住田町議会3月定例会は25日、開会した。会期を3月6日(金)までの11日間と決め、神田謙一町長の施政方針演述や3議員による一般質問が行われた。神田町長は、持続可能なまちづくりに向けて「現状を保つことではなく、新たな課題に対応するために常に一歩先を行く」と述べ、各種施策実行への決意を込めた。一般質問は26日も午前10時から行われ、2議員が登壇する。 神田町長は、厳しい財政状況や人口減少、高齢化など山積する課題解決に向け、町長就任時から掲げる「医・食・住」の充実を見据えた重点施策を新年度からの総合計画に盛り込みながら「基本と変革」を進めると強調。「『支え合う共生の町』を実現するために、将来をしっかりと見据えながら着実に歩みを進める」と述べた。 新年度からの町総合計画では「豊かな緑と水に育まれ 安らぎとにぎわいが調和する 共生のまち 住田」を基本理念とし、誰もが活躍できる地域共生社会の実現が柱で