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本書の翻訳者の一人である@cero_tより献本頂きました、ありがとうございます。というわけで一週間かけて読んでみた。 www.amazon.co.jp 今現在 Java で開発している人、特に運用者や試験者は間違いなく買っておくべき本です。Javaに限らない一般的なパフォーマンスチューニングの考え方・観点から、Java アプリケーションにおいてボトルネックになりやすい GC や JIT の詳細な確認方法からチューニング方法が解説されている。特にすごいのが Java の世界のみならず、OS の世界まで触れている点。流石に OS の世界はここに書かれているのが全てではないけれど、Java アプリに関わる部分で問題になりやすい点は割と触れている。 JDK8 にも対応しており、今現在手に入る情報としては一番頼もしいと思う。4000 円程度でこの知識量が手に入るなら非常に安い。 お勧めの読み方 個人
バッチ処理などスループット重視のアプリケーションはデフォルトのパラレルGCで良いが、Java EEアプリケーションサーバなどレスポンスタイム重視のものやHadoopなどのクラスタ系ソフトウェアで死活監視に引っ掛る系などのstop the worldをなるべく避けたいいわゆるサーバ系ソフトウェアを運用する場合には、UseConcMarkSweepGCを付与して停止時間の短いCMS GCを使う。その場合にCMSのチューニングに踏み込もうとするとなんだか難しい記述がいっぱいで若干困るので、簡単なガイドをメモとして書いておく。 対象バージョンは以下。 $ java -version java version "1.7.0_51" OpenJDK Runtime Environment (fedora-2.4.5.1.fc20-x86_64 u51-b31) OpenJDK 64-Bit Serve
Javaアプリケーションを運用していると必ず突き当たるのがGCの問題である。JVMの上で生きている限りこの問題を避けて通ることはできない(し、この問題に手をつけたら終わりだとも聞いたことがある)。NorikraはJRubyで記述されているJavaアプリケーションであり、用途からして大量のオブジェクトを作って破棄していることが容易に想像できるので、GCのチューニングは重要であることが考えられる。 GCのログをとりたい チューニングしたいのであれば、まずはともあれロギングである。ログなくしてチューニングすることなどできない。ということでまずはGCのログをとる。 $ norikra start -Xmx4g -Xms4g -Xloggc:/var/log/norikra/gc.log -XX:+PrintGCDateStamps -XX:+PrintGCDetails
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