タグ

ブックマーク / db.10plus1.jp (2)

  • 森の気配─白昼夢としてのイノデータブノキ群集 | 石川初

    森の気配─白昼夢としてのイノデータブノキ群集 | 石川初 Sense of the Forest: Polysticho-Machiletum Thunbergii as Daydream | Ishikawa Hajime ある土地に生えている植物群を総称して「植生」という。植生を構成している植物群落は、その土地の環境に応じて、それぞれ特有の出現比率や組み合わせのパターンを作ることが知られている。似たような立地条件のもとではほぼ同じようなパターンが発現するし、何らかの条件が大きく変化すればそれにつれて植生も変化を見せる。植生は環境条件を強く反映する一方で、その条件に働きかけ、それ自体が環境を作りもする。生態学は、植物の単体ではなく、こうした「群」の組成や振る舞いに注目し、「系」を記述しようとする。 群落の特徴と立地環境条件との間に、ある特定の対応関係を見出して、より上位の植生単位に分類、

    森の気配─白昼夢としてのイノデータブノキ群集 | 石川初
    ilya
    ilya 2012/11/09
    『10+1』 NO.42 2006年03月発行「近年の保全生態学や景観生態学は、人為を排した自然ばかりに必ずしも価値を置いてはいない」「しかしなお、私たちがこの「緑色の地図」に惹かれるのは、それが「地表の可能性」に」
  • 自然の無関心──畠山直哉の鉱物的都市写真 | 田中純

    自然の無関心──畠山直哉の鉱物的都市写真 | 田中純 Indifference of Nature: Mineral City Landscape of Naoya Hatakeyama | Tanaka Jun 1 「都市とその起源」 写真家畠山直哉には、石灰石鉱山を扱った連作《ライム・ヒルズ》(一九八六─九〇)、《ライム・ワークス》(一九九一─九四)、《ブラスト》(一九九七─九九)がある。《ライム・ヒルズ》は採掘場、《ライム・ワークス》は石灰精製工場およびセメント工場を被写体とし、《ブラスト》は石灰岩の山をダイナマイトで爆破する瞬間を撮影している。 《ライム・ヒルズ》のなかで石灰石鉱山は、黄昏時の赤みがかった光に包まれながら、運搬用ダンプカーの車輪の軌跡とライトの光跡とともに、削り取られて段状になった岩肌を晒している。高みから俯瞰された眺めには、ショベルカーをはじめとする工事用機械以外

    自然の無関心──畠山直哉の鉱物的都市写真 | 田中純
    ilya
    ilya 2012/10/07
  • 1