ブックマーク / xtech.nikkei.com (15)

  • 2年勉強しても日本語を話せなかった悔しさが“お笑い”の原動力に

    漢字をネタにした“切れキャラ”で人気急上昇中のお笑い芸人。Force.comベースのシステム開発を手がけるテラスカイで海外事業を担当するジェイソン・ダニエルソン氏のもう一つの顔だ。同氏へのインタビューを2回にわたりお届けする。前編である今回は、なぜITとお笑いという二足のわらじを履くに至ったのかを聞いた。 以前からITと日語の両方に興味を持っていたのですか。 大学(ミシガン州立大学)でコンピューターサイエンスを専攻していました。日語と出会ったのは、たまたまです。通っていた大学で外国語の勉強を強制され、日教育でも有名だったので、やってみようかと。最初は別に興味はなかったんです。 2年間日語を勉強してから、旭化成にインターンシップで行きました。ところが2年間勉強したにもかかわらず、日語を全く話せなかった。これがとても悔しかった。 ビザの関係で1年間、日にいて米国に戻りました。悔し

    2年勉強しても日本語を話せなかった悔しさが“お笑い”の原動力に
  • 隈氏が考える「日本に来たい」と思わせる建築

    2020年の東京五輪に向け、国を挙げて訪日観光客の増加に取り組む日。2014年4月には訪日外客数が日人の出国者数を上回るなど、着実に来日する外国人は増えている。受け入れ国として私たちには何ができるのか。海外経験が豊かな建築家の隈研吾氏に聞いた。

    隈氏が考える「日本に来たい」と思わせる建築
  • サーバーもデータセンターも自作、ハード開発に乗り出すドワンゴ

    「ニコニコ動画」などを手がけるドワンゴは、FPGA/ASICの技術者の募集を始めた(関連記事)。その背景にあるのは、他社には真似できないサービスを実現するために、独自仕様のサーバーやデータセンターを自作しようという構想だ。ハードウエア技術者の採用に乗り出した狙いを川上会長に聞いた。 ――なぜFPGAやASICの技術者を採用するんですか。 川上 IT企業は、最新のプラットフォームという同じ土俵で勝負しようとしますよね。例えば、最近のWebサービスAWSAmazon Web Services)で作る人が多い。しかし、それでは同じ条件で勝負することになるので、いち早くやれるかどうかの競争になって、「いち早く」が終わった後はレッドオーシャンになってしまう。 僕は競争する環境自体を変えることがすごく重要だと思っています。AWSでできないサービスって何だろうと考えると、OSも独自なやつを作ろうとか

    サーバーもデータセンターも自作、ハード開発に乗り出すドワンゴ
  • Googleがスポンサーの宇宙開発コンテスト、期間を1年延長

    米XPRIZE財団は現地時間2014年12月16日、米Googleがスポンサーを務める宇宙開発コンテスト「Google Lunar XPRIZE」の期間を1年間延長すると発表した。2015年12月31日としていた期限を2016年12月31日に変更する。 2007年9月に開始された同コンテストでは、民間出資によって開発したロボット探査機が月面に着陸し、500メートル以上走行して詳細な探査データを地球に送信するという任務を競う。優勝賞金は2000万ドルで、賞金総額は3000万ドルに上る。 米メディアの報道(The Verge)によると、コンテストの期間延長はこれが2度目となる。当初は2012年までとしていた。 XPRIZEのRobert K. Weiss副会長兼理事長は「我々が要求している使命は、技術的観点からも金銭的な問題においても大変困難で前例がないことを我々自身認識している。このため、コ

  • IoTは一過性のブームで終わってしまうのか

    「第4次産業革命」に「インターネットの第3の波」――。汎用端末ではない機器をインターネットに接続する構想「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」の価値が、様々な言葉で喧伝されている。 実際、関連ビジネスも盛り上がりを見せている。IoTの構想に合う消費者向けサービスや企業システム、公共システムが数多く登場しているのに加えて、ITベンダーや部品メーカーなどがIoTに向けたソフトウエアやITインフラ、電子部品などの拡販に力を入れている。2014年10月の「ITpro EXPO 2014」でも、IoT関連の展示や講演が来場者の耳目を集めていた。 しかし、記者には一抹の不安がある。IoTが一過性のブームで終わってしまうのではないか、と。 こう思うのは、今のところ「つなげる機器や設備が高価であること」が、IoTシステムの成功の条件になっているように感じるからだ。野村総合

    IoTは一過性のブームで終わってしまうのか
  • 世界初のトンネル解体で広がる東西線木場駅

    <<前回の記事 全国ワーストクラスの混雑緩和とラッシュ時の遅延解消に向けて、大改良工事が進む東京地下鉄(東京メトロ)東西線。前回の南砂町駅の工事に続けて、今回は木場駅の工事を取り上げる。列車を運行しながら既存のシールドトンネルを解体し、上部に新たな空間を生み出してコンコースを新設する。東京メトロによると、世界初の工事だ。 木場駅は1967年の大手町─東陽町間延伸に合わせて開業した、営団地下鉄(現東京メトロ)で初のシールド工法によって造られた駅だ。永代通りの真下に位置し、深さは約22.4mと、東西線の中でもっとも深い。単線の円形シールドトンネル2の中にそれぞれホームがあり、両端に地上とを結ぶ階段・エスカレーターやコンコースを設けた構造で、その構造から両端の階段付近でしか両方面のホーム間の行き来ができないのがネックだ。

    世界初のトンネル解体で広がる東西線木場駅
  • 岩手県のIngress活用、第1弾は11月9日に「街歩きイベント」を実施

    地図上の緑や青の「●」がポータルを示す。東京都内などと比べるとまだまだポータルの数自体が少ない。今回の街歩きイベントではA、B、Cのグループに分かれて市内をカバーし、ポータル申請を行う予定 岩手県庁内の職員有志で組織する岩手県庁Ingress活用研究会は、位置情報を使うスマートフォン(スマホ)ゲームIngress(イングレス)」を観光振興などに活用する活動の第1弾として、2014年11月9日に一般応募の参加者を交えた街歩きイベントを開催する。一般から募った参加者と研究会メンバーが3グループに分かれ、共に盛岡市内でIngressを楽しみながら、市内にゲームを楽しむために必要な仮想の拠点「ポータル」を増やすために活動する(図1)。 11月9日にイベント「ポータル探して盛岡街歩き」を開催する。Ingressは米Googleが提供する無料のスマホゲーム。ポータルは現実の場所にひも付けられた仮想の

    岩手県のIngress活用、第1弾は11月9日に「街歩きイベント」を実施
  • データサイエンティストは人工知能に駆逐されるのか?

    2014年に入って筆者は、「データサイエンティストは人工知能に駆逐されてしまう」と読み取れるような記事を何回も書いている。最近でも「日経コンピュータ」2014年10月2日号で「ビッグデータは人工知能に任せた!」という特集記事を書いた。「任せる先はデータサイエンティストじゃなかったのか?」と思われる方も多いだろうから、少し説明しようと思う。 まずは筆者が日経コンピュータやITproで、「機械学習」や「ディープラーニング」に代表される最近の人工知能技術とデータサイエンティストとの関係についてどう書いてきたか振り返ってみる。例えば、2014年1月9日号の特集「『機械学習』革命」(ITproで全文が読める)では、以下のように書いた。 米グーグルや米アップル、米フェイスブックといった先進IT企業は今、コンピュータがデータの中から知識やルールを自動的に獲得する「機械学習」の技術を駆使し、様々なイノベー

    データサイエンティストは人工知能に駆逐されるのか?
  • 横浜赤レンガ倉庫で無料Wi-Fi、ランプサーブのLED可視光通信活用

    「可視光通信」の研究開発ベンチャー企業であるランプサーブ(那覇市)は2014年3月27日、横浜市の観光スポット「横浜赤レンガ倉庫」でLED(発光ダイオード)通信の実証実験を実施すると発表した。実施期間は4月14日から10月31日まで。横浜市と、1号館を運営する横浜市芸術文化振興財団、2号館を運営する横浜赤レンガ(三菱商事とキリンホールディングスの合弁企業)が協力する。 実証実験では、横浜赤レンガ倉庫1号館・2号館とその周辺の屋外で、無料の公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを提供する。屋内外に設置する無線LANアクセスポイント間の通信に、ランプサーブの光通信技術を使う。 青色LEDの発光・受光によって100mの距離を接続し、200Mbpsの速度で通信する。実証実験では、太陽や他の人工物などの発光に左右されずに、安定的にサービスを提供できるかどうかを検証する。 一般的な公衆無線LANサービス

    横浜赤レンガ倉庫で無料Wi-Fi、ランプサーブのLED可視光通信活用
  • 山口・防府発、田畑を使った売電で農業を活性化

    イチゴや梅を育てている田畑の上に太陽光パネルを設置し、農作物の育成と発電事業で太陽の光を分け合う――。こうした「ソーラーシェアリング」が、農業を活性化するとともに、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の新たな可能性を拓く手法として注目を集めている。このような中、農作物の育成に必要な日射量を確保しながら、農地の上に太陽光パネルを設置するためのシステムを開発した農業法人、ルネサンスエコファームが、山口県防府市にある同社の農地において売電を開始した(図1)。同システムの販売を担当する九電工が施工したもので、隣接地では、放し飼いの養鶏場の上でソーラーシェアリングする取り組みにも着手している。 ソーラーシェアリングは、農作物による収益だけで農業を継続していくことが困難になりがちな現在の農家のビジネス・モデルに、固定価格買取制度を活用した売電事業を加えることで、多重収益型のビジネス・モデルに変えるもので

    山口・防府発、田畑を使った売電で農業を活性化
  • 「クラウド化の流れは近いうちに止まる」、ガートナーがITの近未来を予想

    2013年4月25日、ガートナー ジャパン主催の「ITインフラストラクチャ&データセンターサミット2013」の基調講演に、ガートナー リサーチ バイスプレジデント 兼 ガートナー フェローのスティーブ・プレンティス氏が登壇。「今後5年間でITに影響を与える最重要トレンド」を解説し、ITの未来を予想した。 「2014年までに、SaaS運用管理ツールを使用する組織の30%がサービスレベルの低さを理由にオンプレミスに転換する」---。 プレンティス氏の予想では、これまで先進企業が積極的にけん引してきたクラウド化の流れが、近い将来に止まるという。重要なシステムは社内に置きなおすべきだと考える企業が増え、2014年までに、ITサービスベンダーのトップ100社中20%が市場から姿を消すと予測する。 「企業の90%はWindows 8の大規模展開を回避する」というのもプレンティス氏の予想だ。タブレット用

    「クラウド化の流れは近いうちに止まる」、ガートナーがITの近未来を予想
  • アップル、LTEに対応した縦長デザインのiPhone 5を発表

    米アップルは米国時間の2012年9月12日(日時間13日未明)、噂が駆け巡っていた新型iPhoneiPhone 5」を発表した。14日から予約を開始し、米国や日では9月21日から発売する。 iPhone 5は同社のスマートフォンとしては初めて次世代データ通信方式のLTE(Long Term Evolution)に対応する。日ではソフトバンクとKDDI(au)が対応する見込み。米国での発表価格は199~399ドルだが、日国内での価格については未定。 体のデザインは、iPhone 4Sのイメージを踏襲しつつも、アルミ素材とガラスから構成される縦長のものになった。前機種のiPhone 4Sに比べ18%薄く、20%軽量化したほか、ディスプレイの解像度が従来の960×640ドット(3.5型)から1136×640ドット(4型)へと縦方向に広がった。体のカラーは従来同様、ホワイトとブラック

    アップル、LTEに対応した縦長デザインのiPhone 5を発表
    inside-rivers
    inside-rivers 2012/09/13
    9月21日発売開始。やっぱり、薄くなって縦長になるんやね。
  • 第5回 ドワンゴ川上会長が語るニコニコを取り巻く状況(前編)

    「ユーザーの中心は20代」「家電への進出」「ネットとリアルを融合」――。ニコニコ動画を軸に数々のサービスを展開するドワンゴは、今後こうしたキーワードとともにどこに向かっていくのか。稀有なWebサービスを展開するネット企業を創業した同社代表取締役会長の川上量生氏に、ニコニコの置かれている状況、今後の展開などを聞いた。 まず「ニコ動」というのは、もともとほとんどの要素が“ネタ”で成り立っていて、タグなんかも含めてすべての要素が“ネタ”となってみんなが遊べる。そういうものとして登場したんですけれども、そのうち広告が入るようになるなど、ちょっと普通のサイトに近づいてきているな、というのが、僕の中の危機感としてあったんですよね。 昔は「何が起こるか分からないからニコニコ動画を見ておかないと」という感覚があったわけですよ。今はその要素って事故ぐらいしか残ってなくて、何が起こるか分からないという感じがだ

    第5回 ドワンゴ川上会長が語るニコニコを取り巻く状況(前編)
  • 書籍のデジタル化を支援する新会社「出版デジタル機構」

    講談社、集英社、小学館など出版社11社は2012年3月29日、共同で発起人となり書籍のデジタル化を支援する新会社「出版デジタル機構」の設立を発表した。電子書籍の普及を格化させるため、電子化のノウハウや資金が不足している中小の出版社などを支援し、コンテンツ数を増やすことを狙いとする。5年後に100万点の電子コンテンツを流通させ、2000億円の市場創出を目指す。 電子書籍格的に普及しない大きな要因としては、紙の書籍と比べてコンテンツ数が圧倒的に少ないことがある。出版社がコンテンツを増やせない要因には「中小の出版社には電子化のコストとノウハウが不足している」(東京電機大学出版局局長で同機構の代表取締役に就任した植村八潮氏)ことがある。そこで、同機構は書籍のデジタル化に関する技術面とコスト面を含めた支援をする。サービスの名称は「パブリッジ(pubridge)」。すべての端末、書店、出版社を結

    書籍のデジタル化を支援する新会社「出版デジタル機構」
  • グーグル、過去20年のWeb技術とブラウザーの進化を一覧できるサイトを公開

    写真1●Web技術とブラウザーの進化について一覧できる特設サイト「The evolution of the web - ウェブの進化」 グーグルは2011年9月2日、過去20年ほどのWeb技術とブラウザーの進化について一覧できる特設サイト「The evolution of the web - ウェブの進化」を公開した(写真1)。同社のWebブラウザー「Google Chrome」のリリース3周年を記念しての公開だという。コンテンツは最新のHTML5を使って作られている。 上記サイトにアクセスすると、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)やJavaScript、SSL(Secure Sockets Layer)、CSS(Cascading Style Sheets)といったWebを支える主要技術と、主だったWebブラウザーの登場年月およびバージョンアップの履歴など

    グーグル、過去20年のWeb技術とブラウザーの進化を一覧できるサイトを公開
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