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ブックマーク / www.dommune.com (10)

  • interview with Mitsuru Tabata アウトサイダーの履歴書――田畑満 - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    ボアダムス、ゼニゲバ、アシッド・マザーズ・テンプル......いずれも日国内にとどまらず世界的な規模で活動しているバンドであり、欧米で高く評価されているバンドだ。そしてこの3バンドにはひとつの共通点がある。それが、今回紹介する田畑満というギタリストである。ボアダムスのオリジナル・メンバーであり、現在もゼニゲバ、アシッド・マザーズ・テンプル アンド・ザ・コズミック・インフェルノに在籍、それ以外にも数限りないバンド/ユニットに参加して毎日のように世界のどこかで演奏している。 まずは彼のプロフィールを紹介しよう。80年代前半にレゲエ・バンド「蛹」でデビュー。「関西ノー・ウェイヴ」などと呼ばれ盛り上がりを見せていたポスト・パンク/ニューウェイヴ・シーンの影響を浴びながら、和風ニューウェイヴとでも言うべき奇異なバンド「のいづんずり」に参加、ほぼ時を同じくして当時ハナタラシでの活動悪名高かった山塚ア

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  • 山本精一 プレイグラウンド~アコースティック - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    「僕は僕から離れていく(I could walk away from me)」......、ルー・リードの歌う"キャンディズ・セズ"を高校生の頃、自分の足りない英語力で一生懸命に訳したときに、この美しい歌の最後のフレーズが心に残った。それは......やはり男が男を止めて女になることを意味しているのだろうか、いや、それともアルチュール・ランボーが「酩酊船」で幻視したような、歴史に作られた「俺」から逃れるように、荒れ狂う大海原に放たれた「俺」と同じような感覚なのだろうか、それとも強力なドラッグ体験によるある種の離脱感覚なのだろうか、そもそもなぜ「僕」が「僕」から離れることをルー・リードはこの不思議な歌の最後の締めにもってきたのだろうか......、実際のところそこにどんな意味が込められていようとも、それは実に象徴的な言葉として鋭く機能して、どこまでも思いを巡らせるのだ。そして、「僕は僕から離

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  • interview with Seiichi Yamamoto 半径500メートルの永遠のうた - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    Dommuneで6月10日に放送したPhewの「45回転であいましょう」の司会をした私はゲスト出演した山精一の歌を隣で歌詞カードに記した特徴のある文字を目で追いつつ聴きながら、彼の歌をまぢかで体感できる至福を感じた。そのときはまだこのアルバムを聴いていなかったが、あれから何度も『Playground』を繰り返し聴き、なぜこれはこう何度も聴いてしまうのか考えるうちに、考えるよりも聴くのがおもしろくなった。 山精一の『Playground』はサイケデリックでありながらアシッドであり、ソフト・ロックの音色のイメージも抱かせるが、身辺雑誌のように親密な気持ちにもさせる。つまりこの50分弱にはきわめてシンプルにみえても多くのものが入っている。ここしばらくPARAのようにコンセプトを濃縮したグループや、企画作品、あるいは羅針盤や想い出波止場の再発などであいかわらずその名をみなかった時期はなかった山

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  • interview with Phew The Diva in The Underground - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    私の若いときっていうのは精神的に危ない場所にいたと思うんですよ。まあ、いまも危ないと思うんですけどね(笑)。あの二行はね、決意表明というか、「そうするんだ」っていう、意思表明みたいなものなんです。あの二行は、いまの気分でもありますよ。 ■最初に聴いたパンクって何だったんですか? Phew:たぶんね、ジョナサン・リッチマンだったと思うんですよ。パンクって名前はあったのかな? なかったと思うんですよね。 ■当時、ジョナサン・リッチマンを聴いていた日人ってどれぐらいいたんですか? Phew:日盤で買いましたよ。私が高校1年のときでしたね。 ■モダン・ラヴァーズですね。 Phew:そう、ジョン・ケイルがプロデュースしていてね。"ロードランナー"という曲があって、それはいまでも好きです。ただ、それはパンクっていうよりも、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの延長上で気になって、買ったんです。で、そ

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  • interview with Kan Mikami もうひとりの、“日本のパンク”のゴッドファーザー - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    Home > Features > Interview > interview with Kan Mikami もうひとりの、"日のパンク"のゴッドファーザー:三上寛、超ロング・インタヴュー 明日で世界は終わるだろう 明日で世界は終わりさ けれど誰がそれを信じるだろう 誰がそれをきくだろう "アンコ椿外伝"(2011) ディストピアを声高く歌うひとを、昨年の11月、麻布の〈新世界〉で見た。「カモメよカモメ~、この世の終わりが~」、彼は未来のなさを、海の荒々しい彼方の情景を、独特の節回しの唄とギターの演奏のみで、これでもかと言わんばかりに展開した。東京という街がとにかくナイーヴで、相変わらずの励ましソングか、口当たりの良いヒューマニズムを繰り返すしか脳のないときに、1960年代末に青森からやって来て、寺山修司と精神的に結ばれながら、放送禁止用語集のような楽曲を発表していた三上寛は、いまも堂

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  • 91台のドラムが放つ、前人未踏の音楽体験!「BOREDOMS presents7X13BOA DRUM」が「FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013」に上陸!!!!!!! !!!!!!!!!!!!! | FREEDOMMUNE 0<ZERO>ONE THOUSAND 2013

    91台のドラムが放つ、前人未踏の音楽体験!「BOREDOMS presents7X13BOA DRUM」が「FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013」に上陸!!!!!!! !!!!!!!!!!!!! 2007年7月7日...NYブルックリンの橋のたもとで77BOA DRUMは遂行された!!!!!!! 指揮をとるEY∃を中心に螺旋状に配置された77台のドラムと77人の共同体が放つリズムが、さざ波のように沸き起こっては統制され、大きなうねりをみせながら解放されてゆく、77BOA DRUMは、ある種のヒーリングの装置のような様相を帯びていた!!!!!!! そう、我々人類はリズムに癒しの効果を発見した"太古"から"太鼓"を"大呼"させ、精神と肉体と脳と心と細胞を"振動"で融合し続けてきたのだ!!!!!!! そして、2008年8月8日にはLAとNYの2ケ所で、∞を

    91台のドラムが放つ、前人未踏の音楽体験!「BOREDOMS presents7X13BOA DRUM」が「FREEDOMMUNE 0 <ZERO> ONE THOUSAND 2013」に上陸!!!!!!! !!!!!!!!!!!!! | FREEDOMMUNE 0<ZERO>ONE THOUSAND 2013
  • Summer of Hate in Osaka 大阪の夜にはダンスがない - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

    大阪で20年以上生活してきたが、この数年で街がもっとも大きく変わったように感じる。ついこのあいだまで、都市部のどこに行っても工事中の箇所ばかりで迷路のように入り組んで歩きにくいことこの上なかったのだが、気がつけば新しいデパートやショッピングモールが次々に完成していた。小奇麗に整備された(しかしまだ工事中の場所も多く、これからも改装が続けられるのだろう)JR大阪駅の周辺は、いまでは「OSAKA STATION CITY」と呼ぶらしい。 大阪でクラブの摘発が大々的にはじまったのは、「歩きにくい」と感じていた最中の2010年の末のことだ。西心斎橋の繁華街、通称アメリカ村のクラブが摘発されたことを報じる新聞にはお決まりの騒音や犯罪、ドラッグの問題(単にイメージでしかないものも当然あるだろう)が取り沙汰されていたが、摘発の理由はそのどれでもなく風営法違反であった。はじめの摘発はまさにイヴェントの最

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    北出栞『「世界の終わり」を紡ぐあなたへ ―デジタルテクノロジーと「切なさ」の編集術』 刊行記念 ■太田出版 Presents「Y2K・ボーカロイド・現代美術―〈セカイ系〉文化論の現在地」●出演:北出栞、柴那典、宇川直宏、藤田直哉、布施琳太郎 ● Performance(収録):KAIRUI×米澤柊、Telematic Visions×cosgaso 「詳説・HYPERTEXT」SAPPORO POSSE ONLINE#1 ●TALK:SAPPORO POSSE、ばるぼら、持田保 ●ILLUMINATI CARD PLAYER:with 宇川直宏 ●DJ:banana|BROADJ#3285 「カウンターカルチャーと陰謀論」を軸に音楽・文学・オカルト・インターネット・スピリチュアルを貫き通す!!

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    hyougen
    hyougen 2010/03/12
  • Interview | intervew with FURUKAWA MIKI ――フルカワミキ、インタヴュー - ele-king Powerd by DOMMUNE

    青森からやって来て、周囲からも浮いていて、疎外感や孤独感があったんです。交わりたくても交われなかったんです。その感覚がずーっとあるんです。 この取材の興味の矛先はこうだ。電気グルーヴやボアダムス、あるいはロヴォ等々に続くようにして、90年代のレイヴ・カルチャーにインスパイアされたスーパーカーというポップ・ロック・バンドのメンバーだった人物の"現在"について。そんな観点で彼女の3枚目のアルバム『Very』を聴いていると、大雑把に言って、彼女がまだあの場所にいるように思える。ドリーミーでサイケデリックな彼方の、いまだ"ストロボライツ"が発光するあの場所に――。 久しぶりですね。 はい。 最後に会ったのが『ハイヴィジョン』の取材のときじゃないのかな? へー、そんなになりますか~。 たぶん。 そうですよね。 それで......久しぶりなので、最初に大きな質問させてもらいますけど、このアルバムにとっ

  • Live Reviews | 灰野敬二 - ele-king Powerd by DOMMUNE

    @Koenji Showboat December 30, 2009 日時:2009年12月30日(水) 会場:高円寺ショーボート 渡邊未帆 若者で満員のHair Stylistics(中原昌也ほか)、巨人ゆえにデカイ、ゆらゆら帝国のリキッドルームでのライヴのあと高円寺へ向かった。開場午前1:00、開演午前1:30、毎年恒例の高円寺ショーボートでのオールナイト灰野敬二ソロ・ライヴである。このレポートはリキッドルームに一緒に行った野田さんが、そんなライブをハシゴする女子をめずらしがって要請してくださって書いているものである。日では珍しいかもしれないけれど、世界的に見ればある人たちにとっては羨ましがられるハシゴなはずだ。(野田さんは高円寺には来なかったけれど)。 ショーボートの前の通りには遠目に行列ができていた。セッティングのために開場が少し遅れているようで、灰野さんから差し入れのホッカイロ

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