未明、ものすごい雷雨でした。 耳栓をして寝ていても、 家の壁や窓がビリビリするほどの雷鳴で起こされ、 慌ててPCの電源を抜きました。 明るくなってから外を見ると、 昨日まで土だった田んぼにすっかり水が溜まっており、 雷だけでなく、雨量の多さにも驚きました。 「はみだしっ子」を文庫版古本で読み始めました。全6巻。 作者は三原順。(亡くなっていたんですね) 連載されていた「花とゆめ」は、 それまで少年漫画にしか興味がなかった私が、 初めて定期購読した少女漫画誌です。 「はみだしっ子」の登場人物は、 みな内省的で、悲しさや寂しさや人間不信を抱えながら、 それでも人とのかかわりをあきらめていない。 そんなところが中高生だった私にはとても魅力的で、 セリフが多いことも、読み物に飢えていた私にはもってこいでした。 中高生当時はマンガ好きの友人にさえ、 「はみだしっ子が好き」と言いづらかったことを覚えて
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