昨日の続きで、小長井信昌『わたしの少女マンガ史』から作品そのものについて述べたところを見て置きましょう。141頁11行め〜163頁7行め「'70年代、少女マンガが一番輝いていたとき」の節は、142頁3行め「少女マンガの黄金時代」を、4行め「1970年から1980年(昭和45年〜55年)のほぼ10年であろう」と述べ、144頁10行め〜「[70年代にはどのようなマンガが出たか?]1970(昭45)〜80年(昭55)」に40作をリストアップしていますが、『日出処の天子』は147頁13〜17行め「80年(昭55)」に挙がる4作品の1つめに、14行め、 日出処の天子 山岸凉子 LaLa(白) 80〜84年 K*1 と挙がっています。記載内容は144頁11行めに(題 名)(作 者)(掲載紙/出版社)(掲載期間)(マンガ賞)とあって、略号はリストの前の凡例に当たる箇所に144頁4