歴史に関するinvictusのブックマーク (235)

  • ダーウィンから「社会ダーウィン主義」へ、進化論わい曲の歴史

    米バージニア大学(University of Virginia)提供の英自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)の肖像写真(撮影日不明、2004年11月30日提供)。(c)AFP 【2月9日 AFP】英国の自然科学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)の生誕から12日で200年を迎えるが、彼の唱えた進化論は、それまで考えられていた自然界における人間の位置付けを大きく覆すと同時に、社会的・人種的不平等の非合理的な正当化を勢いづける結果にもなった。 そうした正当化の最たるものが、心身が弱いとみなされた人びとに避妊処置を施したり、集団的な殺害さえも含めた「間引き」を行い、「人類という種のクオリティを強化」すべきだとした「優生学」という思想を擁護する際、「社会ダーウィン主義」と呼ばれる理論が引き合いに出された例だ。 しかし、キリスト教徒であり、英19世紀ビ

    ダーウィンから「社会ダーウィン主義」へ、進化論わい曲の歴史
  • 東中野修道の敗訴確定 - Apeman’s diary

    MSN産経ニュース 2009.2.5 「南京事件研究書で賠償確定」 南京事件の研究書で事件の被害者とは別人と指摘され、名誉を傷つけられたとして、中国人の夏淑琴さんが、著者の東中野修道・亜細亜大学教授と出版元の展転社に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(涌井紀夫裁判長)は5日、教授と同社の上告を退ける決定をした。東中野教授と同社に計400万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。 単に時間の問題に過ぎなかった、予想通りの結果ですが。 しかしこの判決にもかかわらず、日が南京事件否定論やホロコースト否定論に対して非常に甘い社会である、ということは否定しがたい事実です。ウィリアムソン司教の発言(およびヴァチカンによる破門撤回の決定)に対する欧米社会の反応と比較すれば明らかなことですが。

    東中野修道の敗訴確定 - Apeman’s diary
  • ホロコースト否定論者の司教 - Apeman’s diary

    ざっと見た限り日語での報道はこれくらいだった。 CNN.co.jp 2009.01.27 「ローマ法王、ホロコースト否定の司教破門を撤回」 エルサレム(CNN) ローマ法王ベネディクト16世は24日、ナチスドイツ時代のユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を否定する発言をした英国人のリチャード・ウィリアムソン司教らの破門を撤回すると発表した。イスラエルのユダヤ人当局者は、これに強い不快感を示している。 破門を撤回されたのは、聖ピオ十世会所属のウィリアムソン司教ら4人。同司教は先日スウェーデンのテレビ局に対し、ナチスドイツの収容所で死亡したユダヤ人は20─30万人にのぼるものの、ガス室で死んだ者はいないなどと主張した。 (…) 聖ピオ十世会は1960年代のバチカン改革に反対したルフェーブル大司教によって設立され、非認可の儀式で4人を聖職に任命。この結果88年、当時のローマ法王ヨハネ・パウロ2世が

    ホロコースト否定論者の司教 - Apeman’s diary
  • 歴史修正主義批判がなされるのは「絶対的真実としての歴史があってそれに対する修正を許さない」からではない - 非行型愚夫の雑記

    http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20081208/1228726052での藤田直哉氏*1に限ることではないのですが、歴史修正主義という言葉の成立過程を知らないがゆえの無知に基づいたどうしようもない憶測と、それを前提としたどうしようもない「批判」があるのは事実ですので、それについて説明したいと思います。 @crow_henmi 普通にパフォーマティヴに左翼を攻撃しているんでしょう。そして「歴史修正主義」という言い方には、「決まっている真実」があり、それを修正している、という意味を含意していると思うが、「決まっている真実」がない以上、「歴史修正主義」というレッテルもおかしい... 5:04 AM Dec 2nd from web in reply to crow_henmi 「決まっている真実」(虐殺の数)があると思い込み、疑わず、それを信じない人に「修正

    歴史修正主義批判がなされるのは「絶対的真実としての歴史があってそれに対する修正を許さない」からではない - 非行型愚夫の雑記
  • 「南京問題小委員会の調査検証の総括」批判のために(1) - Apeman’s diary

    はじめに 「日の前途と歴史教育を考える議員の会」の南京問題小委員会は去る平成19年6月19日付けで「南京問題小委員会の調査検証の総括」(以下、「総括」と略記)なる文書を公表した。その後、この「総括」をベースに『南京の実相 国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった』(水間政憲著、日新報道社)が刊行されている。 「総括」は「日政治家も日中間の歴史認識問題に関して、客観的一次資料に基づく基的知識が必要」という判断に基づいて調査・作成されたものとされ、「第百会期国際連盟理事会(一九三八年一月二十六日〜二月二日)の議事録」こそが「白眉の史料」であるとし、「南京虐殺」がなかったことを示す「状況証拠を裏付ける事のできる決定的資料である」と主張している。 もとより、歴史的な出来事を再構成するうえで「一次資料」が重要であることに異論はない。ただし、重要なのは(1)個々の資料を他の資料との関係で意

    「南京問題小委員会の調査検証の総括」批判のために(1) - Apeman’s diary
  • お粗末<主張>で産経新聞は謝りたくない相手に頭を下げる羽目に!:イザ!

    産経新聞が、中国の、しかも<南京大虐殺記念館>に頭を下げなければならないとしたら、この年末押し詰まってのビッグ珍ニュースになるかもしれない。 産経12月19日の<主張>は、「南京大虐殺記念館 問題写真撤去を第一歩に」と題して、鬼の首を獲ったかのような社説を掲げた。 中国・南京市の南京大虐殺記念館に展示されていた3枚の写真が撤去されていることが分かった。いずれも、南京事件とは無関係であることがはっきりと証明されている写真である。 (中略) 日の外務省は同記念館が南京事件から70年にあたる昨年12月に再オープンして以降、この3枚を含む複数の写真について、史実に反するなどとする日の学問状況を非公式に中国に伝えてきた。3枚の問題写真の撤去は、こうした外交努力の成果といえる。 外務省が歴史問題で中国にこのような働きかけを行ったことは極めて異例だ。当然とはいえ、その努力を評価したい。 http:/

  • またはじまったよ - Apeman’s diary

    finalventの日記 「産経社説 【主張】南京大虐殺記念館 問題写真撤去を第一歩に - MSN産経ニュース」 産経新聞に抗議しないと、finalventさんが、ますますトンデモに引っかかっちゃいますよ。すでに、他分野でも引っかかっていると思われているし、ってか、を読んで、そのまま信じちゃうってことはあまりないですよ。 とえらそうなことをおっしゃってるが・・・・・・。エントリ中で言及されている過去エントリはこちら。 南京での日兵の暴虐は米国に伝えられたとのことで、あたかもその報道写真のごとく、れいの写真掲載ライフが出てきた。をっとぉ。 これに対しては当時青狐さんが反論というか質問をしている。 いや、「ライフ」にマギーフィルムの画像が掲載されたというシーンだったわけですが。どこが「をっとぉ」なのでしょうか。 で、この問いはスルー*1。今回産経新聞がとりあげているのはこの写真であるわけだ

    またはじまったよ - Apeman’s diary
  • 産経新聞の「捏造」 - Apeman’s diary

    Yahoo!ニュース 「南京大虐殺記念館、信憑性乏しい写真3枚を撤去」 MSN産経ニュース 「南京大虐殺記念館、信憑性乏しい写真3枚を撤去」 南京大虐殺記念館、信憑性乏しい写真3枚を撤去 中国・南京市にある南京大虐殺記念館が、信憑(しんぴょう)性が乏しいと指摘されていた写真3枚の展示を取りやめたことが17日、政府関係者の話で明らかになった。「連行される慰安婦たち」「日兵に惨殺された幼児たち」「置き去りにされ泣く赤ん坊」の3枚で、日の研究者らは南京事件と無関係だと指摘していた。中国が同館の展示について“是正”に応じたのは初めて。ただ、30万人という犠牲者数の掲示や“百人斬(ぎ)り”など事実関係の疑わしい展示多数はそのままになっている。 (中略) また、幼児たちの写真は、朝鮮現代史の学術書に掲載されたもので、匪賊(ひぞく)(盗賊集団)に殺された朝鮮の子供たちの遺体。赤ん坊の写真は米誌「ライ

    産経新聞の「捏造」 - Apeman’s diary
  • 「歴史=物語」の倫理学―《痕跡》と《出来事=他者》のあいだにある「主体」について― - 過ぎ去ろうとしない過去

    歴史」をとりあえず「記述された歴史」という狭義の意味で定義してみよう。次に、この「記述された歴史」が、実際に起きた出来事としての歴史と等しいものかどうか検討してみよう。たとえば史料において、われわれは戦国時代の日には織田信長という人がいたことを知る。しかし、もちろん同時代には彼以外にも何千万ものの無名の人々がいたのであって、しかし彼らについては、われわれはおそらく永遠に知ることができない。また、「言語論的転回」*1を経た今日では実際に起きた桶狭間の合戦と史料に記述された桶狭間の合戦の間には、どんなに信頼できる史料だろうとなお、埋めることのできない差異があることは常識である。 以上のことから、「歴史」は「物語」*2であるという言説が産まれる。それはある種の人々、たとえば「新しい教科書をつくる会」のような人々にとっては都合の良いナショナル・ヒストリーを構成するための言い訳であり、このような

    「歴史=物語」の倫理学―《痕跡》と《出来事=他者》のあいだにある「主体」について― - 過ぎ去ろうとしない過去
  • テンプレを踏んでいることに気づかないテンプレ通りの人たち - Close To The Wall

    東浩紀の発言から始まった年末南京事件騒ぎだけれども、このパターンほとんど年始のフロムダ氏の南京論争とそっくりで、わたしとしては以下の一年前の記事を再掲するだけで終わらせても良いくらいだ(この騒ぎでにわかにリバイバルしてアクセス数が増えている)。 「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close to the Wall 続・「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 - Close to the Wall 南京事件否定論は基的にトンデモ - Close to the Wall 論争傍観者を自称する人間についての二つの問題 - Close to the Wall ただ、東のいっていることは単純に歴史修正主義容認論とみなしていいのかどうかはやや判断に迷うところなのでさておくが、ゼロアカ門下生藤田直哉id:naoya_fujitaの発言はひどいのを通り越してもはや犯罪的だと

    テンプレを踏んでいることに気づかないテンプレ通りの人たち - Close To The Wall
  • 【正論】拓殖大学大学院教授・森本敏 田母神論文の意味するところ - MSN産経ニュース

    ≪侵略でないといえない≫ 歴史戦争は人間社会の複合された所産であり、日が先の大戦に至るまでにたどった道を省みれば、明らかに「自衛」と「侵略」の両面がある。歴史を論じる際、これらをトータルに観察し分析すべきである。田母神俊雄・前航空幕僚長の論文を読んで感じるのは、証拠や分析に基づく新たな視点を展開するならともかく、他人の論評の中から都合の良いところを引用して、バランスに欠ける論旨を展開している点である。あの程度の歴史認識では、複雑な国際環境下での国家防衛を全うできない。 大戦に至る歴史の中で日が道を誤る転換点となった張作霖爆破事件は、満州権益の保護拡大のため関東軍が独断専行の結果引きおこしたものであることは各種証拠からほとんど間違いない。このときの処置のあいまいさや満州での激しい抗日運動、関東軍の独断がその後の満州事変の引き金になり、満州国建国、上海事変、シナ事変へと続いていったのであ

  • 歴史の物語り論−「開かれた未来」からの歴史認識の可能性について - tukinohaのアニメじゃない日記

    1980年代のドイツで起こった「歴史家論争」の渦中、感傷的な筆致によって第二次大戦中のドイツ軍との心情的同一化、ひいては彼らの行った歴史的事実の正当化を試みたアンドレス・ヒルグルーバーに対し、ユルゲン・ハーバーマスは以下のような批判を加えた。 「人は、当惑して次のような疑問を抱くであろう。ヒルグルーバーは、何ゆえに1986年の歴史家に、40年の歳月を経た時点から振り返ることを試みさせないのか、すなわち、どのみち自らをそこから引き離すことはできない自分自身のパースペクティブを引き受けさせないのか、と。さらに言えば、現在から振り返るパースペクティブには、直接その場、その時に居合わせた当事者たちとの選択的な認識を関係づけ、互いに比較考量し、あとから生まれた者の知識でもって補足することができるという解釈学的な利点がある。しかしながら、ヒルグルーバーは、このようなほとんど「正常な」と言いたくなるよう

    歴史の物語り論−「開かれた未来」からの歴史認識の可能性について - tukinohaのアニメじゃない日記
  • ぼくが歴史修正主義者だった頃 - Danas je lep dan.

    以下のエントリを読んで,猛烈に自分語りをしたくなった。 ちょっとした昔話 - 自由帳で数学とか物理とか ぼくは「気がついたら〜になっていた」という事の多い人間だ。気がついたらオタクになっていた。気がついたらユーゴに嵌っていた。そして気がついたら歴史修正主義者になっていた。 ぼくにとっての「始まり」は,『戦争論』だったと思う。無論クラウゼヴィッツの方ではなく今ぼくが批判している小林よしのりの方だ。井沢元彦あたりを読んで,中学に入るか入らないかの頃には改憲論者になっていた,という事は憶えているのだけれど,いつ小林を読んだのかはよく憶えていない。 高校三年の時。今は疎遠になったある友人から『嫌韓流』というが面白いと勧められた。ぼくはそれを近所の諸点で立ち読みし,すっかり感化された。ぼくはその友人からも疎ましがられるような立派な嫌韓派になり(ネットに触れる事でますます急進化していった),今まで「

  • 検証 田母神前空幕長論文 - ホドロフスキの記録帳

    朝日のWEBサイトにもアップされてないみたいだから、もういいだろうという勝手な判断で丸っとコピっときます。 田母神尊師の論文は コチラ(PDF) でチェキ。 関連:田母神論文は「上杉謙信が女だった」という珍説と同じだ 朝日新聞朝刊2008年11月11日(火) 2面 検証 田母神前空幕長論文 波紋を広げる防衛省の田母神俊雄・前航空幕僚長の論文。日の侵略を否定する考えは、自衛隊内でどう受け止められているのか。幹部の歴史教育はどうしているのか。11日の参院への参考人招致を前に取材し、論文の問題点を、近現代史が専門の秦郁彦、保阪正康両氏に聞いた。 (聞き手=編集委員・藤森研、川端俊一) 秦郁彦 はた・いくひこ 元日大学教授、現代史家。当事者からの聞き取りや一次資料の確認など実証的な軍事史の研究で知られる。75歳。 保阪正康 ほさか・まさやす ノンフィクション作家。日近代史、とりわけ昭和史に詳

    検証 田母神前空幕長論文 - ホドロフスキの記録帳
  • 「田母神論文」は孤立した現象ではない(追記あり) - Apeman’s diary

    新聞等の報道によれば、アパの懸賞に応募した自衛隊員はすべて空自だったそうで、ますます「これまでなぜ看過してきたのか?」が問われることになりそうです。ではことは空自だけのことなのか、といえば残念ながらそうではない。例えば「田母神論文」に登場する「張作霖爆殺=ソ連の陰謀」説。「盧溝橋事件=中共の陰謀」説の方は事件発生の経緯が(有力な通説こそあっても)完全に明らかになってはいないことや当時の華北の情勢などに照らしていえば、まだマシです*1。しかし「張作霖爆殺=ソ連の陰謀」説の方はもう、情報の信憑性の評価がまともにできないかイデオロギーのためならそうした評価をパスして平気な人間*2しか採用しえないシロモノです。で、こうした説が『ムー』に載っているのであれば別に気にするほどのことでもないのですが、ご承知のように『諸君!』や『正論』が鳴り物入りでとりあげたわけです。そのキャンペーンに加担した知識人の一

    「田母神論文」は孤立した現象ではない(追記あり) - Apeman’s diary
  • 田母神・前空幕長の論文から思うこと - 石破茂(いしばしげる)ブログ

    異論正論 石破 茂 (著) 政策至上主義 石破 茂 (著) 日列島創生論 地方は国家の希望なり 石破 茂 (著) 石破茂 非公認後援会 どんどろけの会(著) マンガで読む国防入門 石破 茂 (著) 原 望(著) 日人のための「集団的自衛権」入門 石破 茂 (著) 日を、取り戻す。憲法を、取り戻す。 石破 茂 (著) 真・政治力 石破 茂 (著) 国難 石破 茂 (著) こんな日をつくりたい 石破茂 (著), 宇野常寛 (著), 田村昌裕 (写真) 国防(文庫版) 石破 茂 (著) 日戦争と平和 石破 茂 (著), 小川 和久 (著) 軍事を知らずして平和を語るな 石破 茂・清谷 信一 (著) 国防(単行) 石破 茂 (著) 坐シテ死セズ 石破 茂 ・西尾 幹二 (著) 職業政治の復権 石破 茂 (著) 石破 茂 です。 田母神(前)航空幕僚長の論文についてあちこちからコメント

    田母神・前空幕長の論文から思うこと - 石破茂(いしばしげる)ブログ
  • 「侵略国家はぬれぎぬ」=空幕長が懸賞論文で独自史観−日中戦争正当化、反発必至(時事通信) - Yahoo!ニュース

    「侵略国家はぬれぎぬ」=空幕長が懸賞論文で独自史観−日中戦争正当化、反発必至 10月31日17時50分配信 時事通信 航空自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長が「日が侵略国家だったとはぬれぎぬだ」などと主張する論文を民間企業の懸賞論文で発表したことが31日、分かった。論文は同日最優秀賞を受賞し、企業のホームページ(HP)に公開されている。一貫して日中戦争を正当化する内容で、中国などアジア諸国の反発が高まることは必至だ。 論文は「日は侵略国家であったのか」という題で、全国にホテルを展開する「アパグループ」(東京都港区)が、第1回「真の近現代史観」懸賞論文として募集した。最優秀賞の懸賞金は300万円。同社はHPのほか、11月5日発売の自社発行の雑誌にも掲載、英訳も含めた論文集も出版するという。

    invictus
    invictus 2008/10/31
    ざっと論文読んでみたら予想以上に酷かった。
  • 二審も「軍の深い関与」認める=大江さん著書の名誉棄損否定−沖縄戦集団自決訴訟(時事通信) - Yahoo!ニュース

    太平洋戦争末期の沖縄戦で住民に集団自決を命じたとする虚偽の記述で名誉を傷つけられたとして、元日軍守備隊長らが「沖縄ノート」の著者大江健三郎さん(73)と岩波書店を相手に、出版差し止めや慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が31日、大阪高裁であり、小田耕治裁判長は請求を退けた一審判決を支持、元隊長らの控訴を棄却した。 一審と同じく、日軍や元隊長による自決命令の有無などが主な争点だった。 小田裁判長は一審に続き、「軍が集団自決に深く関与したことは否定できない」と指摘。一方、命令の有無についても「証拠上断定できない」と一審とほぼ同じ判断を示した。 その上で、「元軍人らの直接的な自決命令の真実性は揺らいだが、命令を真実と信じる相当な理由があった」として名誉棄損を否定した。  【関連ニュース】 ・ 〔終戦特集〕太平洋戦争歴史を振り返る ・ 死刑廃止、前向きに検討を=日政府に勧告-国

  • 歴史修正主義は誰のせい? - rna fragments

    正月に書いたエントリ歴史修正主義の手口についてにコメントがありました。ブクマが増えてたりするけどどっかに貼られました? 以下 TT さんのコメントに対するお返事。 例えば、原爆や東京大空襲を否定するアメリカ人はいません(いるのかもしれませんが、少なくともそう言うにはお目にかかった事がないです。正しかったという人はいますが)。 歴史修正主義の手口について - TTさんのコメント それは当たり前で、そもそも原爆投下は世界にその軍事力をアピールするためでもあったわけだし、原爆開発に参加した科学者たちも誇りを持ってやっていたわけです。事実自体を否定する動機がありません。だから原爆や空襲についてはその正当性が争点になります。*1 一方で南京事件は当時にあってすら不祥事だったのです。報道規制もあり戦時中は国民にはほとんど知らされませんでした。慰安婦にしても軍隊内では公然のものとしても、内地の国民には

    歴史修正主義は誰のせい? - rna fragments
  • 別に是非をどうこうという話では無いんですけれども - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20080903/p3 まあエサに釣られた馬鹿とみなされてはかなわんのであまり深入りはしたくないのですが、一点だけ。 稲葉先生はフランソワ・フュレを参考文献であげられています*1。それ自体に文句を言うつもりは無くて、まあ稲葉先生のような主張をされるのならばもちろん参照はされるだろうなあとむしろ納得したのですが、ただフランソワ・フュレという人については一応ちゃんと説明しておかなければいけません。なぜならば彼は「歴史修正主義」の歴史家であると一般的には認識されているからです。もちろんフランスで言う「歴史修正主義」は日ドイツのように否定的意味を持っていないし、彼のフランス革命再解釈の評価は高いです。ただ、「資主義よりも共産主義の害のほうが大きかった」という文脈でフュレを持ち出されるならば、フュレとの往復書簡も刊行さ

    別に是非をどうこうという話では無いんですけれども - 過ぎ去ろうとしない過去