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ブックマーク / www.advertimes.com (19)

  • 地図をたどる(文・早坂尚樹)

    東京コピーライターズクラブ(TCC)が主催する、コピーの最高峰を選ぶ広告賞「TCC賞」。その入賞作品と優秀作品を収録したのが『コピー年鑑』です。1963年に創刊され、すでに60冊以上刊行されています。 広告クリエイターを目指す人や駆け出しのコピーライターにとっては、コピー年鑑は憧れの存在であり、教材であり、自らを奮い立たせてくれる存在でもあります。TCC会員の皆さんは、コピー年鑑とどう向き合ってきたのか。今回は、JR東海や日ハムなどの広告を手がける早坂尚樹さんです。 小さい頃、母から言われて印象的だった言葉がある。 「贅沢はさせてあげられないけど、欲しいだけは、いつでも買ってあげるからね」 あいにく、体を動かすことが好きな少年だった僕は、をおねだりすることなく大人になってしまったが、知識や知恵というものには、値段以上の価値があることを知る、原体験になった。 だから僕は、今でもを買う

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    hyougen 2024/06/23
  • グッドデザイン大賞に奈良の「チロル堂」店内通貨で子どもたちに魔法を | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    2022年度グッドデザイン賞(主催:日デザイン振興会)は11月1日、最高賞となるグッドデザイン大賞に地域の子どもたちを支える活動「まほうのだがしや チロル堂」(奈良県生駒市)を選出したと発表した。受賞者はアトリエe.f.t . 、合同会社オフィスキャンプ、一般社団法人無限。 運営は大人たちが店内で購入した代金の一部や、全国からのサブスクリプションモデルの寄附によって支えられており、これらに貢献する行動自体を「チロる」と呼んでいる。チロル堂の利用者数は1日あたり300人を超えることもあり、サブスク会員は200名に達した。2022年7月には金沢に2号店をオープンしている。 担い手は、大阪や奈良でアートスクールなどを営む「アトリエe.f.t .」代表/クリエイティブディレクターの吉田田(よしだだ)タカシ氏、奈良県吉野郡のクリエイティブファーム「オフィスキャンプ」代表の坂大祐氏、生駒市内で放課

    グッドデザイン大賞に奈良の「チロル堂」店内通貨で子どもたちに魔法を | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議
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    hyougen 2023/01/17
  • 建築家・妹島和世さんとアートサイエンスの精鋭が最先端のアートサイエンスを探る講演会を実施 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    講演のテーマは、「Be Artistic & Analitic Be Poetic & Progmatic」。モデレーターを務めたマサチューセッツ工科大学メディアラボ副所長の石井裕客員教授は冒頭で当日の講演を振り返り、「日の講演で皆さんから出てきたキーワードは、ボーダレスやシームレス。内と外のつながりを重視し、妹島さんが設計した新校舎に通じるものがあった」と話した。 それを受けて、妹島さんは新校舎の設計の考え方について話した。「建築というものは、外にある危険なものや寒さから中のものを守るために、境界をつくります。でも、それによって私たちの生活と外が離れてしまう。そうではなく内と外がつながり、自然など周囲のものに触れていくことができる空間。さまざまな人たちが集まり、一緒にいる人たちの多様さをポジティブに受け止められる、そんなボーダレス

    建築家・妹島和世さんとアートサイエンスの精鋭が最先端のアートサイエンスを探る講演会を実施 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議
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    hyougen 2019/01/11
  • 詩人・最果タヒの詩で彩るルミネのクリスマスキャンペーン | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    最果さんは1986年生まれで、中原中也賞・現代詩花椿賞などを受賞した詩人。最新詩集は『愛の縫い目はここ』、最近では清川あさみさんとの共著『千年後の百人一首』も発売となった。2017年には、詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が石井裕也監督によって映画化されている。 キャンペーンは、ギャラリーロケットで知られるRocket Company*/RCKTが全体をクリエイティブディレクション。ルミネのクリスマスのために書き下ろした最果さんの詩の世界を、さまざまなクリエイターが自身のフィルターを通して映像、キービジュアルのデザインや館内装飾などで表現し、ルミネならではのクリスマスを彩っている。 参加クリエイターは、最果さんのの装丁で知られるアートディレクター・佐々木俊、イラストレーター・山口洋佑、空間デザイン・HYOTA、映像ディレクター・フジモトカイ。 特設サイトでは、映画『溺れるナイフ』を

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    hyougen 2017/12/01
  • 初監督作品では会社から「こんな映画つくっていいと思ってるの?」と怒られた!(ゲスト:細田守さん)【後編】

    記事は7月16日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。 『デジモンアドベンチャー』制作時に会社から言われたこと 中村:先週に引き続き、映画監督の細田守さんをお迎えしております。1999年の初監督作品、劇場版『デジモンアドベンチャー』をちょうどさっき下で見ていたんですけど、軽くウルっときちゃって。たった20分ですが、すごいんですよ。子ども向けの番組だけど、抜群に大人でも見られるというか。 細田:最近、『デジモン』を子どもの頃に見てくれていたという人たちが成長して大きくなって、「細田さん、昔デジモン見てましたよ。良かったです」と言って握手を求めてくれるんです。それが海外では黒人の筋肉質の男だったりして、僕は見上げながら当に大きくなったねと(笑)。『デジモン』はアメリカのFOXチャンネルでやっていたので、海外の人もわりと知ってる人がいてビックリします。17年前の作品だから、当時10歳

    初監督作品では会社から「こんな映画つくっていいと思ってるの?」と怒られた!(ゲスト:細田守さん)【後編】
  • ガリガリ君「値上げ」60秒CMをオンエア

    ♪~値上げはぜんぜん考えぬ 年内値上げは考えぬ 今のところ値上げは見送りたい すぐに値上げは認めない……知る人ぞ知る高田渡の昭和の名曲『値上げ』が流れる中、赤城乳業社の前で神妙な面持ちで並ぶ社長と社員たち。「25年間踏んばりましたが、60→70」というコピーと共に、深々と頭を下げる。 赤城乳業は、 4月1日からのガリガリ君25年ぶりの値上げに伴い、同社社員が出演する60秒のテレビCMを4月1日、2日の2日間限定でオンエアする。 『ガリガリ君』は1981年の発売当時は50円だったが、91年に10円値上げし60円に。そこから25年間、厳しい環境の中、価格を据え置いてきた。しかし、近年の世界的な品需要の変化や、物流費の高位安定、原材料やスティックなど包装資材の需給逼迫と価格高騰、加えて人手不足による人件費高騰が顕著となり、4月1日出荷分からアイスクリーム価格の値上げを決行。その中で『ガリガリ

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    hyougen 2016/04/02
  • 【特別講義】先生!「企画」と「アート」、乗り越えられない壁があるって本当ですか? - Page 2

    「それやりすぎじゃない?」って思うこだわりが意外と大事 はいね:片岡さんとの仕事を省みると、いわゆる「クリエイティブのパーツ」は完全プロにお任せ、というスタイルが多いですよね?大きく意図とずれない限り、途中で口を出すこともしない。 片岡:まだこの仕事を始めて間もないころ、ドラマのポスターを作る機会があって、主人公は若い獣医でした。「沢山の犬たち(人間関係も)に振り回されて大変な目に合う」というコミカルなストーリーだった。僕は宣伝広報分野の担当だったけど、アートディレクターの方が考えたビジュアル案が秀逸で、主役の獣医役の俳優さんが白衣をきて、物の犬が何匹もぐるぐる彼を取り囲んで、その犬の首ひもが役者さんをぐるぐる巻きにしちゃうの。それもCGでなく実写で。 はいね:面白い! 片岡:僕もすごく面白いと思った。だけど、制作費の見積もり見たら、犬の首ひもが革製の最高級品で1何万円もした(笑)何十

    【特別講義】先生!「企画」と「アート」、乗り越えられない壁があるって本当ですか? - Page 2
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    hyougen 2016/02/05
  • MIKIKO×真鍋大度×菅野 薫「身体×テクノロジーで生み出す演出の最前線」 | AdverTimes

    演出振付家であるMIKIKO氏は、「Perfume」「ELEVENPLAY」「BABYMETAL」などの数々のアーティストを担当してきた。特にPerfumeの演出振付では既存の照明、映像、レーザーなどの視覚的な演出のみならず、ウェブサイトやモバイルアプリで収集したデータをライブ映像に重ねるなど新たなエンターテインメントの領域を切り開いている。MIKIKO氏、ライゾマティクスの真鍋大度氏、電通 菅野 薫氏の3名が身体とテクノロジーを駆使する新しい演出方法を語り合った。 ステージからMVまで演出する「演出振付家」 菅野:MIKIKOさんをPerfumeの振付師として知っている方は多いと思いますが、「演出振付家」としてステージやMVなどの総合演出をされていることは知らない方も多いと思います。はじめに、演出振付家とはどんな仕事ですか。 MIKIKO (以下 M):ライブや舞台の中で、振付だけでなく

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    hyougen 2015/04/06
  • じぶんのなかに狂気をちゃんと飼っておく

    高1の夏。N君が死んだ。ガスの元栓につないだホースをくわえて。彼は、僕たちのバンドのヴォーカルで、ロバート・プラントばりというわけにはさすがにいかなかったけれど、ポール・ロジャースばりでは明らかにあった。ものすごく人気があって、女のコたちにはもちろん、同じくらい男子からも。この両立は実は、なかなか難易度高い。でも、そうじゃないと、スター、ましてやカリスマにはなれない。ま、1970年代の渋谷区港区の一部地域だけのカリスマだけどね。N君は、かっこよかったのはもちろんだけど、なにしろアタマがよかった。ついでに学校の成績もかなりよかった。 高校生男子にとって、いちばん重要なこと、つまりモテるために必要なのは、ルックス、スポーツ、バンド。以上終わり。なのであって、つまり、モテの道はかなり限定されていた。想像するに、今もそうだろう。これが、大学生になると、将来性だの、家が金持ちだの、いいクルマ乗ってる

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    hyougen 2014/06/16
  • 落ちゲー「Candy Crush Saga」が教えてくれた、日本の鎖国状態

    今回は、なぜ私が、PARTYがニューヨークで仕事をすることにしたのか、そんなことを書いていきます。 「ニューヨーク突撃記」とか言っておいて、話は台湾から始まります。 2013年3月。昨春のことになります。台湾で行われた広告系のセミナーに、講師として呼んでいただきました。 行ったことがある方はよくご存知かと思うのですが、台湾という国は、かなり日と共通するものが多い国です。まず、日のように、街のそこかしこにコンビニがあります。そしてそのコンビニにおでんが売っています。そのおでんの具は微妙に違ったりしますが、そのあたりの生活の基盤にある構造が、かなり共通しているのです。 実際、日の西表島からちょっと行けば台湾だったりするわけで、それは当然のことなのかもしれません。 だから、台湾は、自分にとって「外国」という感じがそんなにしない場所でした。 事件はその台湾で起こりました。台湾の皆さんは当に

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  • 名前を間違えられることを逆手に!昭文社×旺文社合同キャンペーン

    地図とガイドブックの出版社 昭文社と、受験教材、資格検定教材の出版社 旺文社は、両社公式フェイスブック、ツイッター上での共同プレゼントキャンペーンを5月13日より行う。それに先駆け、25日より両社で販売するアプリを特別価格で提供するキャンペーンを始めた。 この共同キャンペーンは、両社の社名が似ており、「よく間違えられる」ことがきっかけでSNS担当者同士が交流を始め、生まれたもの。「昭文社×旺文社『どっちがどっち?!』キャンペーン」と題して、「〇〇〇は昭文社、〇〇〇は旺文社」というクイズ形式で、両社それぞれのキャッチコピーを募る。〇の部分文字数制限なし。両社のフェイスブック、ツイッターから募ったコピーは、昭文社と旺文社の両担当者で審査を行い、優秀な作品の応募者30人にプレゼントが贈呈される。期間は5月13日から31日まで。 25日から始まっているアプリ特別価格キャンペーンでは、昭文社の 「こ

    名前を間違えられることを逆手に!昭文社×旺文社合同キャンペーン
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    hyougen 2013/04/26
  • 作家と広報の仕事は少し似ています―直木賞候補作『空飛ぶ広報室』の作者・有川浩氏

    1月7日、第148回直木三十五賞候補作品が発表された。ノミネート作品の一つが、『図書館戦争』、『阪急電車』、『県庁おもてなし課』などの作品で知られる人気作家の有川浩氏が航空自衛隊 航空幕僚監部広報室を舞台に書いた『空飛ぶ広報室』。有川氏は、広報会議のインタビューで「作家と広報の仕事は似ている」と話した。 出会いは、大胆な売り込み 直木賞候補作品『空飛ぶ広報室』を生み出した2人。「うちで小説を書きませんか」と申し出た、小説の鷺坂広報室長のモデルは、現在浜松基地司令を務める荒木正嗣氏(右)。 『空飛ぶ広報室』を書いたのは、当時の空幕(航空幕僚監部)広報室長から、「航空自衛隊を題材にした小説を書きませんか」とメールをいただいたことがきっかけです。これまで、自衛隊を扱う作品をいくつか書いてきて、自衛隊の広報関係者にお会いする機会はありましたが、いきなり作家に対して、「うちで何か書きませんか?」と売

    作家と広報の仕事は少し似ています―直木賞候補作『空飛ぶ広報室』の作者・有川浩氏
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    hyougen 2013/01/10
  • 版下の時代にあったモノ | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    大学を出て情報誌のぴあに就職した。まだその頃はすべてが版下での進行。ペラ原稿に鉛筆で原稿を書き、写植屋さんに入稿して校正をして、どうしようも無いときには旧版(古い版下原稿)から写植を切り貼りして切り抜けていた。 今で言うデザイン入れは写植入稿と同じ意味だったから、この波を乗り越えると版下(初稿)が上がるまで少しだけど空白の時間が訪れた。編集部に寝っ転がってひたすら寝る奴、自宅に戻ってしまう奴、街にナンパに出かける奴など個性豊かな過ごし方が面白かった。 自分が編集長になった時はちょうど DTPの移行期だったが、この“写植待ちの間”ってのがいかに有益であったかを思い知らされたのである。後輩を呼んで「なんでこの文章を書いたのか?」だとか、「デザイナーへの指示はこうしてみたら…」とか諸々のアドバイスの時間があった。現場の編集者もとにかく写植入稿をすればホットとする。編集作業におけるティーブレイクみ

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    hyougen 2012/11/05
  • 佐藤尚之(さとなお)さんに聞く(前編)「効率じゃないコミュニケーションへ」

    まるで、広告の未来探しの旅。 この連載は、旅に似ていて、日々の仕事をしながらも、まるで精神的な長い旅に出ているような不思議な気分になっています。 今回、ちょうど中間地点となる第6回は、佐藤尚之(さとなお)さんです。 ここから先の旅の計画を立てるにあたって、佐藤尚之さんが広告の未来について、今どう考えているのか、このタイミングでお会いして話したかったのです。 個人、政治、企業。そういうものの間をつなぎながら、佐藤尚之さんが、ずっと前から信じ、闘い、変えていこうとしていることが何なのか、対談を通して、それに少しだけ触れることができた気がします。 広告の未来の話をしよう。COMMUNICATION SHIFT 第6回は、佐藤尚之さんです。 佐藤尚之 プロフィール 1961年東京生まれ。ツナグ代表取締役。電通モダン・コミュニケーション・ラボ主宰。公益社団法人「助けあいジャパン」会長。ソーシャルメデ

    佐藤尚之(さとなお)さんに聞く(前編)「効率じゃないコミュニケーションへ」
  • 永井一史さんに聞く(前編)「デザインとは、もともと社会をよくするためのもの」 | AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議

    HAKUHODO DESIGNの永井一史さんとの出会いは、昨年、ともに世話人として立ち上げた震災復興支援プロジェクト、「ユニセフ 祈りのツリープロジェクト」からなのですが、永井さんには、僕は、2つの顔があると思っています。 一つは、HAKUHODO DESIGNを率い、サントリー伊右衛門や資生堂など、数々の企業のブランディングを手がけてきた顔。 もう一つは、ユニセフTAP TOKYO(途上国できれいな水が飲めるようにするための支援プロジェクト)をはじめ、広告業界でいち早く、クリエイティブスキルを活かしたボランティアを実践してきた顔。 僕が、ずっと疑問だったのが、この2つの顔を、どう両立しているのか、ということ。 広告ビジネスと、ビジネスとはかけ離れたプロボノ的活動の両方の延長線上に、どんな広告の未来を見ているのか、ということ。 広告の未来の話をしよう。
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  • 【カンヌ直前集中連載】世界の広告賞をおさらいしよう(1)

    今週末から開催されるカンヌライオンズ(カンヌ国際クリエイティビティフェスティバル)。ワンショー、クリオ賞と並ぶ世界三大広告賞の一つです。世界には他にもメジャーな国際広告賞、注目すべきローカル広告賞が多数あります。そこで、カンヌ直前の特別企画として、世界の広告賞を全3回で集中解説します。 ※記事は、『ブレーン』の連載「楓セビルのアメリカンクリエイティビティ」の「世界の広告賞を解剖する」シリーズ(10月~12月号掲載分)を転載したものです(一部当時の状況と変わっている部分もございます。ご了承ください)。 文・楓セビル 「賞を受賞すると、多くのクリエイターはリラックスする。リラックスすると、良いアイデアが浮かぶ。賞にはそうした効果がある」 (マルチェロ・サーパ AlmapBBDO チーフ・クリエイティブディレクター) メジャーな広告賞とその意味 このコラムでは、3回に分けて国際広告賞をテーマに

    【カンヌ直前集中連載】世界の広告賞をおさらいしよう(1)
  • 技術はコンテンツに対し中立でいられるのか?~CD1枚74分とサビ頭ポップソングにその真髄を見る~

    今回は、技術が規定する環境(アーキテクチャー)とコンテンツ内容の関係について話したいと思います。 今から約30年ほど前、国内ではじめてソニーからCDプレーヤー1号機が発売され、CDソフトの販売も始まりました。この件には、単に「ステレオ機器と音楽ソフトの流通形態にまつわる話」を超える深い意味合いがあります。技術とコンテンツの関係を考えるうえでの、基事例として、ぜひ紹介したいと思います。 音楽というものは、それ自体は手にとって触ったりできないものです。それ故、その内容を録音した物理的なパッケージ技術が、それを商品として流通させるために必要とされてきました。しかし、物理的なパッケージや録音形態が変わること、具体的には、「アナログ盤からCDへと変化すること」は、来的ならば、あくまでミュージシャンと聴き手をつなぐ「流通形態」つまり、音楽を届けるパイプの変化の話にすぎないはずです。 つまりアナログ

  • 佐藤可士和さんに質問「日本人の強みは何だと考えますか?」

    『ブレーン』では佐藤可士和さんが美大生からの質問に答える連載コーナー「美大生からトップクリエイターへの質問」を掲載しています。アドタイでは、隔週でこの連載を転載しています。 ※記事は、『ブレーン』2011年9月号(連載第2回目)掲載分です。 連載「佐藤可士和さんに質問」はこちら Q. 海外仕事をするとき、日人としてどんなところが強みだと考えますか? (京都精華大学デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 2回生) A. 成熟した時代には日的な強みが生きる 小型化と多機能化に強み 日人の強みの一つは、すでにある製品を、改良しアップデートする能力の高さだと思っています。自動車しかり家電製品しかり、もとは海外で生まれた製品を“小型化”“多機能化”していく技術が非常に優れている。 グローバルで仕事をしていると、必然的に日らしさとは何かを意識します。さらにいま、高度成長期以降の産業史を扱った

    佐藤可士和さんに質問「日本人の強みは何だと考えますか?」
  • 佐藤可士和さんに質問「美大生がもっと勉強すべき分野は何ですか?」

    『ブレーン』では佐藤可士和さんが美大生からの質問に答える連載コーナー「美大生からトップクリエイターへの質問」を掲載しています。アドタイでは今後、隔週でこの連載を転載していく予定です。誌面とあわせてお楽しみください。 ※記事は、『ブレーン』2011年8月号(連載第1回目)掲載分です。 連載「佐藤可士和さんに質問」はこちら Q. アートディレクターを目指しています。マーケティング、時事問題など、美大生がもっと勉強すべきだと思う分野などはありますか? (女子美術大学 デザイン学科3年 室谷かおり) A. 気で取り組めばあらゆることから学べる バンド活動から得た気づき 学生のうちは、興味の対象を限定せずに、できるだけいろいろなことに目を向けたほうがいいと思います。なぜなら、思わぬ分野同士が結びついて、学びや気づきを与えてくれることがあるからです。 とはいえ当時の僕は、「とにかく自分はすごいクリ

    佐藤可士和さんに質問「美大生がもっと勉強すべき分野は何ですか?」
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