2010年07月19日00:00 カテゴリ社会・世界情勢メディア 「オランダは二度と口蹄疫で家畜を殺さない」 第二の官製パニック 東海道新幹線で東京に帰ってくると、あと数分で到着という頃、左の車窓から「宮崎牛」の3文字が目に飛び込んできます。ビルの屋上に毛筆体の縦書きで、ただ「宮崎牛」とだけ。そこに宮崎の誇りを感じていましたが、今回の口蹄疫騒動のさなかには、痛ましい思いで看板の健在を確かめたものです。宮崎の口蹄疫については、これまでしつこく書いてきました(こちら「『旦那様のお出ましーっ!』 殺処分に思う」(5月21日)と、こちら「口蹄疫は治るのに、『しめしがつかないから種牛も殺処分』の意味」(5月26日)と、こちら「宮崎の家畜はなぜ殺される」(6月4日))。それは、この看板をいつも見ていたことで、他人事(ひとごと)ではないとの思いが心の底で育っていたからなのかも知れません。 18日、宮崎・