マスコミを大いに賑わせた大塚家具のお家騒動。結果は既報の通り娘の久美子氏側の勝利となったわけですが、その決定が下された株主総会に出席した公認会計士の平林亮子さんが、緊迫した会場の模様をレポートしてくださいました。 『平林亮子の晴れ時々株主総会』号外vol.2より一部抜粋 報道などでご存知の方も多いと思いますが、現社長である大塚久美子氏と、創業者であり会長である大塚勝久氏が、株主総会に異なる議案を出していました。 ざっくりと言えば、大塚久美子氏の提案する取締役を選任するか、大塚勝久氏の提案する取締役を選任するか、という対立がありました。 ただ、第三、第四の道も存在しないわけではなく、 「双方の候補者をミックスして選ぶ」 「まったく違う候補者を選ぶ」 こともあり得ない話ではありません。 結果は、大塚久美子氏の提案した取締役が選任され、大塚勝久氏は経営からはずれることになりました。 通常の株主総