■欧米SFだった! 欧米SFを読んで最初にファンになったのはR・A・ハインラインですね。やはり誰もがSFオールタイムベストテンに挙げる『夏への扉』に引き込まれてしまいました。他にも『異星の客』『宇宙の戦士』『月は無慈悲な夜の女王』など名作が沢山ありますね。それとレイ・ブラッドベリ。ブラッドベリのことは何度か日記で触れたことがありますが、なにしろ『10月はたそがれの国』ですね。他にも短篇集はあったのですが、なぜかこればかり読み返していた記憶があります。 高校にあがった頃はスターウォーズのせいもあって、世間でもSFバブルが起こり、早川、創元のSF文庫の他にもサンリオがSF文庫を出し始めましたね。創刊時のクリス・フォスのイラストは今でも憶えています。実はサンリオSF文庫、ラインナップがエキセントリックで結構好きだったんです。それに比べると早川、創元はちょっと硬いかな、という気がしていました。雑誌