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ブックマーク / bitecho.me (6)

  • 近藤聡乃が浮世絵師に! 若手職人たちの挑戦【インタビュー編】

    印象派の画家たちの時代から現在にいたるまで、世界が認める日のアート、浮世絵。江戸時代、葛飾北斎や歌川広重といった浮世絵師が、多くの名作を手掛けてきました。この浮世絵制作の仕事に、アーティストでありマンガ家の近藤聡乃が現代の職人たちとともに挑みました。今回、ニューヨーク在住の近藤の一時帰国に合わせ、木版画の工房兼版元・アダチ版画研究所(東京都新宿区)にて、お話をうかがいました。 ──さっそくですが、最初にこの浮世絵(木版画)の原画制作の依頼の話がきたとき、どう思いましたか? また、原画制作にあたって意識した点などありますか? このお話をいただいた頃、ニューヨークのMoMAでゴーギャンの展示を観ました。そのなかにゴーギャンがタヒチ滞在中に制作した版画作品『ノアノア(Noa Noa)』(1901年初版)とその版木が展示されていたんです。それでちょうど木版画に対する関心が高まっていたタイミングで

    近藤聡乃が浮世絵師に! 若手職人たちの挑戦【インタビュー編】
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    hyougen 2015/12/21
  • 趣味は芸術となるのか? 杉本博司の展覧会、千葉市美術館で開催

    千葉市美術館にて、「杉博司 趣味と芸術─味占郷/今昔三部作」展が開催されています (2015年10月28日〜12月23日)。 現代美術家でありながら、古美術商の経験も持つ杉。彼自身のコレクションも出品される展 は、 多様な活動ぶりがうかがえる充実の内容です。旺盛にして老練である、彼の作品をご紹介します。  杉博司は、東京とニューヨークを拠点に活動する美術家です。現在、千葉市美術館で開催されている「杉博司 趣味と芸術─味占郷/今昔三部作」展は、 2つのテーマで構成されています。ひとつめは、彼の代表作である写真シリーズ「ジオラマ」「劇場」「海景」による「今昔三部作」。2つめは、杉が著名人を招き、古美術品のしつらえと料理でもてなす『婦人画報』(世界文化社)の連載企画「謎の割烹 味占郷」で使用された床飾りを再現した「趣味と芸術─味占郷」です。 日初公開作品を含む16点、杉作品の真骨

    趣味は芸術となるのか? 杉本博司の展覧会、千葉市美術館で開催
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    hyougen 2015/12/13
  • 高谷史郎の新作パフォーマンス、待望の日本初演が決定!

    2016年1月23〜24日、滋賀・びわ湖ホールにて、世界的パフォーマンス・グループ「ダムタイプ」の創設メンバーの一人である高谷史郎の新作パフォーマンス『ST/LL(スティル)』の公演が行われます。10月のブリュッセル公演を経て、待望の日初演となります。 高谷史郎は、1980年代に京都で活動を開始し、今や世界的に高い評価を受けるグループとなったマルチメディア・パフォーマンス集団「ダムタイプ」の一員として知られるほか、音楽家・坂龍一や俳優・野村萬斎など、各界の第一線で活躍するアーティストとのコラボレーションでも注目を集めています。メディアの枠にとらわれず自由に表現方法を探る手法が評価され、2014年には文化庁芸術選奨(メディア芸術部門)文部科学大臣賞を受賞しました。 びわ湖ホールでは、高谷史郎の初パフォーマンス作品『明るい部屋』(2008)を2010年に上演して以降、2012年には『CHR

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    hyougen 2015/11/22
  • 騒動を超えて。企画者が語る「ここはだれの場所?」展の真意とは|MAGAZINE | 美術手帖

    騒動を超えて。企画者が語る「ここはだれの場所?」展の真意とは子どもたちにとって、大人たちにとっても美術館とはどんな場所だろう? もしくは、どんな場所になりうるだろう?今夏の東京都現代美術館の子どもを主題にした展(7月18日〜10月12日)では、4組のアーティストが「ここではない」もうひとつの世界の入り口を示す場所をつくりあげた。しかし、開幕直後に会田誠と会田家の作品に対して美術館と東京都が撤去・改変を要請したことで、世間を賑わせたのち、要請を撤回するという騒動に注目が集まってしまった。ここでは担当キュレーターにこの展覧会の企画意図を寄稿してもらった。改めて、この展覧会が今の社会に投げかけた、「美術の力」について向き合ってみたい。 ヨーガン・レール作品展示風景。石垣島に流れ着いたゴミでつくったランプの作品 撮影=木奥惠三 ◎「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展は、7月18日から

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  • 華やかでモダンな銘仙100選! 「きものモダニズム」展開催

    華やかな色彩と大胆な図柄で、大正から昭和初期にかけて流行した絣着物「銘仙(めいせん)」。チューリップ柄や幾何学模様など、西洋文化やモダニズムを取り入れた斬新なデザインで、当時の女性たちを魅了しました。泉屋葉博古館分館(東京・六木)で、銘仙100点を集めた「特別展 きものモダニズム」が開催されます。「銘仙」とは、大正から昭和初期にかけ、女性のお洒落着として流行した平織りの絹織物です。経(たて)糸と緯(よこ)糸を交互に組み合わせることによって模様を織り出す「絣(かすり)」という技法が用いられています。特徴的なのが、縦糸と緯糸をわざとずらすことによって色の境界線を曖昧にし、ぼやけたような柔らかい風合いとなっているのが特徴です。 赤紫地鈴蘭模様銘仙着物 アール・ヌーヴォーからアール・デコへとうつりゆく美意識の変遷を受けながら、バラやチューリップなどを用いた西洋風の花柄や、幾何学的な図柄など、華や

    華やかでモダンな銘仙100選! 「きものモダニズム」展開催
    hyougen
    hyougen 2015/09/17
  • 「生きる」ことに向き合う 官能的で暴力的な、池谷友秀の写真

    息を呑むような瞬間をとらえた水中写真で、国際的な評価を得ている日人写真家がいます。生と死というテーマに正面から挑み、水辺や水中で人物を撮り続けている、池谷友秀。彼の作品集『BREATH』をご紹介します。 漆黒の世界で、真珠のような水泡を身にまとい、重力から解き放たれた人体が躍動しています。血色のない、大理石のような白い肌も相まって、被写体は、まるで凍結した時間の中にいるようです。くっきりとした輪郭とコントラストをもって闇に浮かぶ人体には、力強い造形美を見出せるでしょう。 池谷友秀 BREATH #102,2011 「生きていくことに必要なものを、考え続けるために」 これらの写真作品は、もちろん合成などではなく、水中で写真家自身も潜水して撮影したものです。水中での撮影ですから、被写体は撮影の間、当然、呼吸をしていません。私たちの生存の術であり、生存の証でもある呼吸。その呼吸にフォーカスをあ

    「生きる」ことに向き合う 官能的で暴力的な、池谷友秀の写真
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