ソニーBMGの「rootkit」CDで生じる問題を修正するためのソフトウェアに脆弱性があることが明らかになっていたが、米国時間16日にこれを悪用して攻撃を仕掛けるウェブサイトが見つかったと、あるセキュリティ対策企業が発表した。これにより、同社は新たな打撃を被った。 Websenseのセキュリティラボは、ソニーBMGが公開したrootkitのアンインストール用プログラムに存在するセキュリティ脆弱性を悪用する複数のウェブサイトを発見したと報告した。既報の通り、ソニーBMGの一部のCDにはrootkitに似たコードをユーザーのPCのなかに隠す機能があるが、これが原因で攻撃者に乗っ取られてしまう可能性があるとして、大きな問題になっていた。 Websenseによると、同社はこのアンインストール用プログラムの初期のバージョンにある脆弱性を攻撃するウェブサイトを2つ発見したという。いまのところ、これらの