・今聞いてる曲↓
前の話 「目指すべきは理不尽のない世界」 まず、はじめに。私は、「日本人だとか外国人だとかは関係なく、ひとりの人間として尊重される社会を目指すべき」というのは、大抵の方の同意を得られると考えています。国家という枠組みを考える人も、そういうのを考えない人でも、この一点においては同意していただけると思います。 人間として尊重されない、合理的な根拠も何もない「理不尽なこと」によって、人としての権利が侵されることは、本来あってはならない。 そして、その解決のため、奔走している人もいます。人権擁護法案に関わったときも、国籍法について関わったときも、私はそういう方を見てきましたし、彼らの行動に深い感銘を覚えました。 以下、引用する都合上名前を挙げさせていただきますが、国籍法改正のきっかけを作ったいしけりあそびさんなどです。 いしけりさんと私は、確かに政治的な立場は違いますし、いろいろと意見は違うことは
もともと左翼勢力の非常に強い京都という敵地に乗り込む形で「外国人参政権反対!」を訴えてデモを行うのですから、ある程度の妨害は予想しておりましたが、今回はこれまでにないくらい強硬なものになりそうです。国内治安を脅かし続ける遵法精神の欠片もない左翼勢力および彼らが支援し続ける犯罪外国人たちと、日本の未来をかけて京都で戦うことになります。法治国家日本の破壊を心から願っている反日犯罪左翼勢力から平和な日本社会を取り戻すための戦いが、6月13日の京都で始まるのです。*1 誰かが私に「あなたはまさか反日犯罪左翼じゃないですよねぇ?」と聞くなら、私はどう答えるべきか? 「私は反日犯罪左翼です。」と答えるべきだし、そうしたいと思っています。 それはなぜか? 「反日犯罪左翼」という言葉は、在日外国人を犯罪者扱いし、またその権利運動を「売国サヨク」的文脈から危険視/異質視する、きわめて差別的で愚かなレッテル貼
先日、参議院議員である松浦大悟さん(松浦大悟 - Wikipedia)から問い合わせのメールをいただきました。今国会で争点として取り上げられそうな「学校裏サイト」「出会い系サイト」「有害サイト規制」について質問するため、これらに関する情報を提供して欲しいとのことだったので、下記のようにお答えさせていただきました(文面はブログ用に若干修正しています)。 ========================= ■前提として 出会い系サイト規制の前提として、「出会い系サイトを利用した児童買春事件が急増している」というクローズアップがよくされているが、これだけをみて論じるのは間違い。まず統計的に見ても売春が「急増」しているわけではない。ネット・ケータイユーザーが単純に増加したことで、ネット・ケータイを通じてこれまで行われていたことが<可視化>されるようになったこと、およびこれまでであってもコミットしや
個人的には「オーマイニュース」(くらい)は頑張って欲しいのだが... オーマイニュースについて(1):現状分析 とりあえず RSS でも RDF でも Atom でもいいからフィードを付けてもらえないだろうか。 話はそれからだよな。 みんながみんな「それPla」じゃないのだよ。 で, 素朴な疑問だが, 「オーマイニュース」がいう「市民」って誰なんだろうね。 ひょっとして日本にはいないんじゃないの? そんなの。 「共有地としての言葉―仲俣暁生」はまだ途中ながら興味深い話が展開されている。 「『国家の品格』200万部、『バカの壁』400万部とかっていうのは、はてなブックマーク200、400っていうのと同じですよ」というのは思わず膝を打った。 これって私が時々書く「本屋のコンビニ化」と近いところにあるんじゃないだろうか。 コンビニってのは徹底した商品管理で成り立っている。 何ヶ月もかけて開発した
[前半から続く](前半の「続きを読む」にアップされた文章につながります] 【ソーシャル・デザインに必要な概念セット】 ■〈システム〉と〈生活世界〉の関係を確認します。〈システム〉ではデニーズ的アメニティが提供されるのに対し、〈生活世界〉では地元商店的アニメティが提供されます。前者は「役割&マニュアル」優位な関係性で、後者は「善意&自発性」優位の関係です。だから前者は匿名的・入替可能で、後者は記名的・入替不能です。 ■近代化とは、〈生活世界〉で賄われて来た便益を〈システム〉に置き換える「合理化過程」。置き換え途上の段階ゆえに〈システム〉化され切らない〈生活世界〉が残っていると信じられるのが「近代過渡期」(モダン)で、置き換えが完遂して汎〈システム〉化=脱〈生活世界〉化した段階が「近代成熟期」(ポストモダン)。 ■近代化がある程度進んで、「まだ〈生活世界〉が残っている」というより「敢えて〈生活
目次 【ネット社会の摩擦係数の低さの両義性】 【ネット社会化が無効にする大ボス論】 【国家を草刈り場とする権益争奪1:共謀罪】 【国家を草刈り場とする権益争奪2:入管法】 【官僚の質低下がもたらす全体性危機】 【全体性の空洞化と統合シンボル問題】 【ノーマライゼーションの地獄】 【グッドフィール・ステイトと正統性の危機】 【グッドフィール・ステイトと民主政の危機】 【デモクラティックになること自体の両義性】 【ソーシャル・デザインに必要な概念セット】 【日本はIT化の副作用に一番脆弱な社会だ】 【〈生活世界〉再構築とポストモダン的正統性】 【「市民的視座の固着」から「視座の輻輳」へ】 【「真理の言葉」から「機能の言葉」へ】 【「機能の言葉」の集塊と全体性の参照】 【多様性フォビアに処するエリーティズム】 【プラットフォームとしての祭りの可能性】 【当事者性を括弧に入れた「包摂と連携」】 【
NGOs: Fighting Poverty, Hurting the Poor セバスチャン・マラビー (Sebastian Mallaby), Public Policy September/October 2004 山形浩生 訳 要約: 貧困に対する戦争は、善意の砲火に脅かされている。メディア指向の西洋活動家たちが援助機関に襲いかかり、途上国を搾取すると称するプロジェクトを阻止すべく抗議運動を繰り広げているのだ。こうした抗議運動は、職業扇動家たちのお気に入りのテーマを目立たせてくれるので、かれらには好都合だ。だが、飲料水も水もなく暮らしている何百万もの人々には必ずしも役にたつわけではない。 去年、わたしはウガンダを訪問した。アフリカの絶望的な状況がどうやって改善に向かったのか、貧困ライン以下で暮らしている人々の数を 1990 年代にほぼ 40% も減らせたのはなぜなのかを理解したかっ
昨日書いた「尖閣諸島、領土と施政権」の続きのような話。識者がどこかにいるのだろうと思うが、わからない。しかたない、自分の頭で考えよう。愚考である。 尖閣諸島問題について、国内には外務省の公式見解を含め、各種の議論がある。が、それはほとんど領土問題を扱っている。つまり、領有権がどこにあるかを議論している。また、中国や台湾もつねに領土問題として扱っている。だが、米国はこの問題を一度として領土問題としては扱っていない。あくまで施政権の問題だとしている。 米国の立場は、この点では、日本を叩きつぶした連合国、つまり、国連の立場と同じだと見ていい。だから、国際世界としては、暗黙裡にこの問題を施政権の問題だとしているわけだ。なのに、日本で、この問題をきちんと施政権の問題として議論しているのを私は知らない。なぜなのだろうか。私が無知というだけなら、それでもいい。だが、日本人は、施政権という考えをまるで理解
◎ 古典などを読もう! ◎ ロック『市民政府論』(古典的自由主義) モンテスキュー『法の精神』(権力の濫用) ミル『自由論』(個性の発展、社会の権威の限界=多数者の横暴を抑え少数者を守る原理) ケルゼン『デモクラシーの本質と価値』(代議政治・政党政治) 山口二郎『政治改革』(民主主義の理念の制度と文化風土)、岩波新書 ◎ 本論 ◎ 1.民主政治に対して我々は幻想を多く持ちすぎている (1)民主主義の矛盾(国民の同意と正義の実現) 18世紀まで民主政治とは直接民主制を意味した。しかし、この直接民主制は理想とかけ離れ、衆愚政治の要素が強かった。プラトンから批判を受ける必然性はあった。正義は、すべての市民の政治参加によって実現するわけではないから。これは、全ての市民が政治に参加し理性的討論を行うことは不可能だ、ということを意味する。しかし、統治される者の同意がなければ、政治的権力者は
上記のエントリの続き。記事後半編。 メディアに密告する生徒 同様の問題は、中学や高校でも起こっている。今年1月、コロラド州の高校の社会科教員ジェイ・ベニッシュは地理の授業中、ブッシュ大統領のスピーチについて生徒から質問を受けた。ベニッシュは大統領のものまねをしながら「軍隊を使って世界に出ていき、世界をアメリカのようにすることがアメリカ人の義務だ」と言ったうえで、こう続けた。「(中略)もちろんブッシュとヒトラーがまったく同じだなどと言うつもりはない。でもこの二人の使う言葉は不気味なほどよく似ている」。 実はこのとき、ショーン・アレンという16歳の生徒が授業の一部を録音していた。共和党員であるアレンの父親はこれを聞いて激怒し、地元の保守系ラジオ局に持ち込んだ。そこから巡りめぐって、保守派のマイク・ローゼンが司会を務めるトーク番組がこの件を取り上げた (中略) 翌日、チェリークリーク学区はベニッ
ことわっておくが、別にどの政党やら候補者(もう決まっちゃったけど)やらを支持するとかしないとか、そういうことではないのでそこんとこよろしく。で、本題だが、松戸市長さんはいったい何を恥ずかしいと思ったのか。想像するに「キャバクラに勤務した経験のある女性は、それだけで政治家として適性を欠くにもかかわらず、この選挙に出馬した。この人を国民の代表として選ぶようでは、この選挙区の人たちが周囲から『見る目がない』といわれてしまう。恥ずかしい」といった感じだろうか。記事にはこんなふうに書いてある。 近年は少女や若い女性が安易に体を使ってカネを稼ぐ風潮が社会問題化。キャバクラは風俗業でも色気だけで体は使わないとはいえ、“元風俗嬢”が県議に続き国会議員に当選したことは、こうした風潮に拍車をかけかねない。選挙に勝ったとはいえ、太田氏の経歴問題は尾を引きそうだ。 そうか社会問題化してるのか。近年?「体を使ってカ
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