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ブックマーク / idsc.nih.go.jp (2)

  • ウエルシュ菌感染症(感染症の話)

    ウエルシュ菌(Clostridium perfringens )は、ヒトや動物の大腸内常在菌であり、下水、河川、海、耕地などの土壌に広く分布する。ヒトの感染症としては中毒の他に、ガス壊疽、化膿性感染症、敗血症等が知られているが、稿では最も多発するウエルシュ菌中毒を中心に記載する。 ウエルシュ菌中毒は、エンテロトキシン産生性ウエルシュ菌(下痢原性ウエルシュ菌)が大量に増殖した品を喫することにより、菌が腸管内で増殖して、芽胞を形成する際に産生・放出するエンテロトキシンにより発症する感染型中毒である。 疫 学 わが国におけるウエルシュ菌中毒事件数は年間20~40件(平均28件)程度で、それほど多いものではない。しかし、1事件あたりの平均患者数は83.7名で、他の細菌性中毒に比べて圧倒的に多く、大規模事例の多いことが分かる(表)。菌による中毒の発生場所は、大量の事を取

    ウエルシュ菌感染症(感染症の話)
    ilya
    ilya 2015/11/08
  • IASR 31-1 カンピロバクター, 食中毒, 鶏肉, 牛レバー, 生食, 加熱不足, 汚染実態調査

    1.カンピロバクター中毒の発生状況(厚生労働省中毒統計1) より) 1)カンピロバクター中毒は、患者数2人以上事例の事件数、患者数ともに増加傾向を示しており、近年は年間患者数2,000~3,000人に達している(図1)。また、1997年より、患者数1人事例の事件数が急激な増加を見せているが、これはこの頃より一部の自治体で患者数1名の散発中毒事例が多数報告されるようになったことが大きく影響している。 2)原因品は、鶏肉や牛レバー等の肉類およびその加工品が多くを占め、肉の生や加熱不十分が主な要因であるが、調理課程における二次汚染による中毒が起こりやすい傾向もある。 3)病因物質は、Campylobacter jejuni (C. jejuni )が大半を占めており、2008年の患者数2人以上の事件数299件のうち、C. jejuni と確定した事件数は247件となっている。 4)

    ilya
    ilya 2014/01/15
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