週刊新潮 5/30号 『橋下市長「慰安婦発言」の是非を論じる』櫻井よしこ より。 【歴史問題を巡る状況は本稿執筆中にも日々変化しており、これからの展開は予測し難い面がある】 【なによりも橋下氏自身が慰安婦問題をより大きく、より烈しく世界に広げていく原因になるのではないか】 【氏は日本の国益を大きく損ないかねない局面に立っている】 【それでなくとも、いま、慰安婦問題の性格が変化しつつある】 【日本が過去に女性たちを強制連行したのか、20万人だったのか、仕事だったのか、奴隷だったのかという個々の事柄の真否を超えて、女性の性を弄び利用すること自体の是非を巡って、日本の過去を断罪する方向に議論が行きかねない動きがある】 【そのような方向に事態が動く場合、人類普遍の価値観に照らし合わせて、永遠に日本を非難し続ける構造が作られる】 【日本の弁明は受け入れられず、かつて他国も同じことをしたではないかと言