災害ボランティア活動報告 県内の複数の災害ボランティアで作る「あいち・なごや東北関東大震災ボランティア支援連絡会」の世話人会が名古屋市東区のウィルあいちで約40人が出席して開かれ、被災地で支援を続けるボランティア団体がそれぞれの活動報告をした。各団体は、現地の惨状を伝えるとともに、「長期的に支援できる組織が必要だ」と訴えた。 世話人会では、「NPO愛知ネット」(安城市東栄町)の天野竹行理事長、NPO法人「レスキューストックヤード」(名古屋市東区)の浦野愛・常務理事らが報告をした。 天野理事長は先月21〜27日に岩手県大船渡市で活動した。多くの被災者が家族や友人らを亡くす中、心のケアが必要だと訴え、今後、臨床心理士4人を派遣する予定だという。 また、レスキューストックヤードは同月24〜30日、浦野常務理事ら7人が宮城県七ヶ浜町を訪れ、被災者のための足湯、支援ボランティアのための炊き出しなどを