ストーリー by GetSet 2007年08月03日 13時00分 地デジ廃止の方がコスト的に有利だったりしないか? 部門より 各種ニュースソースですでに取り上げられていますが、情報通信審議会は8月1日、2年後に地デジチューナーを5,000円程度で購入できる環境整備と、低所得層への助成などを求める答申案をまとめたそうです。(参考:ITmediaの記事) 8月2日に審議会総会とのことなので、近いうちに検討委員会の議事次第に載るものと思われます。 購入価格を5,000円(税抜)以下に設定したとしても、流通コストやH.264のデコードチップなどの原価、家電の一部として出回ることを考えるとかなり厳しいような気がしますが、2年後に果たしてどうなっているのか、楽しみです。 タレコミ人としては値段だけの問題ではないと感じていますが、/.Jerの皆様はいかがでしょうか?
総務相の諮問機関・情報通信審議会は8月2日、地上デジタル放送の普及に向け、5000円以下の簡易チューナーを2年以内に商品化・販売するようメーカーに求める答申をまとめた。 同審議会の事務局の調査では、現在、アナログテレビに接続する地上デジタルチューナーの市場価格は2万円を切る程度。米国では約60ドルで売られている例もあり、機能を絞り込んだ5000円以下の簡易型を、2年以内に商品化して販売するようメーカーに求めた。 また経済的な理由から、2011年のアナログ停波後にテレビの視聴ができなくなる世帯に対する支援策を、政府は来年夏までに検討して公表すべきだとした。 アナログ停波の具体的な計画も、視聴者がデジタル放送に対応するために重要な情報になるとして、政府と放送局が中心になって来年夏までに検討し、早期に公表するよう要請した。 関連記事 2011年、2割の世帯が地デジを見られない──NRI予測 地上
憲法改正の限界について - 半可思惟丁寧なご説明ありがとうございました!法学用語に不案内なものでまだ腑に落ちない箇所もあるのですが、それはじっくり拝読して勉強するとして、現在の日本国憲法において「憲法改正限界説」が必ずしも民主主義に反するわけじゃない、という点は理解しました。 で、それを踏まえた上で、その前のエントリに関しても質問させていただければ嬉しく思います。憲法九条と九十六条に関する素朴な疑問 - スマイル・トレーニング・センター「永久に」という語をめぐる九条と九十六条の関係です。1. 「憲法改正限界説」に立つなら、「永久に」という語がある以上、九条の改正には限界がある、と解釈すべきことになるわけですね?ただ、この場合でも、武力行使を永久に放棄する、といった記述がそもそも「自然法」に反していないか、という疑問は残ります。もし反しているなら、この立場であっても改正できることになりますよ
最近ちょっと考えるのは,世の中には希少性を念頭に置いた論理と,それとは正反対に流動性を念頭に置いた論理があるのではないかということだ.希少性とは例えばフラれた相手のことを思い出して「こんな素敵なところも,あんな素敵なところも兼ね備えたひとは他にいない!」という発想だし,流動性とは例えば,遠藤周作のエッセイにあった気がするが,スタジアムに何万人ものひとがいるのをみて「ここに何万人のひとがいるということは,彼らの父母がいて,その回数だけのエッチなり恋愛があったということだ」という発想だ.まあどっちも正しいのだが,どちらを念頭に置くかで発想はだいぶ変わってくる. 日本は島国で伝統的には希少性論理がまずある.今なお「余人を持って代え難い」というのは誉め言葉だし,終身雇用,年功序列とかもそういうところからきているのではないか.流動性論理はミクロ経済学の前提としてあって,新自由主義と共にだいぶ普及した
増田氏は東大を微妙に過大評価しているんじゃないかな。確かにCPUを設計するカリキュラムはあるが、昔は回路設計までやっていたのが今はVHDLなので、ちょっと言語は違うがプログラミングのようなものだ。 何年か前にカトラーと一緒にNTカーネルを書いていたデイヴ・プロバートが本郷でWindowsの講義をしたが、OSをいじったことのある院生や講師しかついてこれず、翌年からは授業内容を見直した。まあ彼の英語が早口だとか、講義がうまいかどうかとか別の問題もあるが。僕も講義準備のために聴いたが、ポンポン話が飛ぶのでついていくのが大変。仮想化周りの話を機械語レベルにブレークダウンして解説してくれたことには感動したけど。 授業でOSをほげるのと、それが使える技術かどうかは別の話。コンパイラもそう。途中からはバッドノウハウの塊だから、実用を志向した途端、教育的には時間の無駄となることも多い。まあバッッドノウハウ
[qi:012] Amazon, in its bid to become the underlying utility of the new web world, today confirmed what had been rumored earlier: a payment service that will compete with PayPal and to some extent, the nascent Google Checkout services. Just to be clear, Google Checkout and Amazon FPS are not building their own payment service, where PayPal has a clear lead. Instead they are using the credit card i
いくつか、伏線のある話。 ひとつは、知識バカの記事 安敦誌 : 散財とかそこらへん に出てくる、 コラム: カネの時代の終わり という外部ページのコラム。 21世紀はカネより知識の価値が高まるという大胆な意見。確かに、日本のバブル期と世界の現在における投資資金過剰流動を見ると、確かにそういう時代は来るのかもしれないと思わされる。 もうひとつ。 安敦誌 : 子供の科学、大人の科学 に出てくる、情報量エントロピーと熱力学的エントロピーの話。以前からこの二つのエントロピーの間には、単に数式上の構造が同じということ以上の関係があるのではないか、つまり、1bitの情報を記憶したり、2bitの情報から1bitの情報を出力する計算をしたりするとき、物理的に必要なエネルギー量には理論限界があるのではないかと考えていた。 頭が悪いので考えていただけで終わっていたのだが、今日なにげなく「マックスウェルのデーモ
一昨日、YouTube日本版の事業説明会が行われた。会見の基本的な内容については、既にさまざまなWebニュースサイトで報じられている: (アルファベット順) ascii.jp:「自主的にチェックして落とす、正しいようで正しくない」 Broadband Watch: 「YouTube日本語版の事業説明会。パートナー提携や著作権対策を重視」 CNet Japan:「YouTube、日本版の事業戦略を発表--ミクシィや吉本らもパートナーに」 ITmedia:「YouTubeが日本戦略加速 成功のカギは「パートナー」 」 私が、この説明会を感じたことが2つある。 1つは、YouTubeの波を利用して、マイナーなメディアとメジャーなメディアの逆転現象が起きたらおもしろい、ということ。 これらの記事でもわかるように、この日はパートナーによるスピーチもあったが、実は私が一番注目したのが東京MX TV。東
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 映画『トランスフォーマー』を見たがっていた弟に、私は見てきたよ、と自慢するためだろうか、映画のクライマックスシーンをデジタルカメラで撮影した19歳の少女が、映画への海賊行為の容疑で逮捕され、最高懲役1年、罰金2,500ドルの可能性に直面しているよというお話。彼女が撮影した場面は20秒。海賊盤を作成するためでも、YouTubeにアップロードするつもりだったわけでもない。そして、彼女を逮捕することで、映画産業が声高に訴えてきた甚大なる損害を回復されるものでもない。 原典:TorrentFreak 原題:Teen Arrested for Recording 20 Second Movie Clip 著者:Ernesto 日付:Augus
「批判をするなら手を動かしてからいってほしい」。2007年7月26日、YouTubeが開発中の動画識別技術の実証実験に参加すると発表した角川デジックス。Web制作やコールセンター業務を行う同社は、今回角川グループのコンテンツをYouTube内で扱う際の窓口の役割を果たすという。YouTubeにコンテンツを提供する企業はあるが、技術的な面も含めて協力関係を結ぶのは日本では角川デジックスが初となる。その意図はどこにあるのか。角川デジックスの福田正社長に話を聞いた。 ■今回のYouTubeとの提携にはどういった背景があったのか まず、YouTubeができて間もないころから、YouTube内にあるコンテンツを調べ始めた。取りあえず、1回見てみようじゃないか、と。今でも継続して調べているが、当然、一生かかってもすべてのコンテンツをチェックできるとは思っていない。ただ、これをやらずして、ものをいうべき
賃貸暮らしのわが家の地震対策【揺れから命を守る編】 以前のブログでも記載した、防災の優先順位に基づいて対策を進めています。まだ手をつけられていない部分もありますが、ある程度まとまってきたのでざっくりとご紹介していきます。 優先順位別に改善していっているため、今回は主に地震の揺れ対策がメインになります。…
P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 BitTorrent Inc.は、来月はじめにも「Letters from Iwo Jima」や「24」などの人気のテレビ番組などを広告ベースの無料ストリーミングビデオとして提供を開始するみたいだよというお話。これまでのところ、広告ベースでのオンデマンドストリーミング配信は、Joost、Babelgum、VeohTVなどでも行われているが、BitTorrent Inc.もそれに参入することになるようだ。 もちろん、この展開はBitTorrent.comでの配信による利益にも絡むお話なのだろうが、BitTorrent Inc.としてはそれ以上に、BitTorrentを利用した技術ライセンス販売の拡大ということも狙っているのだろう。たと
「魂は情報であり永遠である」無神論者の宇宙論 2007年8月 1日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年08月01日 神経科学は、意識を精神的に説明するのでなく電子化学的な物理的なものとして説明し、「不死の魂」という概念に対して厳格であり続けてきた。信仰を持たない無神論者らが、永遠の命を求めたとしてもそれは無理な話だ―― こういった考え方に対して、果たしてそうだろうか、と問いかけるエッセイが『New York Times Magazine』誌に掲載された。Jim Holt氏の「無神論者にとっての永遠(Eternity for Atheists)」だ。 およそ100年前、無神論者の哲学者ウイリアム・ジェームズは、脳は人間の精神生活を作り出しているのではなく、伝達しているのかもしれないと示唆した。 Holt氏はその考えの比喩としてラジオを挙げ、壊
みすず書房の元重役の回想録を読んだことがある。題名を失念してしまったが。そこで印象的だったのは、戦後みすず書房でも小説を出版していたというくだりだった。現在みすず書房の中心は人文書、とくに社会学や哲学、歴史などではなかったか。なぜ小説の出版をやめたのか。 元重役は書いている。人文書の著者は大学などの先生が多い。先生方は大学の俸給で食べているので著書の印税をあまりあてにしなくてもすむ。ところが小説家たちは印税で食べているため、早急に印税の支払いを求めてくる。それで小説の出版を取りやめたのだという。つまりみすず書房ですら印税をすぐには支払わなかったのだ。 文藝春秋からノンフィクションを出版した友人に聞いたところ、発行翌月に印税全額が彼女の銀行口座に振り込まれていたという。岩波書店から写真に関する著書を出版した写真家も印税の支払いは翌月だったという。さすが大出版社と思ったのは、そうではない出版社
ネタ元:聞くは一時の恥 キアヌはリーブス: HVUday 参照: 図書館と出版と著作権 - かたつむりは電子図書館の夢をみるか 図書館と出版/書店がwin-winならいいんだろってむしろ今でもけっこうそうなんじゃね? - かたつむりは電子図書館の夢をみるか ネタ元での指摘は以下の通り。 本の印税は、売れた部数ごとに発生するのではなくて、刷られた段階でその部数に対して発生する、というお話をとあるところで聞いたのですよ。 (中略) もしほんとなら、図書館が大量複本を貸し出すのはけしからんとプンスカしてはる作家先生団体のおっしゃってることは、なんかおかしなことにならんか、と思うのですが。 思わず「えっ?!」となるような話だが、ネタ元と同じ話は異なる複数の授業でmin2-flyも聞いたことがある。 確認のため日本大百科全書*1で引いてみたところ、以下の記述があった。 印税は普通、定価×発行部数×一
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