特集:第2回 RPM活用のステップアップ-SRPMリビルドとコンパイルマスター (1/6) Linuxでバイナリパッケージを使わない人の多くは、チューニングをしたいから、最新リリースがすぐに適用できないからという理由が多い。SRPMを使いこなせば、前者の問題は解決可能だ。 Linuxで標準的なパッケージ「RPM」(Red Hat Package Manager)は、Windowsのように容易にインストール、アンインストールなどが行えることを第1回目で解説した。基本的な事項は連載「リファレンスRPM」の第1回を読んでいただくとして、今回はもうひとつのパッケージ「SRPM」(ファイル形式、src.rpm)の使い方について解説していこう。 第1回目でも触れたように、拡張子rpmのファイルはソフトウェアのインストール、アンインストール、アップデートなどを目的にパッケージされたものだ。このため、自分