新人のOJTは順調に進んでいるでしょうか? OJTとは、On the Job Training(実務を通じたトレーニング)のことです。新入社員を育成する育成担当者のことをOJT指導員と呼んだり、OJTトレーナーと呼んだります。 気が付けば、すぐに次の新入社員の入社が待っていますので、少しでも早く一人前になって欲しいと願う指導者も多いのではないでしょうか。 早く一人前になってもらうために、今後ますます、多くの新しい仕事を新人に依頼することになると思います。その際に、新人にどのように仕事を教えるのが効率的なのか、連載第2回ではこの点について触れていきます。 仕事が忙しい中で、効率的に仕事を教える方法は? 効率的に業務を教えるOJTアプローチで最も大切なことは、「分けて教える」ということです。教える側としては、「一気に説明して終わらせたい」「知っていることを全部吐き出して自分の仕事に戻りたい」と