Myersの「ソフトウェア・テストの技法」は三角形問題を使った「第1章 自己診断テスト」で始まっています。このブログでも最初の話題はMyersに敬意を表して(?)三角形問題の歴史を取り上げます。 私はソフトウェアテスト・ヒストリー(ソフトウェアテストPRESS Vol.8)のコラム「三角形問題の歴史-三角形問題を使い始めたのは誰?」で、その当時いろいろ調べた結果から、 三角形問題の作成はHamming、テストケース作成の例題としての使用(の示唆)はGruenberger、テストに関する論文で使用したのはBrownが最初、実際にテストケース作成の例題として用いたのはMyersが最初ではないかと思われます。ただし、それ以前から、企業や大学の中では例題として使われていたと考えるのが自然ではないでしょうか。 と書きました。 ところが、昨年何かの調べものをしていたときに"Weinberg's Tri