「高畑勲展」開幕!“絵を描かない”アニメ演出家の功績を、1000点超の資料で辿る 2019年7月2日 15:13 267 12 コミックナタリー編集部 「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」が、7月2日から10月6日まで東京国立近代美術館1階・企画展ギャラリーで開催される。開催に先がけ、7月1日にプレス向けの内覧会と記者発表会が行われた。 本展は、2018年4月に死去した高畑勲の業績を、未公開資料も含む約1000点の資料から総覧する初の回顧展。記者発表会では東京国立近代美術館・館長の加藤敬氏が「高畑監督の作品の特徴は、日常生活の丹念な描写に支えられた豊かな人間ドラマにあります。人間と自然への深い理解と愛情に裏付けられた高畑アニメーションの意義を、改めて考える機会となれば幸いです」と挨拶し、続いて主任研究員の鈴木勝雄氏から本展の説明が行われた。鈴木氏は「本展覧会は私1人でできたもので
三鷹の森ジブリ美術館では、新企画展示「映画を塗る仕事」展を2018年11月17日(土)から2019年11月(予定) まで開催する。入場は日時指定の完全予約制。「食べるを描く。」に続く新企画展示は、スタジオジブリ作品の“彩色”にスポットライトを当てた企画展だ。 スタジオジブリ作品における“彩色”の秘密に迫る企画展「映画を塗る仕事」展は、故・高畑勲と宮崎駿が目指した豊かな画面づくりを“彩色”の面から紐解く展覧会。どのような工夫を用いたのか、また、アニメーションにおいて“色”とは何なのかを、展示パネル37枚、セル画196点を用いて紹介する。 人気作品の"セル画"を実例に紹介展示内容は、『となりのトトロ』『もののけ姫』『紅の豚』など、スタジオジブリの人気作品を実例にあげながら、テーマごとに分けたパネルを使って解説するというもの。『もののけ姫』の制作まで採用されていた、実際の"セル画"を用いながら、
東京・三鷹の森ジブリ美術館の企画展「手描き、ひらめき、おもいつき」展が、2019年11月16日(土)から2021年5月まで開催される。 宮崎駿の絵やメモで振り返る「三鷹の森ジブリ美術館」©Studio Ghibli ©Museo d'Arte Ghibli「手描き、ひらめき、おもいつき」展は、今まで三鷹の森ジブリ美術館で行われてきた企画展示や、三鷹の森ジブリ美術館設立に至る経緯、建物の構想などに焦点を当てた展覧会。三鷹の森ジブリ美術館という建物と多彩な展示の歴史を、宮崎駿監督自身が描いた絵や文章を中心とする、約640点の膨大な資料と共に紹介する。 第一室 - 企画展の構想やスケッチ©Studio Ghibli ©Museo d'Arte Ghibli第一室では、第1回目の企画展示『千と千尋の神隠し』をはじめ、宮崎駿自身が携わった企画展示について紹介。どのようにして企画が生まれ、何を考えて修
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く