■ 著書 ■ 学術論文(査読つき) (Papers, Peer review) ■ その他の論文 (Other papers) ・ 未出版論文: 動物行動における記号の起源 ・ 養老シンポジウム2001 郡司の講演に関する討論 ・ 一部論文の概要 後期博士課程から現在に至るまで,筆者の目標は一貫している.それは,「”生命と物質の違いは何か”とは如何なる問いか.そして,我々はその問いに対して,如何なる答え方を用意すべきか」に取り組むことであった. ここでいう生命とは,想定される外部を常に孕みながら,進化・発達・発展をとげる対象であり,いわゆる生物学が対象とする生物に留まるものではない.想定外部という言葉が示すように,この意味での生命を問うとき,想定し,想定外部を見る観測者と対象は分離できるものではない.この点に留意し,筆者は,分離を前提とする言語体系と前提としない言語体系の
先日、Rieke研の論文を紹介したので、それに関連する論文を読んでみた。 Science. 1995 Jun 9;268(5216):1503-6. Reliability of spike timing in neocortical neurons. Mainen ZF, Sejnowski TJ. summary スパイクタイミングのreliablityについて調べた先駆的研究だ。スパイクタイミングのreliablityの話なら、ほぼ確実に、この論文が引用される。 --- モチベーションは? 皮質ニューロンの発火パターンが示す「ゆらぎ」(variablityの意味)は、単なるノイズなのか?それとも情報を運んでいるのか?という大きな問題にアプローチすること。特に、ニューロンのスパイク生成中の「内因的なノイズ」はいったいどれくらいあるのか?ということを実験的に調べている。 --- どんな実
12月1日、大阪大学"ゆらぎ"プロジェクト東京シンポジウムが秋葉原コンベンションホールにて開催された。主催は大阪大学。 「大阪大学"ゆらぎ"プロジェクト」は、平成18年度 文部科学省科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」プログラムの1つとして本年度に採択された課題「生体ゆらぎに学ぶ知的人工物と情報システム」の略称で、大阪大学と民間企業6社、3研究機関との協働プロジェクト。「ゆらぎの利用」に焦点をあてて、基礎科学から産業化・実用化技術に至るイノベーション創出を目指す。 生体システムの機能発現の仕組みを「ゆらぎの利用」の視点から追究して新しいコンセプトを創出。そして、その知見を取り入れたナノ材料物質科学、情報システム科学、ロボット工学を構築することによって、生体特有の柔軟な機能を模倣した情報処理センサを組み込んだ人工臓器、人間にやさしい高機能ロボット、生体特有の適応性・
理研CDBシステムバイオロジー研究チームのチームリーダー、上田泰己氏(30)が、文部科学大臣表彰の一つ、若手科学者賞を受賞した。同賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究など、高度な研究開発能力を持ち、顕著な研究業績をあげた若手研究者に毎年授与されている。同氏は、哺乳類の体内時計を司る遺伝子ネットワークの解明をテーマに研究を進め、時刻特異的な発現を示す多数の遺伝子を同定してきた。さらに、時計の心臓部となる16個以上の「時計遺伝子」が複雑な転写ネットワークを形成し、様々なタイミングの遺伝子発現を生み出すメカニズムを明らかにしてきた。 ポストゲノム時代と呼ばれる現在、ゲノム研究によって生まれた研究インフラストラクチャーを動的で複雑な現象の解明に活かす方法論が求められていた。同氏の研究は、DNAマイクロアレイ等の新たな技術を駆使した包括的かつ体系的な発現解析がメカニズム解明の鍵となっている。ま
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