられる店を紹介したいと思ったわけで。基1000円以下で昼飯がえ、一人で行ってを読みながらべても怒られなさそうで、普通にうまい。そんな基準でお店を選びました。 ――一人で行って、何かを読みながらえる。あ、いいなあそれ。 山田 雑誌やスポーツ新聞が置いてあると、さらにいいんですけどね。 ちなみに『男飯』の裏コンセプトは、「飯はカロリーを取るためにうもんだ」。 久住 そうそう、当にそうだよ。 山田

    ラーメン店よ、「男飯」に帰っておいで!:日経ビジネスオンライン
    hyougen
    hyougen 2009/07/02
  • 探偵小説は「人間を描く」から面白い~『ミステリーの人間学』 廣野 由美子著(評者:根本 由也):日経ビジネスオンライン

    世の中には文学とミステリー(を含むエンターテインメント小説)を明確に分け、どちらか一方しか読まない人がいる。もちろん、それは個人の好みの問題なので、他人が口を挟むことではない。 しかし、そんな人の中には、文学の方が上だとか言い出す人もいる。その逆も然り。ならば、両者を格付けできる根拠が存在することになるが、はたしてそんなものはあるのだろうか? 書は、ミステリー小説の底流に「人間性の探究」という大きなテーマを看取し、特にそれが顕著なイギリスの作家の中から、チャールズ・ディケンズ、ウィルキー・コリンズ、アーサー・コナン・ドイル、G・K・チェスタトン、アガサ・クリスティーの5人に焦点を当て、彼らが各作品内でどのように人間を捉え、描いているかを論じたものだ。 著者はまず、小説を構成する要素としての、広義の「ミステリー(秘密・謎・不可解なもの・神秘)」について、イギリスの作家・小説研究家のE・M・

    探偵小説は「人間を描く」から面白い~『ミステリーの人間学』 廣野 由美子著(評者:根本 由也):日経ビジネスオンライン
  • 第76回:ソーシャルマーケティングの世界を広げる「ダウン症画家のアート」:日経ビジネスオンライン

    みなさんは、「アール・イマキュレ」という芸術を聞いたことがありますか。日語で言えば、「無垢の芸術」。ダウン症の人たちが行ってきた芸術活動に、中沢新一さんを中心にした芸術人類学グループが名づけました。ダウンズタウン・プロジェクトの一環です。 みなさんの中で、アウトサイダー・アートや、アール・ブリュットという言葉は聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。 アウトサイダー・アートは、文字通り職業芸術家ではない人たちのアート。それに対して、アール・ブリュットは、加工されていない生のアート。どちらも、訓練を受けていない人のアートや、専門にしていない人のアートという意味です。 しかし、彼らの描く作品にはとてつもないエネルギーが感じられます。ご覧になったことのある方は、同じように感じたに違いありません。 そもそもアートとは何か?そんなことを考えずにはおかれなくなってしまう作品です。よく、子ども

    hyougen
    hyougen 2009/07/01