今回の隕石の落下では、事前に小惑星としての観測はなされていなかった。このサイズの小惑星は元々観測が難しい上に、地球に接近した側は当時日中であったため、事前の観測による落下の把握は極めて困難であった[30]。今回の隕石落下の事象以前で、落下前に小惑星が観測されたのは、2008年10月6日6時39分に発見され、10月7日2時46分スーダンに落下した直径2mから5mの2008 TC3の1例のみで[31]、今回の事象以後で観測されたのは、2014年1月1日6時18分に発見され、1月2日3時0分に落下した小惑星2014 AAなどごく少数である[32][33]。 宇宙からは、欧州気象衛星開発機構が運営している気象衛星の1つであるメテオサット10が偶然、大気圏に突入した後の隕石雲の画像を捉えていた[34]。 CTBTOが捉えた隕石の落下に伴う超低周音波。 CTBTOは2月28日に、同機関が核実験の監視の