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2006年11月26日のブックマーク (7件)

  • 著作権の保護期間の延長(その3) - 著作権法

    「国民会議」発起人の津田大介さんより、コメントを頂戴しました。 私が国民会議発起人の構成について「有識者」と表現したことについてのコメントがありますが、私は、著作者としての代表が「創造性の高い著作物を創作するクリエーター」とは思っていません。社会の様々な情報をわれわれに伝えてくれると共に卓越した識見を表明され、われわれに考えるヒントを与えてくれる「研究者」「評論家」その他私が「有識者」と表現した「著作者」の方々の活動は、現代社会にあってはまさしく「著作者」の代表といってよい存在だと認識しています。 しかし、保護期間の延長問題を議論するときには、多くの人たちが念頭に置くのは、「この作家、作曲家、画家の保護期間はいつ切れるんだ?」などと議論されるように、小説家であり、画家、作曲家といった立場の方であると思います。また、新たな創作を促すことになるのかという議論をするときも、引き合いに出されるのが

    著作権の保護期間の延長(その3) - 著作権法
  • 著作権の保護期間の延長(その2) - 著作権法

    保護期間の延長にかんする「賛成論」について、反論を頂戴しました。11月23日付けのトラックバックに引用されているものがそれです。 ■「国民会議」の構成について 「国民会議」について、十分そのお名前を認識した上で「有識者」と書いたところ、「ほとんどが著作者である」という指摘を頂戴しました。 確かに、発起人の方々は各分野で様々な活動をされている方々で、著作も数多くあり、「著作者」であることは間違いありません。しかし、大学の教員や弁護士として論文を「著作」したり、「評論」などを著作するだけの方も多く、小説家や美術の創作をされる方、アーティストといった方々の割合は多くありません。 私はこの構成を的確に表現するには「有識者」と表現したほうが適切だと思います。 ■未来の著作者を再生産できる環境 保護期間が長くなると、利用が円滑に進まず、あらたな著作物の再生産ができにくくなる点も指摘されています。これは

    著作権の保護期間の延長(その2) - 著作権法
  • エンドユーザーの見た著作権: もう少しは具体的に、そして「しっかり」考えてもらいたいものだ。

    エンドユーザーの見た著作権 エンドユーザーの目から見た、知財問題に関わる話題をクリップ。 それに、ちょびっと添えるユーザーの音。 主に著作権問題を追いかけるけれども、 生活に影響の出る知財全般を採り上げられれば良いなぁ。 当ブログの趣旨 / 編集者 / ブックマーク / 著作権系ブログ新着 まぁ私も素人ながらブログで著作権を採りあげる身ですから、いつこのような指摘を受けるかもわからない──という意味では自戒も含めた感じではありますが。 http://blog.goo.ne.jp/copyright1971/e/81ac2516137d057eed29ee7ce40f26d6 「著作権の保護期間の延長」 (著作権法) こんな記事があるブログさんに掲載されていました。 権利者団体の代表が記者会見で発言しているのではなく、一個人がブログで意見表明しているだけなんですがね、

    inflorescencia
    inflorescencia 2006/11/26
    「過去の文化を浴びて育った者たちが自分の表現を始めるのです。この「過去の文化」をどれだけ多様に享受できるかで後の文化の多様性をも決定」
  • Blog - Mikula Beutl - SEO Consulting

    This guide is the safest way to do a domain switch, you get all you need to change a blocked domain. What is a user flow and a user journey? There’s a macro view of a customer experience that we can analyze and partially control.

    Blog - Mikula Beutl - SEO Consulting
  • GPLの本旨と特許「保険」について | OSDN Magazine

    例のMSとNovellの話でGPLと特許の関係がにわかに注目されているが、どうも勘違いをしている人がいるようだ。 まず、話の前提として、GPLというライセンスの機能が何なのかを理解しておいてほしい。GPLの機能はフリーソフトウェアを普及させること、ではない。それは目的のひとつである。そもそも目的は私たちGPLを使う人間が勝手に考えればよいことであって、あくまでGPLはそれを達成するための道具に過ぎない。トンカチの機能は家を建てること、ではなくて、あくまで釘を打つことでしょう。それと同じで、GPLというライセンスそのものの機能は、GPLの下で誰かに渡ったコードは、相手がGPLに違反しない限り、いかなるときでも何人たりとも、GPLの下で自由に利用できることをどうにかして保証するということである。言い替えれば、GPLのライセンシー間で、行使できる権利に差があってはならないということだ。 具体的に

    GPLの本旨と特許「保険」について | OSDN Magazine
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/11/26
    「GPLの下で誰かに渡ったコードは、相手がGPLに違反しない限り、いかなるときでも何人たりとも、GPLの下で自由に利用できることをどうにかして保証するということ」
  • 雑種路線でいこう - Web2.0を疑え

    (このエントリは近日中に予定されている講演の草稿です.事実関係や認識に誤りを見つけた方は,是非コメント欄や電子メール宛で指摘いただけましたら幸いです) この場の目的のひとつは,これからのIT産業がどうなっていくかという点について方向性を探り,どのような新しい市場が生まれる可能性があるかを洗い出すことと理解しております.しかし,そもそも未来を予測することは難しいのであります.1947年,IBMのThomas Watson Jr.は「世界には5台近くコンピュータ需要があるだろう」と宣いました.ミニコンで一世を風靡したDECのKen OlsonはApple ][の発売された1977年に「家庭がコンピュータを必要とするとはとても思えない」と述べています.1981年にMS-DOSを発表したBill Gatesは「将来的にもパソコンのメモリは640KBもあれば充分だ」といいました.彼がこの発言をした当

    雑種路線でいこう - Web2.0を疑え
  • 著作権インセンティブ論 - 知らぬい

    著作権インセンティブ論というのがある。 著作権の目的、質的な意義が、「人々に作品を生み出すインセンティブを与えようとするもの」という考えである。 福井健策氏の著書に書かれている。 著作権とは何か―文化と創造のゆくえ (集英社新書) 作者: 福井健策出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/05/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 241回この商品を含むブログ (98件) を見る Webでは、inflorescenciaさんのエントリーで紹介されている。 http://d.hatena.ne.jp/inflorescencia/20061106/1162822933 私は、著作権の質は、インセンティブではないと思う。 生涯で作品を、たった一つしか作らなった人には、著作権はインセンティブとしては機能しなかったことになる(著作権があるために、最初の作品を作ろうと考える人はいない

    著作権インセンティブ論 - 知らぬい
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/11/26
    「私は、インセンティブ論と自然権論とは、二項対立するような関係にはないと思うし、また、自然権論の対偶がインセンティブ論になるものでもないと思う。」